昨日の午前中は、ちいさなえほんやひだまり の店主、
青田 正徳さん講演会
「人生に彩りを添える絵本の魅力～ママと子どもたちの未来を創る絵本たち」
を開催しました。
何度聴いても青田さんのお話は素晴らしいです
青田さんとしては、お話ししたいことがたくさんあって、
「出来れば２時間は話したい！」と以前おっしゃっていたので、
今回はビッシリ２時間の講演、更に講演後に絵本をゆっくりと手に取ってもらえるように、
会場を長い時間借りて、皆さんにじっくりと楽しんでもらうことにしました。
結果、このパターンが良い
と思いました。
これからも、青田さんの講演会は、このパターンで行きたいと思っています。
（年内に、絶対にもう１回は開催したい！）
今回も青田さんセレクトの素晴らしい絵本をたくさん持って来て下さいました。
ずらーっと並んだ絵本を見ているだけでワクワクします。
主催者の特権。講演会が始まる前から青田さんのお話を聴けるんです。朝から熱い青田さんです。
講演会では、次から次と、色んな絵本を読みながら紹介してくれます。
「ももたろう」みないな名作は色んな出版社が「名作シリーズ」として出しますし、
「スーホの白い馬」みたいに教科書に載るお話もあります。
でも大切なシーンがカットされていたり、教科書的にNGな表現が省かれていたりします。
しかし、それがあるとないとではせっかくのシーンが台無しになってしまったり、
躍動感がなくなってしまったり、
イメージすることや想像することを楽しめなかったり、
メッセージが変わってしまったり、
色んなもったいないことが起こってしまいます。
だから、名作はきちんとした絵本で読んで欲しい。青田さんは力説されます。
私も青田さんからお話を聴くまで、「ももたろう」の本当のストーリーを分かっていなかったです。
本物の「ももたろう」を子どもに読んであげたい。そう思います。
読み聞かせする時のポイントも教えてくれます。楽しそうな青田さん。
親父ギャグ炸裂の青田さん。参加者の皆さんはドッと笑ったり、時々ジーンと泣きそうになったり…。
この絵本、欲しいな。今度、ひだまりに買いに行かなきゃ。
絵本を色んな角度から楽しむポイントを教えてくれます。
あっという間の２時間なんです。もっと聴きたい！って思います。
終わってみると、机の上には、今回青田さんが紹介してくれた絵本が山になっています。
今回の講演会は託児付きにしたので、託児を利用した方は参加費がその分高くなっちゃうのですが、
でも、その分、ゆっくりと青田さんのお話に集中できて、満足して頂けたのではないかと思います。
またマットスペースも作り、月齢の小さい赤ちゃんはママが抱っこして参加OKにしました。
そして、今回も一緒に主催者として準備を手伝ってくれて、
当日も素敵な写真をたくさん写してくれたKiyonaちゃん。
ありがとうございました
Kiyonaちゃんはよく気が付いてくれるし、フットワークが軽くて仕事が速いので、すごく頼りになるんです。
いつも本当にありがとうね
私は今回で青田さんの講演を聞くのは３回目です。
何度聴いても面白いし、
何度聴いても飽きません。
毎回紹介される絵本もあります。
それでも、その時によって、響く言葉が違ったりして、何回聴いても新鮮です。
今回私に特に響いた言葉。
「絵本も良いけど、絵本を読んでいる時間をどれだけ楽しむか、が大切」
本当にそうだな～と思いました。
絵本を我が子に読んであげる時間って、限られますものね。
我が家で言えば、中１の娘には、もう読んであげていません。
５歳の息子に読んであげている時に、一緒に聴いていることはあるけど、
娘のために最後に読んであげたのは、一体いつだったかも覚えていません。
娘が小さい時、私は超忙しいワーキングマザーでした。
生後８週で私は仕事に戻り、
仕事を辞める小学校２年生まで、恥ずかしながら絵本を読んであげた思い出はほとんどありません。
娘が眠ってから帰宅することが多かったし、ほとんど父子家庭状態だった我が家。
昨日、私が買って来た「めっきらもっきら どおんどん」を見て、
「あ！この本知ってる
保育園で読んだ」と言う娘。
娘はこの本を知っていました。
私は昨日初めてこの本を読んだのに。
５歳の息子はこの本をとても気に入り、「もう１回読んで！」と何度も言いました。
私が何回か読んであげた後、自分でも声を出して読んでいました。それ位、気に入ったようです。
息子が眠った後、まだ起きていた娘に、
「ゆっきが小さい時に、ママ、絵本とか全然読んであげなくてごめんね」と謝りました。
「いいよ」と許してくれている娘。
東京ディズニーランドや、ユニバーサルスタジオや、グアムやハワイには連れて行ってあげられたけど、
今、私がお母さん達にその魅力を伝えているベビマや、わらべうたや、絵本などは全然やってあげていません。
当時、私は精一杯やっていました。
決して育児放棄していたわけじゃないし、冷たい母親でもなかったと思います。
責任のある仕事をこなしながら、私なりに母親業をやっていました。
でも、お金は使ってあげられたけど、
自分の時間をあまり娘に使ってあげられなかった。
それは、今でも私の中の心残りです。
ベビマとか、わらべうたとか、絵本とか。
それら一つ一つの魅力ももちろん素晴らしいけど、
もっと素晴らしいのは、それらを子どもと一緒に楽しむ時間なんです。
それがずっしりと私の心に響いた青田さんの昨日のお話でした。
青田さんのお話は、
絵本の紹介や面白さのお話に留まらず、
人として大切なこと、
親として大切なこと、
生きるとはどういうことか、など、
色んなことを考えさせられます。
青田さんの知識、経験、想いを
私たちの世代がどれだけ受け継いで行けるだろう…。
しっかりと受け継いで、次の世代に伝えて行きたい。
そう思いました。
だからまた青田さんのお話を聴いて、いろいろ勉強させて下さい。
青田さん、お忙しいところ、今回も本当にありがとうございました。
参加して下さった皆さん、ありがとうございました。
一緒に主催してくれたKiyonaちゃん、当日お手伝いしてくれたKiyonaちゃんパパ、ありがとうございました。
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