ちょうど1年前(2011年9月) 

夫との間に離婚話が勃発。  

 

 

それは私と夫だけの問題 

と思っていましたが 

 

どうやら 

お互いの両親との関係や家庭環境が 

大きく影響しているようだ 

 

としばらくして 気づき始めました。  

 

 

離婚問題に隠れていたもの①

  


 

 一通り 

私が今まで閉じ込めていた思いを聴いた父は  

今度は夫と

 

「2人で会って話がしたい」

 

と言い出しました。



前回 互いの両親と夫5人の話し合いの時

 

夫の両親は私が離婚を決意し

子供を連れて家探しをしている

 と知ったばかりで 

 

「なにがなんだか…はてな

 

という混乱状態。  

 


 

私から大まかな説明を聞いていた父は   

今の状況を夫の両親に説明。

 


夫の証言も確認し

 

「では今 どうするのが1番いいか」 

 

 を話し合うので精一杯でした。  


 

 

それからも 私は 

言えなかった幼少時の思いの数々や状況説明を   

何度にも渡り 父にしました。

 

 

私の思いを詳しく聞くうちに父も

  

「この問題には

 お互いの家庭環境の大きな違いが関係している」

 

 と感じたようです。  

 

 

 

そもそも 夫と私の不和は互いに

 

「自分は間違ってない。

 違うのはそっちだびっくり」 

 

という言い分が積み重なったゆえの憤り

 

そして 爆発爆弾

 
 

夫も 私も 自分の育った家庭から 

自分の”常識”を作り上げてきました。

 

 

父はその常識であるはずの

”価値観の違い”を夫と話し 

互いに理解できるよう 

仲介役を買って出てくれたわけです。

 

 

 

「ちゃんと説明すれば 

 きっとわかってくれるはずだから。」

 

と夫への期待を持って 

父は2人の話し合いに臨もうと決意。

   

 

私は父を止めませんでしした。

 

 

 

夫は父の誘いに快く応じ 

昨年(2011年)12月 

父と夫は初めて

サシで話をすることになりました。  

 

 

この時 

私と夫は一つ屋根の下でありながら 

もういっさい話をせず 

家庭内別居状態。  

 


2人が合う日程や報告は全部

父から聞きました。  

 

 

その2人の話し合いでわかったことは…


 
花     花     花     花     花  

 


まずは父が夫にした 

「私の常識」の話からにしましょう。

 


父は自分の生い立ちから話を始めたそうです。

 

 

父は小学校5年生11歳の時に 

親元を離れ 養子に出されました。

 

生みの母と育ての母は 

姉妹のように仲の良い間柄でしたが

直接の血のつながりはありません。

 

9人兄弟の8番目だった 父。

子供を産めなかった 育ての母。

 

昔はこういう養子の話 

珍しくなかったそうです。


 

明治生まれの厳格な育ての父親と 

文句も言わずに追従う 

同じく明治生まれの育ての母親。

 

子供はもちろん 

親に反抗することなど許されませんでした。

 

 

子供時代はかなり辛い思いをしながら 

その風習に従った父でしたが  

大人になり 母が嫁に来た頃から 

時代の流れを感じ 自ら大変革をしました。 

 

何が何でも 

父親が1番という家父長制から

何か問題が起こったら 家族みんなで話し合って決める   

という民主的解決に変えたのです。
 

 

私も 子供の頃 

よく家族がバトルしていたのを覚えていますDASH!

 

 

おじいちゃん VS  おばあちゃん

おばあちゃん VS 母  

父 VS 母

 

 

祖父母のバトル 

嫁姑のバトルでは 

必ず父が間に入り

お互いにすべて言いたいことを出し切らせ  

わだかまりのない解決策へと舵取りをしていました。

 

 

両親のバトルも思い切り出し切っていたので 

後に残らなかったのでしょう。

 

激しく戦っていた翌日 

ケロッとして笑っている両親・祖父母を見ましたが   

それが うちの当たり前。

 

 

なので バトルが多い割りに

 

「うちの家族は仲がいいおんぷ」 

 

と思っていました。

 

 

 

私は子供の頃から 

父の生い立ちを聞かされていたので

一緒に住んでいる祖父母と自分が

血のつながりがないことを知っていましたが 

そんなの関係なく 祖父母が大好きでした。

 

 

祖母が母への愚痴を私に言ったり 

その逆もあったけれど

別にそれに対して 

どうこう思うこともありませんでした。
 

 

愚痴は一応聞いてあげて でも

 

「そんなの私に言わないで直接相手に言いなよ。

 あんまり言うなら

 『こんな悪口言ってたよ』って言っちゃうよ。」

 

って 私も言えてたからだろうな。


 

 

母と祖母はそれこそよくやり合ったので 

母はずっと

 

「自分はおばあちゃんによく思われてないだろう」 

 

と思っていたようです。

 

 

でも 20年前 

祖母が亡くなった時に

祖母の妹である叔母さんから

 

「姉さんが良くしてもらったって喜んでたよ。

 ありがとう。」  

 

と言われたのが

 

「何より嬉しかった」

 

と母は言ってました。

 


ケンカして 

お互いを見せ合ったからこそ 

血のつながりなど関係なく 

家族の絆が深まった

 

と言えるのかもしれません。
 

 

 

 

激しくぶつかり合うけれど 

後に残さず 

言いたいことは言う


お互いを出し合いながら 

納得できる解決法を見つけ出す  
 

 

父は夫に 

そんな嫁姑関係もあからさまに説明したそうです。

 

 

「これが えりこが育った家庭環境です。」 

 

と。

 

 

 

では一方 

夫の家庭環境は というと…

 

 

 

~ つづく ~


 

離婚問題に隠れていたもの③

 

 


 

ジプシーカード 5 Conversation 対話
 

会話する 心をこめて話す 

 

伝えたい想いがあったり 

相手の心の内を聴きたい時は

こちらから歩み寄りましょう

 

その時 大切なのは 信じること

心を開いて 信じて 話しましょう 聴きましょう

 

心をこめたまっすぐな言葉はちゃんと伝わります

一方的にではなく しっかり受け止めて 投げる

そんなキャッチボールのような対話を心がけましょう

 

 

 

(緑)パワーオブフラワーカード 5 Violet スミレ

 

自分とは違う考えを理解しようとする 

 

どちらがいいか 悪いか 

正しいか 間違っているか

などという二分法ではない

新しい考え方や受け取り方を

あなたは今 学んでいるところ

 

「そういう考え方もあるのか!」

と共感出来た時

自分と違うものに対して

尊重する気持ちが生まれます

 

あなたは相反するものに対して

敵対するのではなく 

融合 調和する力があり

その力を使うことで心も穏やかになるでしょう

 

 

~ たまゆら占いより ~