- 笑わない数学者 (講談社ノベルス)/講談社
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S&Mシリーズ第三作。
今回は天才数学者の奇妙な家で起こる巨像の消えるマジックと、
その日起こった殺人事件。
この二つのトリックが絡まりあい、最後に疑問が残ります。
そして「結局あれは誰?」という最後の疑問に最終章での一言。
うなりました!
地下室にこもり研究する天才科学者という点と、
もうひとつの点で第1作目「すべてがFになる」と類似しています。
しかし1作目の方が残酷だったけど…。
大がかりだけどシンプルなトリックで
其々の視点から生まれる「定義」を逆手に取った不可思議な現象。
家族の実はもつれ合った関係。
面白いミステリーでした!
いつもあまり好きでないと公言してるワトソン萌絵ちゃんですが
今回はお嬢様臭が薄く、アクションもかっこよかった!
犀川先生がいつか彼女の想いに答えるのかは気になります。
あと今回は刑事さんもかっこいい。
頭もきれるし頼りがいがある。萩原刑事再登場希望です!
【S&Mシリーズ 過去感想】
すべてがFになる
冷たい密室と博士たち
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