福田内閣誕生、神戸高3自殺事件続報、そして時津風部屋 | 非常勤講師はつらいよ―私学非正規教員の本音と生活向上作戦

福田内閣誕生、神戸高3自殺事件続報、そして時津風部屋

 昨日、福田康夫総理大臣(第91代)と内閣が誕生した。大部分の閣僚は再任のようですね。



 神戸の高3自殺 に関しては、新たに同級生が2人逮捕されたという。2ちゃんねんるを中心とする掲示板等では大騒ぎになっている反面、安倍首相辞任~福田内閣誕生を中心とした報道に独占され世間からは記憶が薄れそうな中での逮捕であった。そして、ようやく学校HPも再開し、この件に関するお詫び も発表された。


しかしこの学校、過去にも様々な悪質いじめが起こっていたようですね!

2年前には、当時の高校2年生が同級生に酒を強要されたりネットに中傷を書かれたりした。被害者はPTSDと診断され、大学生になった今も症状に苦しみ通院しているとの事。その時の学校の対応も甘く、県への報告も1年後だったとか!!


「酒強要」事件、県への報告1年後 高3自殺の私立高

 自殺した男子生徒=当時(18)=が同級生らから金品を要求されていた事件のあった神戸市内の私立高校で、二年前にも同級生に酒を強要し、急性アルコール中毒にさせたとして生徒が傷害容疑で書類送検される事件があり、同校は新聞報道があるまで一年余りも兵庫県への報告を怠っていたことが二十四日、分かった。インターネット掲示板への中傷の書き込みなど今回との共通点があったとみられる。当時二年生で被害に遭った大学生の男性(18)は、事件について同校の調査、報告が不十分だったとし「事件を隠そうとするのは学校の体質。悔しいというより、情けない」と批判している。

 警察の調べや男性の話によると、二〇〇五年九月、教室でペットボトルのジュースにウオツカを混ぜて、同級生らが男性に飲ませた。

 男性は事件直後、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断された。学校を欠席し約一カ月後に登校できたが、その日、インターネットの掲示板に実名を出して「よく出て来られるな」といった書き込みがあるなどして、再び登校できなくなったという。

 同校は、調査に名乗り出た同級生五人のうち一人を退学、残り四人を一-三週間の停学処分とした。しかし、男性によると、もっと多くの生徒が取り囲み、飲酒するようにはやし立てたという。

 当時、説明を求めた両親に対して、同校は「子どもの悪ふざけだった」「詳しく分かり次第説明する」と釈明したが、その後も詳しい説明はなかったという。事件直後に保護者対象の説明会の要請もあったというが、実施されなかった。

 また、県教育課によると、同校が事件を報告したのは、神戸新聞の報道があった〇六年十一月。同課は当時、迅速な報告を同校に求めた。

 男性は今も、不意に声を発してしまうなどの症状が残り、通院を続けている。今回の事件については「事件が起きても不思議ではない」と指摘。男性の母親も「息子の時に事件を教訓とし、きちんと対策をしておけば、自殺した生徒は助かったのではないか。残念でならない」と語った。


また以下の掲示板によると、投稿者の一人の息子さん(中学生)が、同級生らのいじめによって盗みの罪をでっち上げられ、担任もそれを信じ、更には嫌がらせのメールも未だ続いているそうです。転校し、心のリハビリを続けながら新たな学校で元気を取り戻しつつあるとの事ですが、その退学した中学がこの滝川である事が判明します!

いじめ?

http://www.inter-edu.com/forum/read.php?17,641649,page=2

http://www.inter-edu.com/forum/read.php?17,641649,page=5

http://www.inter-edu.com/forum/read.php?17,641649,page=6


もう、こういう体質の学校なのでしょうか?この思春期は心身ともに不安定ゆえ、程度の差はあれいじめが全くない学校はないかもしれない。最近は携帯電話・ネットの普及によって、親・教師など大人達も見付けにくいものも多い。ただ、この学校は、いじめが発覚してからの対応があまりにもお粗末で、学校の名を守るために被害生徒の事はお構いなしという姿勢が見え見えのような気がしてならない。自身も様々な学校の内部事情を聞く中で、問題ある学校は多いと感じるが、さすがにここは子供を預かる資格はないように思う。

2ちゃんねるなどでは「犯人の実名」をはじめ、w氏からのコメント 通り、その主犯格が野球部のエースなどとの情報が流れているが、これは本当なのだろうか?もし違っていたら大変な事になるが、事実ならば、こんな奴らが球児の代表みたいな顔して平然とスポーツをやっている事に怒りを覚えるし、高野連などからの処分なども必要だ。
今は凍結されてしまったが、犯人の個人情報を含む事件の詳細をまとめたサイトも立ち上がりました。たとえ刑事上の「少年法」にや学校の「名誉」に守られても世間は許さないだろう。これだけネットで騒ぎになっているというのは、多くの一般人が怒っている事の表れと考える。

亡くなった生徒はもう帰ってこない。しかし、学校がこの事件をはじめとする数々のいじめ問題に真剣に向き合い、徹底的追及・被害者家族への心からの謝罪・再発防止に真摯に取り組んで欲しいと願う。



 また、6月に大相撲時津風部屋17歳力士が死亡 した件に関し、親方がこの弟子の顔をビール瓶で殴った事が今になって報道された!
兄弟子達だけでなく、本来なら行き過ぎたしごきは止めるべき立場の親方までが暴行に関わっていたとは酷すぎる話だし、この時期になって判明とは、部屋ぐるみで隠蔽していたのか!!メラメラ上記の滝川高校と被る部分があるように思う。朝青龍問題どころではないほど深刻である。しかも当日、本人が倒れてから1時間も放置していたらしい!!

更に夕刊によると、遺体は葬儀業者によって運ばれ、付添い人はなく「まるで犬猫のような扱いだった」そうだ。お詫びの気持ちすらないのか!?「耳は裂け根性焼きの痕」も本当だったのだ。

確かこの親方、自分の部屋の弟子が朝青龍にけいこで荒業を加えられたと出入り禁止にしませんでしたっけ?なのに自分は、もっと醜い事をしてたのですね!こんな殺人親方や力士どもは逮捕→廃業し、部屋も閉鎖すべきでしょう。厳しい処分を求めます。


力士死亡「過度の暴行」で時津風親方ら立件へ…愛知県警

 愛知県犬山市の大相撲時津風部屋の宿舎で、序ノ口力士、斉藤俊(たかし)さん(当時17歳)=しこ名・時太山=がけいこ中に急死した問題で、師匠の時津風親方(57)(元小結双津竜)らが過度の暴行を加えていた疑いが強まり、県警は、時津風親方や兄弟子数人を追及し、刑事事件として立件する方針を固めた。

 県警の任意の聴取に対し、時津風親方、兄弟子らはともに、死亡前日に、斉藤さんに暴行を加えたことを認めている。直接的な死因を特定するため、県警は遺体の組織検査をしており、傷害致死や傷害容疑が適用される可能性もある。

 調べによると、斉藤さんは今年6月26日午後0時40分ごろ、犬山市内の成田山名古屋別院内の宿舎で、朝げいこの最後に、兄弟子とぶつかりげいこをしていたところ、急に息が荒くなり、起きあがれなくなった。救急隊が駆け付けた時には心肺停止状態で、同2時10分ごろ、搬送先の病院で死亡が確認された。斉藤さんは午前10時半ごろからけいこをしていた。

 遺体の顔や体に複数の傷やあざが確認されたが、死因は当初、虚血性心疾患とされた。しかし、遺族の希望で行政解剖した新潟大病院からは、「多発性外傷によるショックが死亡につながった可能性がある」との所見が出されていた。

 これまでの調べでは、死亡前日の25日午前、斉藤さんが部屋から逃げ出そうとしたところ、兄弟子らに連れ戻され、親方からビール瓶で額を殴られたほか、兄弟子らから「指導」の名目で数十分にわたって殴る蹴るの暴行を加えられたという。

 斉藤さんは新潟県出身。5月の夏場所で初土俵を踏み、7月の名古屋場所で初めて番付に載ったばかりだった。

(読売新聞)