■FRAGILE(フラジール)~さよなら月の廃墟~ 特典付き
現在の総プレイ時間は4時間51分。
地下鉄→商店街→遊園地と3つの廃墟を探索しました。
序盤はもう過ぎたでしょうか。
では、感想を少し。
廃墟の雰囲気はVERY GOOD !!
建物の廃れ具合いは廃墟好きはたまらんのではw
所々に書かれている壁の落書きは見ると切なくなりますよ。
▲ジェットコースターの線路を探索。足を踏み外せば・・・。
グラフィックは、通常画面が美しいOPと落差がありますが、
廃墟を表現するに当たっては十分だと思います。
暗闇から抜け出したときに見た景色はホントに見惚れました。
静かで物悲しいBGMは言うまでもなく最高!!
特典のサントラに収録されている「すべての人へ」は感動しました。
音楽がゲームの魅力を引き出しています。
▲追いかっけこはこりごりだ。
荒廃した世界観は好みですが、ストーリーまだはっきりと掴めてません。
主人公が一人ぼっちの孤独の旅に出てから、これまでに銀髪の
薄着の少女、BLを匂わせる記憶喪失の少年と出逢ってきましたが、
2人ともどこかぶっ飛んでいて・・・・話に付いていけない所があります。
主人公をナビしてくれる携帯対話型AI「PF」の言葉もやけに人間味が
あって(それが面白いのですが)開発者の狙いが露骨に見え見え~。
とまあ、良く言えば独創的な内容なので、
もう少しストーリーを進めれば理解度は深まっていきそうです。
頭がすっきりする終わりが待ってるといいんだけどなあ。
今は終始「鬱」な状態が続くのかが気がかり・・話が暗いです。
不満な部分は操作性・戦闘・アイテム。
ポインタを向けた方向にキャラが向き、ヌンチャクのスティックで
移動する通常の操作は、慣れたらストレスを感じません。
しかし、戦闘時のポインタの照準はかなり合わせづらい。
敵との距離が分かりにくく攻撃は空振り。標的を定めるのに
苦労するなんて・・・。たった一つ、リモコンのBボタンでロックできる
くらいの措置があるだけで随分と変わっただろうに。。
リモコンの音機能は良かった。
敵の唸り声の察知やナビ音声など使い方が面白い。
アイテムの管理方法はいまいち。
アイテムは、かばんから手荷物に入れ替えて使います。持てる数は
正方形の面積が埋まるまで。いらないアイテムはゴミ箱へ。
問題は、かばんから手荷物への入れ替えが焚き火
(セーブポイント)でしか行えないということであります!!
セーブポイントが多いからいいってことじゃ済まないです。
手荷物がいっぱいの状態で臨めば、探索中に拾ったアイテムは
回収できず、瀕死で今すぐ回復アイテムを補充したくても補充できず。
かばんも手荷物も持っている人が同一人物だというのに、どういうこった。
結局のところ戦闘はなくてよかったと思わざるを得ません。
やり始めて一番に違和感を感じたのは「敵」というPFの言葉でしたからね。
せっかくじっくりのんびりと廃墟探索を楽しんでいるところに、
敵が現れるとテンポが悪くなるというか気分が悪くなるというか。
妙なホラーテイストは要らんのですよーo(TωT )
一歩譲って幽霊が居て構わないとしても、悪霊という形で戦わせる
必要性はあったのでしょうかね。突然敵のBGMに変わるのもちょっと。
世界観を壊してしまっている印象があります。
上に述べた操作性とアイテムのこともありますが、
“攻撃がAボタン連打”で、レベルアップシステムもHPと攻撃力が
上がるのみの単純な中身なんだし、正直戦闘は蛇足としか・・・。
アクションRPGではなく、普通のアドベンチャーにしておけば
僕的にはより雰囲気重視になって嬉しかったんですけどね。
惜しいなあ(´・ω・`)
以上が、序盤をプレイした感想です。
戦闘関係がだるいですが、独創的な世界にどっぷりと
浸かれるという面ではなかなかの作品だと思いますね。
それでは、引き続きプレイしていきまーす!
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