NH205 to Paris | Ready Steady Go!

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Season Concept
   ~ London Eye ~


ここ最近、驚くほどのスピードで時間が過ぎてゆく。

あれもこれもと考えているうちに、パリ行きの前日、それでも午後8時近くまで仕事をやり、急いで旅の準備ですが、どうも気合いが空回りしがち。

全然、手が進みませんが、運良く今回は8泊のタイトスケジュールで荷物もその分少なめ。

スーツケースの中はご存知のように恥ずかしながら、8月ロンドンから帰国したままで、一旦、中身を全部出して、また、入れ直しとめんどくさい作業がだらだらとした時間経過の中、進行して行きます。

東京も幾分、涼しくなったとはいえ、今晩は湿度が高くむしむししますが、パリに住んでいる人の情報だと、すでに秋の装いで厚めのジャケットが必要だとか。

不在中の事務処理も片付けて行かねばならず、結局眠りについたのは午前2時過ぎと疲れた身体に明日のフライトはきつくなりそうです。

これだけ技術が進歩した世の中、ジャンボ機がコンコルドなみのスピードで飛行出来て、ヨーロッパまで3分の2の所用時間だとどれだけ嬉しいことかとあまり現実的でない夢を見ながら、あっという間に7時の目覚ましで起こされてしまう。

ここからが戦場とかし、今回こそ余裕を持って早く空港に到着しようと思う気持ちとは裏腹に、朝の時間は信じられないくらい早く経って行くが、気がつけば、すでに8時50分。

単に行動がのろまなだけか、それとも要領が悪いのか、おそらくどっちも正解なのかもしれないが、このままだと11時25分発のパリ行きに乗り遅れてしまう?

普段、あんまり汗をかかない体質だけれども、慌てて重いものを運ぶと気も焦っているせいか、フライト前ですっきりした気分で搭乗したいのに汗が吹き出てくる。

結局、9時15分に車のエンジン始動で大慌てで首都高速目黒インターに向かう。

料金を払った後、いつも渋滞する天現寺を過ぎて、古川橋、一の橋まで運良く、今朝はスムースに流れているから不思議だ。

このままぶっ飛ばして行けば10時過ぎには成田に到着出来そうだ。

関東自動車道で途中、5分ほど集中豪雨に見舞われ、視界が全く見えなくなるほどでスピードダウンせざるを得ない。

10時15分、無事に成田空港到着、いつものパーキングのひとに車を預け、いざANAのチェックインカウンターに向かうが、残念ながら、今回はアップグレードなし、当然といえば当然だが、予約指定していたシートナンバーの搭乗券を渡される。

もう飽きるほど来ている空港もいつもと変わりなく、税関検査後、ラウンジでつかの間の時間を過ごし、搭乗ゲートに向かうが知り合いの顔もちらほら。

パリ行きで心ウキウキするのが普通でしょうが、何の興奮も感動も何もないまま満席の機内に腰を下ろし、12時間の退屈な時間が始まります。

機内で少しでも眠れればと最初から赤ワインをいただき、機内食と一緒に2本目のワインを飲み終えた頃、疲労の蓄積と睡眠不足もあり、瞼が重たくなってくる。

いつものみっともない出発ドタバタ劇をお届けして、この続きはシャルル・ド・ゴール空港到着後、アクセス状況にもよるけれど、秋深まるファッションの都パリから、すてきな内容でお届け出来ることと思います。

All the best.