『クロ・フロリデーヌ詳解』

　クロ・フロリデーヌ

　　　　　　　Clos Floridene

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　AOC Graves

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　Commune Pujols sur Ciron

セカンド　　　　　シャトー・モンタリヴェ

　　　　　　　　　　　　Chateau Montalivet

畑　面　積　　　赤１６．３ha　　白４１ha

年間生産量　　７万本

オーナー　　　ドゥニ＆フロランス・デュブルデュー

　　　　　　　　　　　 Denis ＆　Florence Dubourdieu　　

作付割合　　　カベソー７０％メルロー３０％ 　　

平均樹齢　　　２５年

植栽密度　　　５，５００本/ha～７，１４０本/ha

収　　　量　　　４０hl/ha

発酵・マセレーション　マセレーション３週間　

新　樽　率　　　３５％

樽　熟　成　　１２ケ月

コラージュ　　　す　る。

濾　　　過　　　す　る。

セパージュ

　　２０１１年　カベソー７７％　メルロー２３％

　　２０１２年　カベソー５０％　メルロー４５％　カベフラ　５％

　　２０１３年　カベソー６５％　メルロー３５％

　　２０１４年　カベソー７０％　メルロー３０％

　　２０１５年　カベソー７２％　メルロー２８％

　　２０１６年　カベソー７３％　メルロー２７％

　　２０１７年　カベソー７５％　メルロー２５％

　　２０１８年　カベソー７０％　メルロー３０％

　　２０１９年　カベソー７５％　メルロー２５％

　　２０２０年　カベソー６０％　メルロー４０％

飲み頃の続く期間/　収穫後２年～８年

　　　　
　
○　２００５年　PP８７～８９

○　２００９年　PP８８　Wine Advocate February 2012
　‎杉、黒いチェリー、リードペンシルシェービング、イチゴジャムノートをたっぷり使った頭の多い、魅惑的なフロントエンドロードワイン、これは挑発的で魅惑的で緑豊かなスタイルのワインです。それは中重、中型および理想的である。‎

　予想される飲み頃　２０２０年まで　

○　２０１０年　PP９０～９２　Neal Martin eRobert Parker com

　快適な草本の品質で現時点で少しつまんでいます。良い定義。口当たりは魅力的で調和のとれた暗いベリーフルーツ、良い酸味と細かい長さでミディアムボディです。ここでは何もとんでもない.ちょうどあなたの食事に同行する非常に細かいペサックワイン。2011年4月に味わいました。‎

○　２０１１年　PP８８　Wine Advocate April 2014

　キルシュ、甘草、タバコ、微妙なオークと地球の多くを表示します。ジューシーで多肉植物で、スパイス、活気に適した酸味、そして正確な口当たり、この素敵な、潜在的に複雑なワイン。‎　予想される飲み頃　２０１７年から２０２６年　

○　２０１３年　PP９０～ＰＰ９２　Wine Advocate

‎　マーマレードとレモンの花のノートは、蜂蜜グレープフルーツ、イチジクとメロンの香りと混ざって、この完璧によく作られた、優れた白いグラーヴのグラスから飛び降りる。ドライ、ゼスティ、印象的な集中力を持つ香り、経営者デニス・ドゥブルデューからのこの提供は素晴らしいです。

　予想される飲みごろ　２０１４年から２０２１年　‎

○　２０１４年　PP８９～９１　eRobert Parker com April 2015

　よく定義され、焦点を当てた鮮明な、非常にミネラルの花束を持っています。これらの芳香族は、魅力と個性を持っています。口当たりはしっかりした、少し乾燥したタンニンでミディアムボディですが、クールで古典的な仕上げにたくさんのグレイブスのようなキャラクターが通っています。これはよく造られたワインですが、今日のように私たちはそれを取ります。‎

○　２０１４年　PP８９～ＰＰ９１　Wine Advocate

　よく定義され、焦点を当てた鮮明な、非常にミネラルの花束を持っています。これらの芳香族は、魅力と個性を持っています。口当たりはしっかりした、少し乾燥したタンニンでミディアムボディですが、クールで古典的な仕上げにたくさんのグレイブスのようなキャラクターが通っています。これはよく作られたワインですが、今日のように私たちはそれを取ります。‎

○　２０１５年　PP９０～９２　eRobert Parker com ♯224 April 2016

　‎デニスとフロリエンス・ドゥブルデューの２０１５年クロ・フロリデーヌ・ブランには、白桃、柑橘類、パティスリーの香りが特徴の微妙だが複雑なブーケがあります。口当たりは非常によくバランスのとれた、口の中で非常にフェノール性です, いくつかの素敵な抽出物は、ここで少しワックス質を与えます.酸味は鋭く、仕上げには印象的な緊張感とエネルギーがあります。いつものように若く飲むでしょうが、その複雑さは、私がそれがどのように熟成するかを発見するためにより興味をそそられます。あなたがするとおりにしてください。‎

○　２０１５年　PP９０～ＰＰ９２　eRobert Parker com ♯224 April 2016

‎2015年のクロフロリデネは、純粋さの面でほとんどブルゴーニュのような、ノーズに甘美なレッドカラント、野生のイチゴと花の香りを提供しています。口当たりは細かいがしっかりしたタンニンとバランスが取れていますが、現時点では少しつまんでいますが、瓶詰めの時にはトップシャツのボタンを元に戻しています。

　予想される飲みごろ　２０１８年から２０２８年　

○　２０１６年　PP９０～ＰＰ９２　Neal EAL Martin Wine Advocate Mar 2017

黒い果物をマークする揮発性の酸味のタッチだけで豊かで退廃的なブーケを持っています, おそらく数日遅すぎたいくつかのメルロー?口当たりは非常に甘く、少しクロージング、シンプルな仕上げで低酸度です。クロフロリデンは素晴らしいグラーヴになることができますが、このサンプルは読みにくかったです。

○　２０１７年　PP８９～ＰＰ９１　Lisa Perrotti Brown Wine Advocate Apr 2018

２０１７年ブランは、ゆず、わら、砕いた岩の概念を持つ白とピンクのグレープフルーツを歌います。味覚はミディアムボディで、鮮明で、清潔で強烈で、素晴らしい新鮮さと長さがあります。

○　２０１７年　PP８７～ＰＰ８９　Lisa Perrotti Brown Wine Advocate Apr 2018

　深いガーネットパープル色で、スモークミートとブラックベリーのコアの上にスモーク肉とチャーグリルの香りがします。ミディアムボディ、しっかりした、素敵な純度で、それは風味豊かに仕上げ。

○　２０１８年　PP８９～ＰＰ９１　Wine Advocate

　‎クロフロリデーヌ２０１８年ブランは、緑のグアバ、マンゴー、パイナップルの熱帯の香りをスイカズラと新鮮な生姜のタッチで与えます。ミディアムボディの口あたりは、素晴らしい新鮮さとミネラルを含む柑橘類の層を提供し、長く清潔に仕上げられます。‎

○　２０１９年　PP８８～ＰＰ９０　Wine Advocate

　２０１９年ブランは、コリアンダーシードとアーモンドを剃ったワフトと新鮮なライムジュース、ゆずの皮とピンクのグレープフルーツの魅力的な鼻を明らかにします。ミディアムボディの口あたりは、強烈な柑橘類の層を切断する新鮮さの真剣に際どいラインを持っています, チョーク状のノートに仕上げ。‎

○　２０２０年　PP８８～ＰＰ９０　Wine Advocate

　２０２０年のクロフロリデーヌ・ブランは、グラニースミスリンゴ、グレープフルーツ、野生のセージ、濡れた小石とカキの殻のワフトのノートでグラスから飛び降りる。ミディアムボディの口あたりは、鮮明なバックボーンとスティール仕上げで柑橘系の味の良い強度を提供します。‎

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　この小さなシャトーは、ボルドーの白ワイン造りの権威、ドゥニ・デュブルデューが所有している。彼はその『マセラシオン・ペリキュレール』の技術でボルドーの白ワイン造りに革命をもたらしたことによって、長年にわたってしかるべき賞賛を得てきた人物である。『マセラシオン・ペリキュレール』という彼の処理では、葡萄の果皮と果汁との接触を比較的低温で長く行う事が出来る。

　これは、葡萄の果皮に含まれる成分こそがワインのアロマの複雑さと果実味の豊かさを与えるものだというデュブルデューの信念によるものだが、今では他の権威たちもこれを支持している。

　彼が造る素晴らしいワインを一度ティスティングすれば、クロ・フロリデーヌがラヴィル・オー・ブリオン、オー・ブリオン・ブラン、ドメーヌ・ド・シュヴァリエのような伝説的なワインの品質にも匹敵する、見事な白のグラーヴだと言うことが明らかになる。デュブルデューの才能が全ヨーロッパとイギリスで認められている割には、値段は依然として格安である。クロ・フロリデーヌはまさに発見されたのである。このシャトーは恐ろしく過小評価されているが、グラーヴの天空のもとで何処からみても格付けシャトーに値する秀逸なワインだ。良好で滑らかな赤ワインもそこそこの量が造られているが、白ワインの様なまばゆいばかりの品質を備えているわけではない。