続・健全な野心 | 大田区鵜の木さろん楓★料理家 印南真帆のブログ「食べることは生きること」

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さろん楓ふなだまほです。

いつもありがとうございます。



息子が不純な動機でピアノの練習に精を出しているお話の続編です。



⇒ 記事は こちら


驚くなかれ、
本当に毎日練習しているのです。



それも自発的に。



あっぱれ、です。



前回の記事に
和道ヨガの矢萩由三子先生が素敵な解説ともいえる
コメントを書いてくださいました。



「おもちゃも
キレイなおねえちゃんも
男性にとっては
理屈抜きで欲しいものは欲しい!


それを どう受け取るかが
女性の器量、力量ですね。


欲しいものを得るための
あの手この手の理由づけ
性の力はまさに 生命力」



そうそう、そうなのよ~ですね。
本当にその通りのことが展開しています。



「ボクはピアノは好きじゃぁないんだよ」
と言いつつも、不純な動機に裏打ちされた
意欲という名の生命力、
小さなオトコになってきている姿が
なかなか眩しい今日この頃です。



そうしたら、こんなおまけがついてきました。



今朝、ピアノの先生からこんなメールが届いたのです。



「(不純な動機)聞いちゃいました。
今迄サボっていたツケがあり、
まだ完璧とはいきませんが、
弾き方がとても良くなりました。
格好がいいよ。と誉めましたら、
姿勢を正して喜んでいました。


弾き方全体なので勿論姿勢もはいりますが、
姿勢、肩、腕、手の形、指の形、音の出し方、全体です。
細々と注意してもなかなか直らなかったり
出来なかったことができるようになってきました。
練習の力は凄いですね。
今さらながらびっくりしました。


25日に願いが叶うようですが
ずっと続くことを陰ながら強く願っています。
これで私の悩みが一つなくなりました。
次のレッスンがまた楽しみです」



ここにも
不純な動機による健全な野心を
認めて、育ててくれようとしている女性がいます。



健全な野心を育てるのは憧れの力。
憧れる力を養うのは自己肯定感。
その陰に必ずやオンナの力あり、です。

25日、願いを叶えてやらなければなりませんね。




★  ★  ★




息子に先生からそんなメールが来たよと
話したら、なんていうんでしょうね、
なんとも言えない得意げな顔。


(いまどきだと「どや顔」っていうんでしょうか)



子育てでも、大人のコミュニケーション術でも
「ほめる」が流行っていますが、
「漠然とほめる」のではなく
「ピンポイントで認める」ことが大切です。



頑張っていないところを褒められても
人はシラケてしまうものですよね。



ときどき、習い事ってその指導者を喜ばせるために
子どもを頑張らせないといけないのか???という構図を
感じることがあるのですが^^
「コイツが頑張るといろいろな人が幸せになるんだよね」
とは夫の弁。



★  ★  ★



そんな息子、
バレンタインデーには
チョコをもらうことなく帰ってきました。



だんだん2.14の意味がわかってきたわけです。
当然もらっている男の子もいたらしく、
「ボクも欲しかったな」と小さな声でつぶやく…。



そうだ、そうだ。
これが大事。



苦労してチョコをもらえる男になれ~!
というエールを込めて
バレンタインデーの夜、
ママの小学生時代の恋の話をしてあげました。



足が速くてかっこよかった男の子を嫌いになった理由。
かっこつけマンと呼ばれていた男の子を好きになった理由。



彼の中で、どう響いたかわからないけれど…。




さろん楓ふなだまほ の 21世紀のやまとなでしこ プロジェクト