意識と無意識の葛藤をどう扱うか | 【ZOOM・スカイプ】うつ・パニック・あがり症をサポートするカウンセラーのブログ

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うつ、パニック、あがり症等のメンタル不調があると仕事も生活も不安です。カウンセリングでメンタル不調を解消し、安心して仕事をし生活できるようにサポートします。

意識では「問題を解消したい」と思っているけれど、無意識は、「そのほうが得
をするとわかっているので、やめるわけにいかない」と考えている場合、EFTではどのようにアプローチすればいいのでしょうか?

例えば、意識では「ブログで文章を書けるようになりたい」、でも無意識では「どうせいいかげんな内容しか書けない。すると自分がいい加減な人間だと多くの人にばれてしまうことになる。そんなことはやりたくない」と考えていたとします。

意識の意見だけを優先すると、セットアップフレーズは次のようになります。

「私はブログを書こうとすると、『どうせいいかげんな内容しか書けない。すると自分がいい加減な人間だと多くの人にばれてしまうことになる。そんなことはやりたくない』と考え、書けなくなってしまうけれど、このブロックを取り払い、ブログをすらすら書けるようになっていきます」

実際、これでブログがすらすら書けるようになる方もいらっしゃるでしょう。でも個人的には、意識の意見だけを優先して進めていくのはあまり好みではありません。

というのは「いい加減な内容を出したくない」「いい加減な人間だと思われたくない」という思いの奥には「自分を守り安全感を感じたい」という肯定的な意図があるからです。

そして、意識の「ブログで文章を書けるようになりたい」という思いの奥にも、例えば「人と交流したい」という肯定的な意図があったりします。



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私自身は、EFTで意識と無意識の葛藤を扱う場合、それぞれの肯定的な意図をはっきりさせてから、この二つの意図の協力を意図したフレーズにするやり方が好きです。

例えば、

「私は、人と交流するためにブログを書きたいと思っている。でも同時に、いい加減なものしか書けないだろうし、すると自分がいい加減な人間だと多くの人にばれてしまうのはいやだから、自分を守るためにも書かない方が良いとも思っている。交流したいが、同時に自分を守りたい。今はまだ、この二つの思いがぶつかり合って苦しいけれども、これからは『人との交流』と『自分の守る』、この二つの思いに折り合いをつけ、無理のないペースでブログを始め、書いていきます」

このようなEFTを行うと、不思議なことに、意識と無意識、両方の言い分に折り合いがつき、無理なくブログが書けるようになったりします。


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