離婚後の父の日 | 国際結婚の行く末: 在アメリカ 国際離婚とハーグ条約

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国際結婚をする前に、国際離婚についての知識があればよかったと思います。あったら、してなかった。

日曜日は、日本でもアメリカでも父の日でした。

父の日は、父親と過ごすように、と取り決められることが多いです。


にしても。


いわゆる、典型的なことが各地で起こっているのが、本当に、いったいどうしたものかと思います。


表面だけみて、「父の日だから父親に会える」というのはいいことでしょう。

そうすべきでしょう。それが理想です。


でもね・・・「その典型的なこと」というのが、ブログ仲間さんがかいていて記事を参考にしてみてください。

彼女にも起こりました。

http://workingmominu.jugem.jp/?eid=1051#sequel


父の日は、父親にとって絶好の日なのです。母親を苦しめるために。

私のブログでなんども説明しているとおり、面会を守らなければ警察に捕まる可能性もあるわけです。

そして、父の日というとても、重要な日に「父親に会わせようとしない母親」というのはとても、良い証拠になるわけです。



そうなんです。

法を悪用しようする人。法を使って母親に復讐しようとする人。

彼らには、とても都合の良い日なのです。

「子どもが父親に感謝をする日」のはずなのに、子どもの気持ちなど考えません。



上記のブログ仲間さんも、結果的には、父親が「どうして家にいないのか。もう父の日はほとんど終わっている。すぐにこい!!」と怒ります。

ここだけ読むと、「父親に子どもを合わせようとしない母親」のように聞こえますね。

母親は努力したのに。努力した結果がこれです。

お子さんはそれなりの年齢になっていますから、そのように父親に怒られて、自分が悪いと思ったかもしれません。


他の離婚仲間さんでも、同じこの典型的なことが起こりました。

そちらでは、「もう父の日はほとんど終わっている。すぐにこい!!父の日に会いにこないこないなんて、ひどいやつだ。もうこなくてもいい!」と子どもに言ったそうです。

そして行っても会ってくれなかったそうです。子どもの喧嘩みたいですよ。いい大人なのに。

お子さんは、父親の態度に泣いたわけなのですが、怒りは父親に行きません。母親に行きます。母親がきちんとしなかったから、父親が怒ってしまったんだと・・・

いつでも、なんでも、結果的には「母親のせい」にするのが、典型的な父親たちです。




他の知り合いは、警察と共に父親が現れたそうです。



みな、この日を利用する父親は同じようなことをしてます。連絡が取れなかったり、用事があるから父の日は会えないと言っていたのにもかかわらず、突然、用事がなくなったら会いたい!と言ってきたり。

警察と共に父親が現れた人は、まったくのワナだと思います。会わない、ということになっていたのにもかかわらず、「コート・オーダーを守っていない!」と父親が警察を連れてきたそうです。

「コート・オーダーではそうなっているけど、今日は父親に会わなくてもよいと同意していた!」と母親は主張しますが、父親は「そんなこと言っていない!」もちろん、証拠なんてなし。

警察は、母親がウソをついていると思うだけです。そして、コート・オーダーを守っていないほうが悪いことになるわけです。

このようなわかりきったウソは、お子さんが小さいとできるでしょうね。



そして、私にも、この典型的なことが起こりました。

日本とアメリカで離れていますから、私の場合はスカイプです。


メールが来たのは、日本時間の父の日がもうすぐ終わるころの夜10時。子どもはもう寝てます。

月曜日、朝起きても子どもは学校に行かせていますから、朝はそんな時間ありません。

日本時間の月曜日の正午。父の日が終わる!!と「子どもにあわせようとしない母親だ」と非難のメールが来ました。


そんなこと言われても・・・


メールを送って「日本時間の火曜日の朝7時に待っています」と送ります。

でも、次は何が起こると思います?

その時間にスカイプできないんですよ。電話もつながらないんですよ。もう、わかりきってます。

だって、彼の目的は果たしたんですから。「父の日に子どもと話ができなかった」という。

そういう事実をつくりたいのでしょう。翌日なんて話をする気もありません。「翌日も話をしてもらえなかった」、とでもいいたいでしょうから、私のメールなど気にもしてないでしょうね。




だから、子どもには言いませんでした。火曜日の朝にパパが電話してくるよ!と喜ばせても、がっかりさせるのがわかっているからです。


月曜日の夜、一応、「最近、パパと話をしていないから電話しようか?」と聞きました。でも返事は、「したくない」。 「したくない」と答える理由は電話をしても、いつも煙たがられるからです。電話がかかってくるときのパパはやさしいけど、かけたときはやさしくないといいます。


今日、火曜日の朝。スカイプを立ち上げて、30分待ち、電話もしました。もちろん、スカイプはオフになっていて、電話もでません。もし、でたら子どもに言おうと思ったのだけども・・・・



思ったとおりの行動でした・・・・・・

他の方たちに比べたら、振り回されたのは、火曜日の朝30分、家事をしながら待っていただけですから、たいしたことないですけど・・・・・・



そして、子どもに言わなかったことは正しかったと思います。子どもは傷つかずにすみました。

彼らのもうひとつの目的は、子どもを傷つけて「こうなったのはすべて母親のせいなんだ」と怒りを母親に向けさせることですから。





***

子どもは父の日には父親に会える。

いいことでしょう。そのとおりでしょう。

理想的です。



でも、世の中には、それを悪用する父親もたくさんいるんです。




すべて、裁判の証拠集めのためです。子どもは振り回されています。これが子どものためですか。