非常勤講師の3学期
ブログネタ:仕事始めは何日から? 参加中
箱根駅伝が終わると三元日も終了、松の内までは完全にはお正月気分は抜けきらないものの、そろそろ仕事が気になってくる時期になります。
気が付けば私も、1週間後には非常勤講師としての勤務開始なので、ぼちぼち授業準備を始めたところです。
専任時代は部活の付き添いがあったため5日くらいには出勤していましたが、講師に降りてからは年明け最初の授業日に行けば良いです。
それでも昨年度は、常勤に近い拘束で毎日勤務の上、2期制ゆえ冬休み明け初日から授業だったので、7日頃から出勤したように記憶しています。それに比べると、今年は「学校講師」としてはのんびりしているかもしれません。(ただし、講師以外の活動は年中無休。でも、おととい昨日はダウンして寝てばかりでした(^_^;)
そうだ、この機会に、3学期(2期制の学校もあるので、冬休み明けと言った方が良いか)の講師の生活・心情について少し触れたいと思います。
私学非常勤講師は(常勤講師や私用期間の専任も)契約書上では「任期1年」ゆえ、翌年度の更新状況については、だいたい10~12月頃に校長や教科主任から告げられます。とはいえ、近年は特に「来年度の更新は無し(つまり1年で契約打ち切り)」と告げられるのが実情。
既に何度か書いたようにクビの理由は、その講師の働き具合は全く関係なく、あくまで学校の都合のみなのです!

自分自身も毎回こんな感じで一度も継続勤務を経験していないですし、仲間達の勤務経験校でも講師が次々にクビ宣告されると
全く、人をモノとしてしか扱っていないかのごとく!


hot氏のブログ
記事「非常勤講師をバカにするな
」でも同様の事が書かれています。
>学校経営者や管理職は非常勤講師のことを人間として扱っていない。
>契約時に嘘はつくわ、いい加減なことを言うわ、で腹立たしい。
>契約時に嘘はつくわ、いい加減なことを言うわ、で腹立たしい。
この時期、体調を崩して連日休まれる先生が多くなりますが、寒さのためだけではないようにさえ思えてしまいます。
講師も生徒のため学校のため精一杯尽くし(学校によっては、無給の時間外業務や、専任のやりたがらないクラスの担当なども)、そういう頑張りを生徒達や周囲の先生方は認めて下さる場合がほとんどです。 でも上層部は、容赦なく切り捨てる。
いくら「1年契約」というのは承知で、「あなたに問題はない」と言われても、やはり悲しく、それまでのように張り切る気力が続かなくなりそうなのです。年々繰り返すにつれ、その気持は強まります。
まして採用時に「1年で辞めさせない」と言われたなら尚更、意図的であっても状況が急変した故でも、結果的に騙されたのには変わりません。

いくら「1年契約」というのは承知で、「あなたに問題はない」と言われても、やはり悲しく、それまでのように張り切る気力が続かなくなりそうなのです。年々繰り返すにつれ、その気持は強まります。
まして採用時に「1年で辞めさせない」と言われたなら尚更、意図的であっても状況が急変した故でも、結果的に騙されたのには変わりません。
そしてクビが決まると、次の職場を探さねばならない。何通も履歴書を書き、その中から書類審査で通過した所に試験・面接に行き、そこからようやく採用されるのは毎年1~2校。こうした活動に、どれだけの時間・お金・労力を要するのか分かっているのか
新卒で同じ学校に長年いるだけの校長さんには分からんでしょうね(苦笑)
しかも、それが「当たり前」との言葉さえ発し、ショックな気持さえ持つのもダメで、こうした余分な負担がかかる中でも今まで通り勤務しろと。
もちろん教師として、その年度(3月)一杯まで責任持って勤めるのは当然なのも分かっていますよ。
でも、講師だって「心」を持つ人間、授業を行うロボット
ではない!!!
おまけに生活や人生だってかかっているのだ。

しかも、それが「当たり前」との言葉さえ発し、ショックな気持さえ持つのもダメで、こうした余分な負担がかかる中でも今まで通り勤務しろと。
もちろん教師として、その年度(3月)一杯まで責任持って勤めるのは当然なのも分かっていますよ。
でも、講師だって「心」を持つ人間、授業を行うロボット


上記のブログ記事よりまた引用。
>簡単に講師をクビにする人に言ってやりたいですが、
>あなたが1年間一生懸命に仕事やったのに、理由もわからずに、
>契約だからといって「契約満了です」と言われたらどのような気分なのだろうか。
>あなたが1年間一生懸命に仕事やったのに、理由もわからずに、
>契約だからといって「契約満了です」と言われたらどのような気分なのだろうか。
そうした学校側(校長)の態度に腹が立ち、これが普通の会社だったらすぐに辞めている思った事は何度もあり、
過去の勤務校では、講師仲間達も怒って「校長を困らせてやりたい
」などと言ったりしていました。
でも仮に、私達が仕事をボイコットしたら、困るのは校長らではく生徒達。それは本意ではない。
過去の勤務校では、講師仲間達も怒って「校長を困らせてやりたい

でも仮に、私達が仕事をボイコットしたら、困るのは校長らではく生徒達。それは本意ではない。
生徒の中には、自分のアンチもいるでしょうが、自分の授業を聞いてくれる子がいる限り年度末まで勤める、それが縁あって受け持たせてもらった生徒達への礼儀でありましょう。
結局、生徒のため(というより礼儀)、自分に対する責任感、職場によっては講師仲間同士の励まし合いが、最終的な支えとなるのです。もはや「学校のため」に尽くすのではない。
あとは、徐々に近づく生徒達との別れに寂しさも感じます。
だからこそ、残り少ない授業時間を大切にしつつ、次の仕事(進路)を探す、これがこの時期の非常勤講師の姿なのです。
