研究関係以外の本を読める日を待ち望んでいた。
やっと読める
ちびちび読んでいたサスペンス小説を一気に読み終えた。
The Girl Who Played with Fire/Stieg Larsson
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三部作『Millenium(ミレニアム)』の第二部。意外性のあるストーリー展開で面白かったが、いかにも「第三部へ続く」という終わり方でちょっと不完全燃焼。
スウェーデンってこんな国なのかって認識を新たにした。知らなかったなあ
でもスウェーデンロックというのか、ABBAやジェシカは大好きで私には「箸休め」的な存在の音楽。アップテンポの美しいメロディーがいい
第三部のペーパーバックは出版待ちの予約中。
届くまでの間は松本清張を読んで待つことに。
- 失踪―松本清張初文庫化作品集〈1〉 (双葉文庫)/松本 清張
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この作品集は(4)まである。「初文庫化」につられて買ったが、これまで文庫にならなかった理由がわかるような気もした。
時代背景が古いのは当然なのだが内容が「疎」なので、辛気臭くて飛ばし読みで十分。たいした結末でもない。
若い頃、新潮文庫の松本清張を片っ端から読んでいた。そして角川文庫、文春文庫、中公文庫…と、とにかく手当たり次第に読んで楽しんでいたのだが…
日本の推理作家で好きなのは宮部みゆき。彼女の作品は文庫になったものは全て読んでいる。早く読みたくても文庫になるまで我慢する。
宮部みゆきの小説でこれまでほとんどハズレはなかった。感動してぼろぼろ泣いたのが『孤宿の人』。私の中ではベストかもしれない
- 孤宿の人〈上〉 (新潮文庫)/宮部 みゆき
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しかし、無制限に時間があって読書三昧というのも、なんというか「甲斐」がないものだ。
ベッドに寝そべってひたすら読んでいたのだが、思わず「読んでるだけっちゅうのも面白ないもんやなあ…」と声に出して言っていた
願い叶って思いっきり本が読めるのに飽き足らないこの気持ちは何
「過ぎたるは及ばざるが如し」
足りても足らんでも文句を言うんや、人間は…っというか私だけ