「へんな顔なんだけど、何故かもう一度見たいと思う不思議な顔よねぇ」と、
うちの奥さんは、片山祐輔被告(32)の風貌の事を言っていた。
会社の人は「一目で何か普通ではない、犯罪者ってかんじがする」とは言う
が、その風貌にも負けずに、自分を含めて多くの人がこの人は無罪で、警察
はまた一つ冤罪をやってしまったのではないかと、考えたものだ。
片山被告は「今まで多くの人をだましていました。全ての人に本当に申し訳
ありませんでした」と謝罪した。
無罪主張を撤回した理由については、「真犯人」を名乗って報道機関に送っ
た自作自演メールの発信元のスマートフォンが捜査機関に発見され「自分の
指紋が出るだろうし、言い逃れできないと思った」と説明した。
見事にだまされてしまった、「小保方銃蔵」こと、「片山祐輔」に。
五人の誤認逮捕にはならなかったわけだ。
本日、発売の週刊文春は、当然片山祐輔被告の事を詳しく書くのではない
かと思ったのだが、この事件には軽く触れているだけ。フライデー形式で写真
がどでかくて文章は白抜きで半ページくらいの文章量。これには肩すかしをくっ
た。週刊新潮も同様の扱い。両誌ともに、今回はシャブで逮捕されたASKAの
事件が大特集記事になってしまっている。
片山祐輔被告の冤罪を叫んだ面々ということで、週刊文春が週刊現代の記事
の事に触れている。
昨年3月9日号の週刊現代で「冤罪だったら刑事も記者も全員クビです」という
タイトルで、魚住氏と青木氏が対談。そんな彼らは今、何を思うのか。
「冤罪だと主張したことはない。『これが冤罪であったとしたら大変だ』という話は
しました。正直なところ冤罪の可能性はあると思っていた」
(魚住昭氏)
「彼が冤罪かどうかは分からないという前提の上で警察、検察捜査の問題点を
書いてきました。これで僕たちに「見る目がない」と言われ、検察、警察側の問題
点から眼がそらされるなら、それはまずいなと思います」
(青木理し)
逆に、「彼こそが真犯人である。」と、断定(予言)していた人はいないのか?
もしいたとしたら、それこそ『見る目があった』と、大きく持ち上げられるチャンスに
なるはずなのだが。
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