2023年1月17日号 | 豊かな人生を送るための道標~激動の世の中を正しく生き抜くために~

豊かな人生を送るための道標~激動の世の中を正しく生き抜くために~

激動の世の中を正しく生き抜くために、豊かな人生を送るために、道標となるような情報を発信します。

激動の世の中を正しく生き抜くために、豊かな人生を送るために、持ち合わせておかなければならない最も大切なものは何でしょうか?

それはお金でも金品でも宝石でもありません。

最も大切なものは、『愛』と『感謝』と『思いやり』です。

人間の感情、氣持ち、情念は良くも悪くも蓄積されます。悪い方では「積年の恨み」といった不氣味な言葉がありますが、良い方の『愛』と『感謝』と『思いやり』も当然、蓄積され、貯蓄できます。

『愛』と『感謝』と『思いやり』を貯蓄することで、豊かな人生を送ることができます。


なぜ、『愛』と『感謝』と『思いやり』が必要なのでしょうか?

それは困っているひとを助けることが当たり前の世の中になって欲しいからです。

先日、スーパーで家内と買い物をしていたときにこんなことがありました。

レジで精算待ちをしていると、ひとつ前に手押し車を持っているお婆さんが精算をして貰っていました。

私は身長が180cmですが、そのお婆さんは腰が曲がっていて私の半分くらいの身長でした。

で、精算済みのカゴをレジ打ちの店員さんが親切に(?)そのお婆さんの手押し車の上に置いてあげた後、支払いが終わったようで、お婆さんは袋詰めをするコーナーへ精算済みのカゴが載った手押し車を押して進んでいきました。

次は私達の精算の番です。精算が終わって袋詰めをするコーナーへ進んでいくと、さっきのお婆さんが何もできない状態で立ち往生していました。

私は見かねて自分たちの分の袋詰めは家内に任せて、お婆さんに「お婆ちゃん、どうしたの?」って声を掛けました。どうやら袋詰めをしたいけど、袋詰めコーナーのテーブルがお婆さんにとっては高すぎて精算済みのカゴを手押し車からテーブルの上に持ち上げられなくて困っていたようです。私たちの精算が終わるまでですから、3~4分は立ち往生していたでしょうか?

そこで、私はお婆さんの精算済みのカゴをテーブルの上に載せてあげてさらに袋詰めをして、手押し車の上に載せてあげました。お婆さんは喜んでくれて何度も御礼を言ってくださり、帰っていきました。

聴くと、家はそのスーパーから近いとのことでしたが、家内とふたりで、「大丈夫かなあ?」と心配しつつ、「ところで、あのお婆さん、俺たちが居合わせなかったら、どうなっていたんだろうか?普段はどうしているんだろう?」といろいろと余計なことまで心配してしまいました。

ここで、何が言いたいのかと言うと、私は、こんなときにこのお婆さんのような状況にあるひとを周りにいるすべてのひとが気に掛けたり、間髪入れずに手を差し伸べたりするようなそんな世の中になって欲しいなあと魂の底から思うのです。

ですから、この地球が『愛』と『感謝』と『思いやり』に満ち溢れた世界になって欲しいと願ってやみません。