会話の中から意識、無意識を見分ける際、違和感のあるなしがポイントだと、前回お伝えしました。
例えば、誰かが話していて、話題の中に何人かの人物が登場したとします。すると、自分にとって違和感のある人物、ない人物が出てきます。
ここで大切なのは、会話の中に出てくる人物は、「現実の人物」というより、話し手の「こころの中の人物像」ということです。
なぜならば、同じ人物について別の人が話すと、全く異なった人物像になることも少なくないからです。
そして、話し手にとって違和感のない人物像は自分の意識に属し、違和感のある人物像は無意識に属していると捉えていきます。
私はカウンセリングをする際、クライエントさんのお話の理解、共感を第一に、そして同時に、お話のなかの登場人物の誰が意識で、誰が無意識なのか、その区別を意識しながらお話を聞いています。
そうすることで、クライエントさんの意識と無意識、両方に寄り添えると思うからです。
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では、「苦手」と感じる人物像はどちらに属するでしょうか?
無意識です。
自分があこがれる人物像はどうでしょう?
これも無意識です。
話し手と親しい人物像は?
意識です。
自分はなりたいけれど、なれない状態の人物像は?
無意識です。
次回は、こころの中の人物像が、このように意識と無意識に分かれていくメカニズムについてお伝えしていきます。どのようにEFTで活用するかイメージが明確になってくると思います。
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