各停のグリーン車は楽しい | ささのブログ

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稽古場が徒歩30分ほどの場所に移り、ほとんど電車を乗ることがなくなった。定期的に電車に乗るのは、ささの葉会の教室と、福島教室、それに伶楽舎の練習くらいだ。福島教室は大宮から新幹線で70分くらい。あっという間だが、普段電車に乗らないので、小旅行のような気分で楽しい。


先週、新しい教室開設の話し合いで、実家に帰省した。東京から各駅停車で3時間弱。新幹線は通っていず、特急を使えば80分くらい。
 今回はギャラが出るわけでもなく、急ぐ必要もないので各駅停車の普通電車を利用した。この電車、中ほどに2階建ての「グリーン車両」が2両ある。各停のグリーン車はほとんど利用したことは無いが、この日は移動の車内でいろいろと書き物をしたかったので、乗ってみた。


 まず、ホームのグリーン車両の近くにある「グリーン券販売」の機械にsuicaを入れる。画面の指示に従うと、情報がsuicaに登録される。この時点の登録とは、グリーン券を買いましたよ、というだけのもの。席が取れるかどうかは、実際にグリーン車に乗って見ないとわからない。なので、車内で買うよりも、前もってホームで買うほうが、グリーン券は多少安い。座れない場合のリスク代だろう。


  車内に入ると各席の上部にランプが点いている。赤が空席、緑がすでに利用されている席。赤いランプの席に行き、suicaをかざすと、頭上のランプが緑色に変わる。これで登録完了。
もし、席を替えたいときは、次の席に行って再度suicaをかざせばよい。新しい席が緑色に替わり、同時に前の席のランプた赤色に変わる。よく出来たシステムだ。


  ちなみに、suicaカードを持っていない場合は、席に座っただけではランプの色は変えられない。時々回ってくる係員にグリーン券を見せると、係員が端末に行って登録をする。そのうち緑色に変わる。結構面倒だ。なので、グリーン車を利用したいならば、suicaは必需品だ。


 乗ったのが、金曜の午後。普通車両はそれなりに混んでいたが、グリーン車両は一人で2席使える程度にはすいている。快適。特急車両のように、前の席の背もたれの後ろ側には脱着式のテーブルが付いている。食事をするにも、書き物をするにも便利。早速、仕事に取り掛かる。


 一段落したら、一杯やりたくなった。しまった、ホームの売店でビールでも買っておくんだった・・・と後悔していたら、飲み物やお菓子を籠に入れた売り子さんがやってきた。グリーン車両には、車内販売員が同乗しているのだ!早速、ビールを購入。もう気分は小旅行だ♪♪


 帰りも各駅停車のグリーン車。今度は、駅の売店で大好きなハイボールを購入して乗り込んだ。帰りはさらにガラガラ。始発駅で出発したときには、車両には私一人。ほどなく、ハイボールを飲み干し、もう一杯やろうと、売り子さんを呼び止めると、空のハイボール缶を見て、「ハイボールですね、今、お持ちします」と、取りに帰って持ってきてくれた。いたれりつくせり。ハイボールを2本飲んで、トイレに行きたくなった。トイレの案内はどこにもない。勘を働かせて、2両連結してある中央に行って見ると、やはりそこにトイレがあった。


 ラッシュアワーの時間は、こんなにゆったりとは出来ないだろうが、平日の昼間のグリーン車はお勧めだ。1000円弱のグリーン券で、小旅行気分を堪能出来る。新幹線や特急電車と違って、時間がかかるので、仕事もじっくり出来る。これから、日立教室が開講したら、グリーン車での移動がやみつきになりそうだ。