運命の日は7月16日です | 国際結婚の行く末: 在アメリカ 国際離婚とハーグ条約

国際結婚の行く末: 在アメリカ 国際離婚とハーグ条約

国際結婚をする前に、国際離婚についての知識があればよかったと思います。あったら、してなかった。

やっぱりね・・・です。



このブログを始めたときは、裁判が始まったとき。

そして、一応、裁判も終了して、その後は好き勝手なことを書いてきたけど。



再び、ややこしいことが起こるかも、ということで、ここに新たに書き始めます。



この記事で書いた『養育費を払わずにすむ方法』 が私の身の上におこりそうです。



どうなるかわかりません。



現在、同意のもと、日本に里帰りをしてます。

私は、一年に一度、一定の期間、子どもと一緒に日本に帰ることを認められています。(これを得るまでにいくらお金がかかったことか・・・・この話はブログのどこかに書いていると思いますが・・・私はラッキーだったとしか、いいようがありません)


そして、今回、7月16日までにアメリカに子どもと一緒に戻らなくてはいけません。



でも。


その頃には、子どものアメリカのパスポートの期限が切れているのです。

帰れないのです。



前の記事に書いたとおり、親子3人で申請しなければいけないのですが、父親が所定の同意書を書いて公証をすれば、その用紙と、母子だけで申請ができます。



今日も、その同意書の催促メールをしました。


アメリカ領事館のサイトによると、3週間から4週間発行にかかるそうです。今から申請してもぎりぎり・・・



もちろん、パスポートが切れる半年前から催促してました。パスポートセンターに予約も取りましたが来てくれませんでした。



私の予想は、「同意書を送ってこない」です。


私を誘拐犯にしたてあげたいのでしょうか。本当に、子どもを使っての復讐だと思います。





そのうち、あの父親たちのように、涙を流して、「日本は子どもをアメリカに返せ!」と叫ぶひとりになるのでしょうかね。




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今、裁判中・離婚を考えている方へ。


「子どものパスポートは16歳になるまで発行することを、父親と母親は、同意している」ということを離婚同意書に書くことを決して忘れないでください。



この一言さえあれば、離婚同意書(コートオーダー)を持っていくだけで、パスポートの再発行をしてもらえます。



子どもは16歳になれば、両親の出頭は必要なく、ひとりでパスポートの申請ができるようになります。(アメリカの場合です)



私は、日本に1年に1回の里帰りが認められた時点で、嬉しくて、パスポートのことまで頭がまわりませんでした。すっかり忘れていました。考えても居ませんでした。



子どもの父親や、父親の弁護士はわかっていたはずです。

「日本行きを許可してあげたけど、どうせ行けないんだよ!!」って笑っていたはずです。





日本人であれば、戸籍謄本さえあれば、日本に入国できます。

アメリカは、出国審査がないですから、アメリカのパスポートの期限が切れていても、出国はできるのです。







裁判中や離婚を考えている方。

もし、里帰りや永久帰国を認めてくれたとしても、絶対にパスポートの同意のことを書くのを忘れないでください。




本当に後悔しています。







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裁判所にパスポート再発行の許可をもらえばいいのに、とコメントが来ましたが・・・


そのとおりですよ。それが簡単にできれば簡単なことです。私もそのようにしようかとも思いました。


(実際に、父親が行方不明だったり等で裁判所の許可をもらう人はたくさんいます)




でも、あの父親ですから。

そんな簡単に終わりません。



再び、裁判は長引くでしょうし、何百万円か、それ以上かもしれない裁判費用なんて、もう払えません。


きっと、再び、親権を取ろうとしてしかけてくるでしょうね。

「パスポート再発行という簡単な裁判だったはずなのに、親権が取られて、監視付面会になって、日本行きも一切禁止され、パスポートも取り上げられたら」


おおげさじゃありません。ありえるんです。