昨年(2011年)11月に受講したセミナー 

 

フィンドホーン 女神山リトリート


 

昨日は 

そこで気づかされた

私の生き癖のことを書きました。

 

「人に確かめる」という生き癖

 


 

他にも 私はこのセミナー中 

1点 

とても気になったことがありました。

 

全員で輪になって 

ワークの感想をひとりずつ 

みんなの前でシェアする機会が何度もあったのですが 

その中で

 

「親との間にあった問題がやっとわかりました。」

 

「もう父は死んでしまったけれど 

 今日 父との関係がわかり癒されました。」

 

などと涙を流しながら話す 

60代・70代の方が何人もいらっしゃったのです。

 

 

 

当時 私は

 

(親との問題を抱えた方がこんなにいるんだ

 それも 自分が祖父母となる歳まで 

 ずっと長い間 苦しんでいたなんて…)

 

と共感しつつ 

ただただ驚いただけでした。

 

 

「私は両親と大きな問題など何もなく育ってきたし

 私の問題はやっぱり夫との間のことなのだろうな。」

 

と思っていました。

 

 

でも セミナー後も 

なぜだか そのことが引っかかって…。

 

 

その訳がだんだんわかってきました。

 

 

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離婚問題が持ち上がってから 

私は夫との不和の原因となった詳細な状況を説明するために 

何度も父と 話し合いをしました。

 

 

そして その度に 

自分でも感情が止められないまま 

ものすごい”怒り”が 

自分の中からあふれるのを感じました。

 

 

最初は 

夫への怒りを父にぶつけているんだ 

と思いましたが

 

どうやら それだけではないみたい。

 

 

 

「あの時 本当は

 こう思っていて ああしたかったびっくり

 

という子供の頃のことまでもが突如甦ってきて

 

「こんなこと 

 今さら言っても仕方ないけど」

 

と頭ではわかっていながら 

 

父に対して

「コントロールされた感」が確かにあり

あふれ出すものを止められませんでした。


 

 

映画「千と千尋の神隠し」で 

川の神様がゴミやらヘドロやらを

どわ~~っと出す場面がありましたが 

まさにそんな感じ。

 

 

夫への不満と 

子供の頃から抑えていたものが 

一気に外へ押し出されました。


 

 

出る言葉を止められない自分にも驚きましたが

 

「こんなにも 私は

 気持ちを溜めていたのか!?」 

 

と改めて 

フタをしていた自分の思いにビックリしました。


 

おとなしいはずの私の突然の爆発に 

父もビックリ( ̄□ ̄;)

 

 

でも 黙って最後まで話を聴いてくれました。

 

 

 

「小さい頃から 聞き分けの良い

 いい子のえりこが自慢だった。」

 

と父は言いました。

 

 

よその人から 

「えりちゃんはいい子だね。」

と言われるのが嬉しかった と。

 

 

私もそう期待されているのがわかっていたので

その期待に応えるために いつも

 

「失敗しないように」

「間違わないように」

 

と言う父のアドバイスに従い 

全く反抗することなく従順に生きてきました。

 

 

おかげで失敗することなく 

安全な道を歩んで来れました。

 

 

 

夫との結婚は両親の大賛成もあり 

ほんの3ヶ月ほどで決めたのですが 

この離婚問題が勃発してから父は

 

「もっとじっくり結婚を見極めた方が良かったのかもしれない…」

 

と結婚への流れが早かったことを気にしていたようでした。

 


でも 結婚も その他の色々な決断も 

最終的には自分で決めたことだし 

すべては経験だったと思っているので 

まったく後悔はしていません。

 


そのことを伝えた上で

 

「でも それが自分らしかったと言えるかどうかはわからない。

 これからはたとえ失敗しても 

 自分の気持ちに素直に従い 自分らしく行動したい。」 

 

と告げました。

 

 

父は

 

「まだ人生半分ある。

 今そう気づけてよかったじゃないか。

 1度きりの人生。

 eriko の人生なんだから自分の思うように生きたらいい。」

 

と言ってくれました。


 

 

今では父と

あの頃ほめてくれていた人たちに

 

 「今erikoは離婚でもめて別居して 

  今頃反抗期が来てます。」

 

って話したら?

 

なんて言って 

笑い合えるようにもなりましたが(^^ゞ

 

 

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私が感じた”怒り”は 

夫や父に向けられたもの 

と思っていましたが 

その実体は

 

”本当の気持ちにフタをした自分” 

”本音を言えなかった自分”

に対する怒り

 

つまりは自分への怒り

だったのだと思います。

 

 

人に怒りをぶつけ 

相手を責めているようでいて 

実は

 

自分に怒り 

自分を責め そして 

自分を傷つけていたんだな

 

 

だから 

いくら怒りを人にぶつけて 

一時的にスッキリしたようでも

必ず後で 

むなしさや心の痛みを感じたんだな


 

 

夫も 夫の家庭環境で創られた信念があり 

両親に対する思いがあり

 

きっと 私と同じように親に言えていないこと 

さらにはまだ自分で自分の気持ちに気づいてないことが

たくさんあるように思います。

 

 

もちろん 

自分自身を怒りで傷つけていることも 

気づいていないはず…。


 

離婚問題は私と夫だけの問題 

と思っていましたが

 

セミナーで多くの方が語っていたように

その影には「親との問題」が潜んでいて 

今の自分に ものすごく大きく ものすごく強く 

関わっていると感じます。

 

 

それがだんだん明らかになってきました。

 

 

 

~ つづく ~

 

 

離婚問題に隠れていたもの②


 


 

アールヌーボーカード 13 少女
   

幼い頃の思い 淋しさ 哀しみ

 

子供の頃に体験した思いが

今のあなたに影響を及ぼしています

 

なかったこととして覚えていないことかもしれません

 

今現在 体感している感情を見つめていると

過去のその出来事を思い出すこともあるでしょう

 

そんな時は 我慢せず涙を流しましょう

それが小さかったあなたが出来なかったことなのですから

 

 

 

(黄)アールヌーボーカード 34 魚

 

家族関係 調和 向き合う

 

家族や親子のことがテーマとなる時 

よく出るカードです

 

特定の誰かとじっくり

本音で話し合う必要がある

 

家族との関係を通して

今までの家のやり方を変える

 

今すぐでなくても 

そのようなことが必要なようです

 

水の中をそれぞれが

気持ちよく泳ぐ魚たちのように

時間をかけて 

家族の調和の形を見つめていきましょう

 

 

 

ジプシーカード 42 Soldier 兵士

 

戦う 責める 立ち向かう 

 

ずっとがんばってきましたね

誰かに負けないように   自分を守るために

身構えて 緊張を保ち よく戦いました

 

外に向けて戦ってきた と思うかもしれませんが

自分の気持ちと戦ってきた部分もありますね

 

もう  敵はいません

自分も人も責めようとしなくて大丈夫

 

これからは力を抜いてリラックスしていきましょう

 

 

~ たまゆら占いより ~