急傾斜の畑に散布するのは涼しくなったとは言え、それなりにきついものがあります。
ホースを引く者と散布する者と二人で行う人が多いようですが、「ホースくらい自分で引かんかい」ということで、うちでは必ず一人で行います。
ホースを引くくらいの仕事に人一人の労働力が使われるのがどうも納得いかないものですから。
一人で傾斜を行き来しながらは疲れだすとちょいと仕事が雑になりがちです。
そんな時に今日は先週行った武蔵学祭で交流した人たちの顔が浮かんできました。
「おいしい」って言いながら何個も食べてくれた子供たち。
「本物」と言ってくれた方。
そんな顔を思い浮かべると、この仕事が味を上げるんだと言う気持ちと共に俄然やる気が出てきました。
お客さんと直接交流すると感想を直接聞けるだけでなく、こんな副作用もあるんですね。
もちろん、意識の持ち方次第ですから、小売をしなければそんな思いにならないということではないですが、手を抜いたらそれが売り上げ減という形ですぐに反映されるのは小売なれではですね。
さて、来週はいよいよ本格的な収穫へと入ります。
自信満々のさかたのみかん是非一度ご賞味あれ。
おまけ
土曜日の山からの景色です。
曇ってたこともありますが、黄砂で遠方が全く見えません。