ブログジャンルにある「団塊世代」のランキングトップ100をチェックした。
同じ世代の人たちの生活ぶりや思いを読んでみたいと思ったからだ。
実に様々なブログがある
ブログのタイトルだけで「パス」というような商売目的のモノもあれば、タイトルだけで開く気にもなれないような「ベタ」なモノもある。例えば『何々(自分の名前)のブログ』とか。
人のことは言えない私のブログタイトルだって言わば『おばあちゃんのメモ』みたいなモノだから…。
気の利いたタイトルのモノを開けてみても、全く予想だにしないような内容で、がっかりすることも多い。
不思議なのは、ランク上位に入っているブログが、私には興味のないテーマ(あんなことにみんな興味があるのかなあ)ばかりだったことや、団塊の世代でもない若者が「団塊世代」にエントリーしててどうってことない内容が書かれていたりすること。
ランキングはアクセス数で決まるらしいが、読者に知り合いが多いからなのか、それともそういうことに波長が合う人が多いということなのだろうか。
とにかく「団塊世代」のジャンルでこれからも読みたいブログには出会えなかった。
私は還暦記念にブログを開設した。
海外留学をしている若い大学院の同級生が、その生活をブログに書いているので、手紙やメールを書かなくても日常がよくわかる。
これがヒントだった
年賀状だけの付き合いの友人に、ブログで私の生存確認と近況報告が出来ると思ったのだ
いざ書き始めてみて、身近な人の目に触れる危険性を考えると、そうそう赤裸々なことは書けないことがわかったブログを書いていることは家族の誰にも言ってない
ブログが「愚痴の壷」にならなかったら、何を書く?
友人にしろ知人にしろ読者がいると思うと、ブログの内容も誰かを意識して書くようになる。
もちろん内容に関しては私の本音なのだが、読者に対してちょっとしたメッセージを織り込むこともある。
「これをテーマに」と書き始めると、自分の中で思わぬ考えが浮かんだり、新しい発見をすることもあって、近況報告で始めたつもりが日々雑感なるエッセイになってしまうことも…
でもまあ前にも書いたが、読者を意識して書くブログは作文の修行にはなる。下書きしたものを読み直したときに、その乱文さには驚くばかりだ。
相手に対して自分の考えを話すのと、それを文章にすることは全く別の作業であって、頭の整理を要求される。
今日のブログも、書き始めた時には、あんなブログこんなブログについて書くつもりだったのに、こんな流れになってしまった。
最終的に自分のことに行き着くのはいつものパターン。ほんまに自意識過剰なり