少食のススメ | ささのブログ

ささのブログ

ブログの説明を入力します。

「こんなに食えるかよ… 」外食で、用意されたものを食べる際に、よくつぶやく言葉だ。

食は細い、らしい…。自分ではあまり自覚はないのだが、周りからはよく言われるし、実際、周りと自分を比べると、中型犬と小型犬くらい、食べる量が違う。

それでもなお、自分が少食だとは思えない。周りが過食なのだ。
例えば、コンサートツアー中のホテルのモーニングビュッフェ。他のメンバーは、男女問わず(というか、特に女性 )オカズを山盛りにして持ってくる。君はそれを消化出来る程の仕事やってるの?心の中でつぶやく。
夕食。私は毎晩、晩酌をするが、食べるのは摘まむ程度。寝るだけなのだから、空腹を感じない程度に腹に入れれば十分だ。特に、炭水化物はまず食べない。夜の炭水化物はぜい肉にしかならない。その結果として、朝は空腹で目が覚める。とても健康的。空腹で目が覚めても、朝食を摂るのは40~50分のウオーキングの後。空腹で目が回りそうな状態でようやく朝食。でも、ご飯は軽く一杯だけ。あとは一汁一菜。慣れれば、それで十分。

前にブログにも書いたが、私の一日のエネルギー消費量はかなり多い。最近は一日1万5千歩は歩いている。また、管楽器の演奏そのものが運動と変わらない。それでも、栄養不足で倒れるなんてことはない。

「よくそれだけで保つねえ 」。私の食事量を見た方からよく言われる。だが、それは間違いだ。あなた方が食べ過ぎなのだ。

数年前、「さんま御殿 」を見ていたら、山田辰雄さんという俳優さんが、食事について語っておられた。料理を出されるたびに腹が立つ。なんでこんなに食わなきゃならないんだ!その言葉を聞いた時は、同志を初めて見つけた思いがして嬉しかった。その山田さん、一年後に、胃がんで亡くなった。心配になり、生まれて初めて人間ドックにかかった。異常なかった。

銀行•歯科医•理容店など、待っている間に置いてある雑誌をパラパラめくる。それが女性誌の場合、半分はダイエット記事だ。本当にダイエットしたい方は、雑誌の記事などに振り回されることはない。ダイエットなど簡単だ。朝•昼•晩の食事量を2割減らす。ただし、栄養価の高いものを摂るようにする。要は、「量より質 」だ。夕食は、8時までに済ませ、炭水化物は摂らない。これだけで、ビックリするほど無駄な体重は減るはずだ。

ダイエットを成功させたい方に、一つ有効な方法をご紹介したい。冒頭にも書いたが、出された料理を見て、「こんなに食べられない! 」とつぶやくのだ。量の多少に関わらず、「 この量、食べ切れるの?」と思い込む。一ヶ月もすれば、思い込みが体質に変わる。嘘だと思われた方は、コメントに書く前に、一ヶ月試して欲しい。コメントを書くのは、その結果次第で…。