英語はどうして聞き取れない? | 最適性理論(音のストリーム)で英語を覚える

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私が読んでいるメルマガにこのようなものがありました。私には多くの大きな間違いがあると思っていますので、私の見解も併記しました。



■聞き取れない理由
ネイティブの英会話を聞くと愕然とするのは、その聞き取りにくさでしょう。
スピードがあるだけではありません。おそらく単純な言葉を使っているに違いない日常の会話のはずなのに、単語の切れ目がわからなかったり、発音が聞き取れなかったりします。
この聞き取りの難しさの理由がわかれば、リスニングの上達のヒントになるかもしれませんね。



◇本当の英語の発音が身についていない◇
そもそも聞き取れない一番の理由は、英語の発音を本当には理解していない、身につけていない、ということが上げられます。
私たちは非常に多くの単語を暗記し、多くの英文を読んできているはずですが、実は誤った発音で覚えてしまっています。
そのため、知っているはずの英単語や、書かれていればわかるはずの英文が、ネイティブの口から発せられたとたん、全く聞き取れないということになっているのです。



桜井恵三:聞き取りと発音の直接の関係はありません。脳で言うと聞き取りは聴覚野の担当で、発音は運動野の担当です。発音練習は聴覚を鋭敏にする効用がありますから、間接的には関係あります。



◇日本人が使わない発音のオンパレード◇
英語には、私たちが日常で使っている日本語には含まれない発音が大量に使われています。
そのため、聞き慣れていない、つまり聞き取る訓練がされていない音を聞き逃してしまったり、区別できなかったりしているのです。
他にも使用している周波数が異なっているということも聞き取れない理由に挙げられます。
私たちが使っている日本語では、125ヘルツ~1500ヘルツの周波数を使用していると言われていますが、英語では、2000ヘルツ~1万2000ヘルツが使われているため、かなりの音を聞き逃してしまっているわけです。
これらが音の面から見た、英語を聞き取れない理由です。



桜井恵三:日本語と英語の周波数が違うと言うの科学的な分析ではありません。周波数を計れるのは正弦波である母音だけです。子音は雑音のようなもので一定の周波数を持っていません。子音を含む英語を敢えて周波数を計測すると日本語より高く計測されます。しかし、計測できない音を計測して周波数が高いと言うのは、間違った見解です。日本語も英語もベースとなる母音はそれほど変わりません。それでなければバイリンガルなどはとても無理な事です。



◇音以外の理由◇
英語を聞き取れないもう一つの理由が、語彙力の低さです。
大量に英語を聞く練習をしても、言葉の意味を知らなければただの音として流れて行ってしまいます。
しかし、正しい発音で身につけた語彙力があれば、英語を聞いたときに、意味がわかるようになります。
たとえ全ての単語の意味を知らなくても、多くの単語を知っていることで、前後関係からの推測で話されている内容を理解することができる様になります。
しかし、語彙力が低いと、この推測も働きませんので、何を言っているのかさっぱりわからないということになります。



桜井恵三:英語の聞き取りで、音以外の理由は考えられません。英語の聞き取りは音を聞いて意味を判断するものです。音を覚え、その意味を覚えるだけです。語彙力も音と意味を覚えるだけです。その音と意味を覚えると推測する力が高まります。これも実は自分の記憶が効果的に作用するだけです。



この続きは明日にします。



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