共学化とエルゴベビーと尾鰭と昭和の男について☆ | 司法書士講師・三枝りょうのブログ

司法書士講師・三枝りょうのブログ

司法書士試験の受験情報を中心に、日々考えたことを書き連ねていきます。

皆さんこんにちは,司法書士講師の三枝りょうです。

 

私立の女子中学高等学校が,いや男子校もですか,共学化している印象を受けます。
何がと申して,東京司法書士会法教育委員会主催の法律教室です。出前授業。2020年も派遣講師として都内各校にお邪魔しております。

先日驚いたこと。
当方は,法律教室だけでなく,レギュラーの講義収録前も必ずお手洗いに行きます。
小用を足すのももちろんですが,主たる目的は鏡の前でボディチェックをすることです。
木村拓哉のように美しくないのは残念ですけれども,ジャケットの襟が立っていないか,ネクタイは曲がっていないか,歯に青のりがついていないか,諸々を必ず目視確認することを習慣にしています。

という訳で,高校の先生に洗面所の場所を尋ねると,『廊下の突き当りの左側にあります。』 と。
指示のとおりに足を進めてトイレに入ると,通常あるべきはずの,『壁側にずらっと並んだ小便器』 がありません。

告白します。

私は,たぶん6年かそれ位前,誤って 『女性用トイレ』 に踏み込んでしまったことがあります。
ボーッとしていたか,テンパっていたか不明ですが,(たぶん)小用を足そうと,エルゴベビーで我が子を抱えたままトイレに入ると,そこが 『全席個室』 で驚きと恐怖で身の毛がよだちました。
幸い洗面所内で女性に出くわすことなく大事に至らずに済みましたが,あの時の恐怖は忘れません。

いやすっかり忘れておりました。それをですね,一気にブワーッと思い出しました。人の記憶とは何でしょう。人体の不思議展では解説してくれているのでしょうか。
フラッシュバックって何ですか。

いやマジで足が固まりました。こいつはヤベーなと。
中年のハゲのおじさんが法律教室の名の下に女子便所に潜り込んで便座をベロベロ舐めていた!と騒ぎになった暁には,当方の司法書士生命も講師生命もおしまいです。アディオス。何でも尾鰭はつきます。
前回同様,誰にも会わぬままソッコー退出して,事実をありのまま高校の先生に告白するのがベターな選択肢です。

出ました。ここまではオッケーです。
・・・あれ?

洗面所の入り口にはブルーの看板が掲げられています。紛らわしいことすんじゃないよと。
が,しかし,よく見ると,ブルーなだけでなく,マークも男子トイレのそれに違いありません。
何だこれはと。

そうです。
ここんちは数年前に女子校から共学化した学校でした。
マジか!と。そういうことか!と。

無駄に驚いたので鏡に向かってグルーミングをした後,個室に入って小用を足すことにしました。小用にもかかわらず尻を丸出しにするのは不本意ですが,『全席個室』 です。選択肢はありません。
個室に入り扉を閉じると,そこに張り紙がありました。

『デキる男は座りション!』

なるほど。

『座りション』 なる言葉は初めて知りました。
さらに,『ノーモア・アンモニア臭!thanks!』 とも。

法律は毎年改正されます。
当方もきっちりアップデートしているつもりでしたが,小用のマナーについては 『昭和の男』 のままでした。
教えに行って,教えられることも少なくないという話です,えぇ。

【PR】

人気講師の授業が圧倒的低価格
資格スクエア

 

【PR】
「今,覚えたい」を持ち運ぶ
プチまな

 

 

めずらしくモスバーガーです。

改めて食べるととても美味しいなと。