昨日レイトショー行ってきました。 私的007祭りの目玉ですw



メキシコの「死者の祭り」にて、あるテロリストを殺したボンド。
任務でもないのに騒ぎを起こしたことで、無期限の停職を言い渡される。
実はMI6は存続の危機に瀕していたのだ。
国家安全保安局の「C」ことマックス・デンビーがMI6とMI5を統括、
9か国の情報を手にしようともくろんでいた。

停職中のボンドは、スカイフォールでの遺留品を届けにきたマネーペニーに
メキシコでの騒動は亡くなったMの遺言だったのだ。
遺言に沿ってテロリスト・スキアラの葬儀に行くと、そこである組織に出会うことになる。
そこにいたのは、ボンドの過去にまつわる悲劇の張本人だった…。

現ジェームズ・ボンドが過去作品で戦ってきた相手が、
実はこの犯罪組織・スペクターの仲間だった!という総まとめ的な内容。
最初からジェットコースターなアクションですごく楽しめました!
ヘリコプターってあんなくるくる動くの?!ってびっくりしましたけど。

そして早々にアンドリュー・スコット演じる「C」登場。
なんか嫌味な官僚っぽく出てきましたけど、最初からものすごいたくらみを胸に秘めてそうでw
悪人だとは言ってないのに「あ、これ悪いやつだww」と思ってしまいましたw
もちろんモリアーティ役の影響ですがw
申し分ない存在感。でも黒幕ってわけでもないから悪役としてはちっさい部類でした。
うーん、でもスペクターのトップのプロフェルドが意外に若い設定だったぶん
原作の得体の知れなさが薄れてた感じですね。
なかなかしぶとかったですけど、ちょっと薄い。これならアンドリューのほうが悪そう。
と、ひいき目だらけの感想を持ちました。(すみません)

情報戦に関しては、「C」も正しいことを言ってるとは思いますが、
それで女子供を不幸にする組織に加担してちゃあだめでしょ。
国家ってのは汚いものですが、国民を不幸にする方向に動くのは絶対に間違ってます。

しかしイギリスが情報の統括…ねえ。
中国に加担してるのに・・・と思うと少し苦笑も浮かんだり。
実際のイギリスさんはこれからどうなるやら。

まあそれはそれとして。
今回はQも前回よりずっと活躍しててうれしかったです!
ボンドのむちゃなやり口にぶつくさ言いながら、結局協力してくれるのが可愛い。
ネクタイよりセーター姿のほうが似合うよw
そして猫派なのも発覚wなるほどwって思います。

ボンド・ガールは2人いましたけど、
モニカ・ベルッチはほとんどかじりだけ、レア・セドゥがメインですね。
ゴージャスな美人っていうより地味可愛い系のお顔立ち。
知的なツンデレさんで、お堅いかと思いきや銃の使い方は熟知してたりと
ギャップが大きいw最後まで生き残って、ボンドとラブラブで終わり、よかったw

まあ最終戦の前に夜のロンドンをのこのこ一人かえってあっさり捕まるくだりは
「そら攫われるわ!」とツッコミいれました。
んー、でもジェームズ・ボンドの隣にいるにしては地味な感じ…。
こういう女性は好きなほうですけどね。

いろいろ言いましたけど、映画楽しめました!
「カジノ・ロワイヤル」で感じた冗長な感じもなく、148分、面白かった!

今回はダニエル・クレイグのジェームズ・ボンド最終回!
みたいな雰囲気でしたけどこのキャストでもっとやってほしいです。
ダニエル、頑張ってください!

【007シリーズ過去感想】
     007 カジノ・ロワイヤル
    007 慰めの報酬
   007 スカイフォール

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