【アスペっ子息子は、どうやっても「普通」にはなれない】 | わたしよ、わたし サマンサ!

わたしよ、わたし サマンサ!

笑いながら生きよう!

職業は「古屋サマンサ」
肩書き「古屋サマンサ」
横浜市在住 心理カウンセラー&心理学講師
「どーせ無理女」をなくすべく
全国で個人セッションや
講座を開催!

今日は朝一で
息子のクラスで
絵本の読み聞かせ


その後は品川で
マインドブロックバスターの
個人セッションだった


 
片手に触るだけで
3分で1個

心のブロックを解除する
マインドブロックバスター
古屋サマンサ
です 

 

今日息子のクラスで
読んだ絵本はこれ


 
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『かっくん
どうしてボクだけ しかくいの?』


この絵本は、4年前に
息子の姿と重ねて
買ったもの


絵本の主人公の名前は
かっくん


まんまる家族の中に生まれた
たったひとりの「しかくい」子


「しかくい かっくん」は
一生懸命「まあるく」なろうと
するのですが・・・





四角い子を一生懸命
丸くしようとしても
それは無理なこと

無理をするから
親も子供も苦しくなる


「みんなと同じ」が
別に安心なことじゃない


「みんなと違う」が
悪いことでもない



うちの息子はどんなところが
「かっくん」かと言うと

なんでもかんでも
数字で表したがるし
数字で理解したい子


つい一か月前にも
わたしの 母親のところに
息子を預けた時、
帰りは駅の改札まで
母に息子を連れてきて
もらったの


息子はわたしが
母のマンションまで
迎えにいかなかったのが
不満でね・・・

その理由を聞くから
こう説明したわ


「ママがわざわざ改札を出て
おばあちゃんのマンションに
迎えに行くとなると
30分くらい余計に
時間がかかるでしょ?

おばあちゃんに改札まで
あなたを連れてきてもらえば
そのまま電車に乗れて
その分早くおうちに
帰ることができるからよ



そう返事したら、
アスペっ子の息子は
こう聞くの


「なんで30分もかかるの?
どこからどこまでが30分?」



うん、こういうところが
わたしがよくウンザリするところ

なぜなら、わたしの
伝えたいことは

「その方が早く家に帰れるから」

という理由であって

「30分」と言う時間は
どうでもいいからね


「駅からおばあちゃんの
部屋まで7分くらいでしょ?」



「それは、電車を降りてから?
それとも、改札をピッとやってから?

あと、おばあちゃんの
マンションのエントランスに
着くまで?

それともおばあちゃんの
部屋のドアをあけるまで?」


えーーっい、
そんなの
どっちでもええわ!!



ここでまたまたウンザリする(苦笑)


しかも

「本当に7分なんだね
じゃあ今度計ってみるよ」


ときたもんだ


そこでまたまた
説明をするわけ


あのね、7分というのは
だいたいそれくらいかな?と
ママが思った予想時間なの
タイマーで計ったものじゃないの

じゃあ、聞くけど
あなたは家から学校まで
何分かかるの?」



「ええーっと、10分!」


「じゃあ、今度ママが
タイマーで計って
それが違っていたらどうする?」


「・・・・・たしかに」


「そうでしょ?
だからママがいってるのも
大体7分くらいなの」


「じゃあ、往復で
14分だとすると
あと16分は?」



「おばあちゃんの部屋に
ママが迎えに行っても
あなたはママを5分くらい
待たすでしょ?」


「じゃあそれで19分だよね
あと11分は?」



「あと11分は・・・」

といつもこんな調子


「あなたは何分なのかに
すごいこだわってるけど
ママがあなたに
伝えたかったのは
ただ早く家に帰りたかったってこと

多くの人はね
いまみたいな話しをしても、
30分という時間には
あまりこだわらないんだよ」


「多くの人って何%?」

「・・・・」

数字が一番息子にとっては
理解しやすいし
安心するとわかっていても
こう毎回毎回数字で
聞かれる方は
ウンザリするのよ


「それは世界中の人を
対象にするのか
ママの知ってる人だけを
対象にするかでも違うし

ママが実際に全員に
聞いて計算したわけじゃ
ないからわからないよ

とにかく、あなたのように
数字にこだわる人は
少ないと思う

それは悪いことではないけれど
正直今みたいに聞かれと
今のママみたいに
面倒臭いなーって
感じる人が多いと思うよ」


それを聞いてすこし
ベソをかき始める息子

そんな息子に慌てて
こう付け足す


「あのね、別に数字に
こだわることが
悪いわけじゃないの
ただそれにこだわる人が
少ないというだけ

でも少ないというのは
良いことでもあるんだよ


だって、誰も気にしないところを
Uくんはすごく
気になるわけじゃない?

みんなが面倒臭いと思うことが
あなたは好きなんだからね

だから、それをあなたは
将来仕事にすると
すごくいいと思うよ




四角を丸くはできない

でも

四角いからこそ
役立つことも必ずある


絵本の「かっくん」は
その四角い身体じゃないところを
使っていたけれど・・・

そこがこの絵本の
不満ポイントね(笑)


あっ、そうそうこれ読んで

「わたしもこれからは
サマンサさんみたいに
子供にちゃんと丁寧に
説明しなくちゃ」

と、思ったりしなかった?

うん、そんなことやめなさいね

それもまた
四角が丸になろうと
することだから・・・


あなたはあなたが
できることだけをやればいい


 
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