AC勉強会「ビフォア」その壱 | 大田区鵜の木さろん楓★料理家 印南真帆のブログ「食べることは生きること」

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さろん楓ふなだまほです。

いつもありがとうございます。



AC勉強会。



先日、ご案内を出しましたが、
さっそくのお申し込みを頂いたり
説明の場としての2.26ランチ会にご参加表明してくださったり、
スケジュールを調整してくだっている方もいらっしゃいます。



「AC」にこれほど多くの方が反応してくださるようになるとは。
驚いています。



…皆さんの想い。



「期待と不安」だと思うのです。



中には、疑いや挑みの気持ちから
参加される方もいるでしょう。



直前まで「嫌だ嫌だ」と抵抗しながら参加した、
でも、それでも毎回来たというもいらっしゃいました。



以下、ご紹介するのは
昨年のクラスに参加された32歳の女性が
初回終了時、9月に送ってくれたメールです。



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自分の中にある違和感に気づいて
早10年近く。

その違和感がどうやら
アダルトチルドレンなるものだと分かって
1年半くらい。


自分の中にあるモヤモヤって
誰もが抱えてるものだと思うけど
みんながそうだったら
じゃあ自分にもあっていいの?当然なの?
結局、自分の人生って自己満足によるものでしょ?って思うと、
このモヤモヤを抱えたままあと何年、何十年か
何日かも分からない日々を過ごすことを嫌だと思う日々。


自分なりに努力しようと、本を読んでみたり
セッションを受けてみたり、
信頼できる友人に話してみたりしても
相手が同じような経験をしてない人だと
結局、 それはあなたの根源的な性質が問題だと判定されたり
優しい人(?)だと同情されて終わり。

そもそも、同情されたくて話してるわけでもないし
解決したくて行ったセッションなのに
最終的には、自分を批判して自信をなくして終わる
なんてことを繰り返し


結局、自分の足で歩みを進めないと
変えられないし
自分が納得できないんじゃないか。
けど、やっぱり何していいんだか分からない
って、何も進められないままでした。
(悪戯にセッションを受けることも怖いし)


だからこそ、次は
人として信頼できて、専門的な知識もある人と
ゆっくり落ち着いたペースで向き合える
何かに参加するなり、受けたいと思っていました。


まほさんのセッションを受けたいと思いながらも
受けずにいたのは、
ただセッションが怖いというだけでなく
まほさんという人を確認したいという理由もあった気がします。


また最近は、自己嫌悪の連続で
そろそろ限界!
ってなりそうになっていたので
本当にいいタイミングでした。


会社の人間関係で
どうしても受け入れられない人が近くにいて
なんとか距離を置こうとした結果
その相手に対し、ほどほどの対応ができず
無関心な対応をしています。
※その人を苦手だと思う理由も
ACと少しは関係あるように思います。


それでも、なんとかいい対処法があるかもしれない
と本を読む中で
マザーテレサの「愛の反対は無関心」という言葉が
今の私への最大の非難のように思われて
『私って愛さえもないのに、やたらと人には求める女なんだわ』
と、嘲笑気味に自分を見ていました。


今回の勉強会で
ACのタイプを読み上げ、涙を流してしまった時
(前におそらく同じ本を読んでいて涙が出てきたんですが)
理由も分からないのに涙がこぼれてくるので
「大してかわいそうでもない自分を
 感傷的に、大げさに、哀れんでるだけじゃないの?」とか

自分の話をしていると
さして辛い経験でもないのに
『辛かったね。偉かったね。』
って、本当に同じような気持ちを味わってる誰かに
ただ言ってほしいってだけなんじゃないの?
と心の中で、意地悪な私が言ってきて。。。


そういえば、この時に限らずこれまでも
誰かの悲しいお話を聞くと
素直に悲しくなれるけど
自分に悲しいことが起きたとき
必ず私に意地悪な私が出てきたのですが

今思い返してみると
人に対しての評価も、
素直に感じて出る評価(感想)と
意地悪な(冷静な)私が判断してだす評価と
2通りはだしていますね。
ジキルとハイドが心の中に同時に出てくる感じです。


こんなこと、言っては失礼ですが
今回の参加で実際に、どういう変化をするのか
それともまた変われなくて
またガックリする結果に陥ってしまうのか
正直、分からないし不安です。
ただ、今は前に進めそうな期待感が強いので
そちらに身を任せたいと思います。



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「こんなこと言って失礼」ではまったくなくて、
いや、ごもっともと思います。



「変われなくてがっかり」を
何度も経験されていたら、
疑心暗鬼になるのも
チャレンジや期待をするのが怖くなるのも当然です。



彼女にも申し上げましたが、
この勉強会に1回、2回出たぐらいで
何も劇的には変わらないですよ、と申し上げています。



え?


じゃ、なんのためにやるの?


と思われました???



セラピストやカウンセラーに
劇的に変えられるほど
あなたの人生は薄っぺらではない
ということをあなた自身が感じるために、です。



20年、30年、40年、50年、60年。
それぞれが生きてきたその人生の重み。



私以外に、いったい誰が私の人生を
理解できるというのか。



自分こそが一番の自分の理解者になってやろう。



そう誓って欲しいのです。


自分のために立ち上がって欲しいのです。



そうしたときにね、

マインドのブロック。
余計な思い込み、刷り込み。
認知の歪み。
心の傷、トラウマ。
(いろいろな言い方がありますが)



こうしたものが、取り除けばいいもの、
手放せばいいもの、ではなくなってくる。



なぜ、自分が今までこう生きてきたのか。
なぜ、こういう自分にならざるを得なかったか。



そんなブロックを持つことになった人生の背景、環境。
それを全身全霊で受け入れ闘ってきた小さなあなた。
その想い。その恐怖。その緊張。その使命感。



そうした自分の全体像を理解することなく
自分との和解はできないからです。



…劇的には変わらない。


でも、6ヶ月間、同じ仲間と毎月1回学び合うことにより、
自分を見つめる力が確実につきます。



それによって、視野が広がったり、視点が変わったり、
安心したり、肩の力が抜けたり、
泣けたり、怒りが沸いてきたりする。



そのエネルギーが日常の小さなことを動かしていく。


その積み重ねが大きな変容を生み出します。



このメールの主は、
肌がつるりときれいになりました。



日々の会社での人と接する際のストレスが
大きく減ったせいでしょう。



次回は、彼女から届いた3ヶ月後のメールをご紹介します。




さろん楓ふなだまほ の 21世紀のやまとなでしこ プロジェクト