モンスターペアレント「長男に体罰、金払え」学校を恐喝未遂容疑で逮捕
『長男が通う中学校の教諭にクレームを付け、金を脅し取ろうとしたとして、福岡県警が同県内
に住む長男の母親(46)と、母親の知人の男(29)について、恐喝未遂容疑で立件する方針
を固めたことが捜査関係者への取材でわかった。
学校側に理不尽な要求や苦情を繰り返す保護者は「モンスターペアレント」と呼ばれ、近年社
会問題化しているが、刑事事件に発展するのは異例。
捜査関係者によると、2人は3月上旬、長男が担任の男性教諭から体罰を受けたと因縁を付け、
担任らから金を脅し取ろうとした疑いが持たれている。
関係者によると、昨年10月中旬、担任が校内で騒いでいた長男を注意したところ、長男が担任
の腹を蹴ったり、トイレットペーパーを投げたりしたため、担任がほおを平手打ちした。
長男は病院で検査を受け、母親は「金を払わなければ警察に訴える」「金を払えば何も言わない」
などとタクシー代や診察代を要求。学校側は実費の1万数千円を支払ったという。
』
という記事を読んで、思ったこと。
書き方がうまいな、と。
どこまで真実なのかウソなのかわからない。
法を悪用する人たちのやり方がここに。と思いました。
まったく事実が異なる可能性もあります。
自分たちが虐待したのに、相手を虐待者に仕立て上げる上手なやり方が見えてくる。
もちろん、私には、どちらが正しくてどちらが正しくないかわかりませんし、世論がいうとおりにこの保護者かもしれませんが。(特に「モンスターパレンツ」という単語をだしている段階で、そうなんだ、と世論は思いますね)
ただ、今までたくさんのケースを読んだり実際に自分も経験したなかで、いかにも虐待者が「自分は被害者だ」と問題をすりかえる上手な方法のひとつのようにうつりました。
それで、この子どもは?大丈夫なのだろうか?教師と親だけで、子どもは?
問題点をすりかえてる。
どうしてこんな態度を取ったのか。
平手打ちをされてどう思ったのか。
平手打ちが正当化されるような状況とは。
アメリカの親権裁判のようです。子どものため、といいながら、まったく子どものためになっていない。
でも、裁判って、別にこれでいいんですよ。
だって、裁判員制度ですよ。
一般の人が判断するんです。
その人たちを上手にだますような
事実はさておき、
「たかが軽い平手打ち」だったとみせかけてとか。
医療費として300円を請求したのだけど、そこで、「モンスターパアレンツ」という存在の話をすると、
その親がそうであるかのような印象をうける。
心理作戦ですね。