以前に復刻シリーズでコードを示した、自動の箇条書き設定をベタ打ちにするマクロ。
Word 2013で使用したところ、まったく同じコードでそのまま問題なく動作しました。
「箇条書き」「段落番号」「アウトライン」のどれでも対応できます。
【2017年の目線から】
このマクロは、すでに設定されているオートナンバリングを解除するために、作りました。
請求項番号に使われていることが多く、そのままでは【請求項○】という隅付きの見出しをシンプルなマクロで挿入できず、不便だったからです。
ところが、Word 2013で動作確認をする過程で、新しい使い方を思いつきました。
章番号などをベタ打ちで入れる必要があるけれど、いちいち手で書いていくのが面倒なときの用途です。
(1)章番号などの入っていないデータを、用意します。
章番号を入れるための「見出し」等の指定は、事前にしておいてください。
面倒な場合は、見出し指定をマクロにしてショートカットキーを割り当てれば、キー操作1つで簡単に指定できます。
(2)アウトラインの設定をしたい範囲を指定し、リストライブラリの中から「章 節 項」を選択します。
(4)自動の箇条書き設定を解除するマクロを実行します。
これで、ひとつずつベタ打ちをしていったのと同じ状態になります。
箇条書きの設定は編集できますから、「章・節・項」ではなく「条・項・号」など任意に変更できます。