宮川水系大杉谷支流 不動谷 溯行(13日)
今回のシェフ、CD氏
2015年8月12日~15日
1年でひと月訪れる真夏の月、それが8月。
沢登りが最大に楽しめる時期で、ここに1年で最高の大場所を入れるのだが、
それが今回は不動谷になるのだ。
プランニングにあたり、予め鈴鹿の佐目子谷溯行( http://ameblo.jp/sakanaya39/entry-12055049202.html
)でテストした結果、当初デザインしていた詰め上るプランは難しいだろうというレビューに至り、不動谷ダムの上までとした。
不動谷ダムから1143mのピークまで出たら、以前、ウグイ谷を溯行( http://ameblo.jp/sakanaya39/entry-10872455198.html
)した時に使った下山ルートと同じになる。
12日夜、お盆の帰省大渋滞をぬって、かわして、何とかCD氏を待たす道の駅「奥伊勢おおだい」に漸く辿り着く。
こう言う風に、不確定な、予測不能なトラブルが多かれ少なかれこの先起こりうるだろうが、それを克服して完遂する力量もロングな溯行には求められる。
この夜は大杉谷登山口の三発(宮川第三発電所)近くで朝を迎え、13日朝一で大杉谷へと入った。
後半戦の体力を考え牛歩戦術でじわじわ不動谷の出合まで進むが、それでも重荷と暑さで汗が吹き出して辛い。おまけに蛭の猛攻で、不動谷出合に降り立った時にはもう一同ヘロヘロ常態でテンション、ダダ下がりですわ。
そこに現れた沢屋さん、
大杉谷を完全遡行するらしい男女ペアーの男前らしさに励まされ、巨岩で覆われている不動谷に突入した。
それでは観光コースを外れて失礼します。後は自己責任で。
アプローチ長(@_@;)
漸く入り口に着いた。
大杉谷を遡行していく沢屋さん。
ウエットスーツで身を固めていた。
我々もいよいよ不動谷に突入ですぞ。
一発目の滝。
10m級の斜瀑だが、釜が大きく美しい。
本日のテン場は、高台にある小屋跡地?
つづく(14日) → http://ameblo.jp/sakanaya39/entry-12062385758.html