英語の物量作戦は無意味 | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

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次のようなメルマガがありました。


先日、以下のご相談をいただいた。
> 英語を1から学び直したいと思っています。ただ私はせっかちで
> いつまで英語を学び続ければいいのか、いつになったら結果が
> 出るのか不安なのです。祐樹先生は良い答えをお持ちですか?


「いつまで英語を学べばいいか」僕の答えは「死ぬまで」である。ただし日本に住む場合だ。日本のように、英語がなくても生活できる環境にいる場合は、死ぬまで学びつづけて、ようやく同じ環境になる。


英語にあふれた世界に住んでいるなら話は別だが・・・。ただ、死ぬまでといっても、「死ぬまで、死ぬほど英語を頑張れ!」というわけではない。
一定の英語力がつけば、あとはメンテナンスだけでいいのだ。英語力が落ちないようメンテナンスするだけでいい。 1日数分程度でいい。一生つづけるといっても、たいしたことはない。


だから、ポイントは、 一定の英語力にたどり着くことだ。一定の英語力を得るためには、どれぐらいの期間が必要なのか?


数百人の個別指導を行ってきた経験から言えば英語に関して言えば、1000回学ぶと成功の糸口が見える。なので1000回を目安にしてほしい。どんな人でも1000回やるつもりでやれば、1000回到達前に、実力が格段に変わるものだ。


この1000回という回数は、英語学習をした回数のことである。あるいは、英語の学習法を1000試した回数のことである。


英語学習は、数が勝負だ。濃い1時間の勉強をするよりも、10分単位の勉強を6回やるほうが効果は断然違う。


また、失敗回数も大事だ。1回や2回失敗した程度では成功はみえない。成功はすごろくの「ゴール」のようなものである。なんどもサイコロを振ってようやくゴールできる。

それまでは失敗回数を増やすしかないのだ。それに、失敗回数を増やすといっても、同じ失敗を繰り返しては意味がない。


いろんな教材やいろんな学習法に挑戦してみたり、学習時間を変えたり、考え方を変えたりと、様々な「試行錯誤」を増やすことが大事である。そういう「数」を増やして1000回を目指す。その過程で、一定の英語力はついてくるものだ。

「いつまでに英語ができるようになる?」と思う方は、英語学習で何回やったのか、何回失敗したのか、自問自答するといいだろう。100回もやってない人がほとんどである。大抵の人は、その前にやめてしまうのだ。数は、質を凌駕する。量は、質を凌駕する。一定の英語力をつけるまでには、物量作戦が一番だ。

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英語はこのような量を前提にすべきではありません。脳は単純な作業は好みません。英語学習は発音が上手になるように、覚えが良くなるように、聞き取りが良くなるように、そしてそれが実感できる学習方法が理想です。


そのためにフィードバックを得て効率的な学習をする事です。


人間の脳は単なる回数や時間だけで覚えられない仕組みになっております。