◆圧巻!ステージの表現者
こんばんは!!喜多方市塩川町で、ぴありな音楽教室を主宰しています、鈴木です。
先週、13日土曜日、会津風雅堂で開催された、
【小曽根真ピアノリサイタル】
に行ってきました。
『ピアノリサイタル』というタイトル、なんか、クラシックのリサイタルみたいですよね。
きっと、地元の小曽根さんを知らない方は、そう感じたかも。
先日、ブログにも書かせていただきましたが、小曽根さんは、ジャズピアニスト(さらに、音楽の幅を広げるために、後に、クラシックピアノも学んでいます)。
高校生だった私に、ジャズ音楽の間違った捉え方を変えた、小曽根さんの音楽。
開演時間は、明るい午後3時。
なんとなく、小曽根さん、ジャズというと、夕方、夜というイメージがするんですけどね・・・
チラシの主宰とか共催とか見ていると、文化・教育系の団体なんですね。
だから、それ関係の(小曽根さんの事は知らないで、関係者ということで、付き合いで来ている方)と、私のような、小曽根音楽好き派が、混じり合う、地方ならではの客層でした。
ただ、断言できる事は、リサイタルを聴き終えた人達は、みんな、大満足だったんじゃないでしょうか。
小曽根さんは、サプライズで、後ろのドアから、登場!!(私の、すぐ脇を通ったんですよ!!)
プログラムなし。
なぜって、小曽根さんも、何を弾くか、決めてないんですって。
一応、候補曲は、メモってきたみたいだけど。
会場の雰囲気を感じ取って、もちろん、即興を交えて、演奏してくれました。
合間あいまに、トークがあるんですが、とっても、気さくでね。
ジャズとの出会い、
ピアノとの出会い、
音楽仲間との出会い、
こうしたお話しも、聞いていて、楽しかった、その人の生き方に触れるって、興味深いですよね。
演奏の始まり・終わりで説明する、曲名、その曲のエピソードも含め、こうした、トークも、メモしました(なんせ、プログラムもないので)。
そうそう、前の日が、アメリカのピアニスト、チック・コリアの誕生日という事で、ステージ上から、小曽根さんが、チックにメッセージを送りました。
私たち、客席からの「ハッピーバースデー、チック!!」の声を添えて。
同じ場所で、4月に、辻井伸之さんのピアノリサイタルがありました。
こちらは、作曲家の思い・考えを取り込み、自分の技術を磨きながら、楽譜に忠実に表現する。
そして、小曽根さんは、その場の空気を大切に、自分の技術を磨きながら、自由に表現する。
一見、畑違いに感じるけど、お二人とも、プロの表現者。
素晴らしい、時間でした。
新しい教室のコースプレ・ピアノコース が出来ました。
ぴありな音楽教室では、現在、体験レッスンを行っています。 ぴありな音楽教室に興味のある方は、お問い合わせくださいね。
お目にかかる日を楽しみにしています。