ストは解除されたけど、政府命令で公立学校は閉鎖。
先生達も足並みがそろわず、朝、張りきって制服に
着替えて登校したものの、昼前には帰宅という始末。
ー7年生のジェームスと4年生のダニエル兄弟ー
ケニア教組のストが始まって23目の1昨日、ストは解除になった。朝、子ども達は走って登校して行った。授業が再開されても、23日間の遅れを取り戻すのは難しいだろう。教育界は混乱状態だ。
さて、ケニアの治安はますます悪化している。
数日前、東海岸のモンバサで、ODA(政府開発援助)関係の仕事をされていた日本人男性が強盗に襲われ射殺という事件が起きた。日本では大きく報道されたようだが、地元ケニアのマスコミは全く取り上げていない。
以下は日本大使館の注意喚起メールである。
「 最近、ジョモ・ケニヤッタ国際空港において、邦人が被害者となる盗難事件が発生しています。
国際線ターミナル1のカフェレストランで食事中、カートにトランクを積み、その上にパソコンの入ったバックを乗せテーブルの脇に置いていたところ、ウェイトレスが話しかけている隙にそのバックを盗まれました。空港ではバック等の盗難が多発している模様です。
また、過去には、出国審査を終えて搭乗ゲートのベンチに座り、荷物の詰め替えを行うため、空いていた隣の席に現金・旅券等の入った袋をおいたところ、盗まれた被害も発生しています。
皆様におかれましては、この夏休み期間中、今一度、防犯意識を高めていただき、荷物から目を離さない、レストラン等利用時はバック等は常に視界に入れ、手元や膝の上など体に密着させておくようにして下さい。足元や隣の席に置いたり、椅子にかけておくことなどを避ける等の注意喚起をお願いいたします。」