冷たい密室と博士たち (講談社ノベルス)/講談社
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森先生の理系ミステリ、犀川シリーズ第2巻。


犀川の友人、喜多の所属する極地研究所に、萌絵とともに向かった犀川。

密閉された冷凍室のなかで行われた実験を見た後、ちょっとした宴会が始まる。

そのあと、宴会が行われた場所のすぐ先で遺体が発見された。


密室トリック、面白かったです。

ちゃんと「誰かがあけて入り、誰かが閉めて出る」を大前提にしてて結論は非常にわかりやすいです。

隠された関係や感情はちょっとベタかな。それに関する伏線が薄かったので…。

犯人もあまり予想しなかったです。できないというよりしなくてもいいなという雰囲気。

答えは必ず出るという安心感がありました。

小説なんだから当たり前なんですけど…んん?


でもこのシリーズのワトソン役、西之園萌絵嬢があまり好きになれないのが残念。

若くてかわいくて頭いいんですけど、お金持ち臭がなんか鼻につく;

犀川先生は好きなんで、また読みますけどねw



【犀川助教授シリーズ 過去感想】

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