2014-06-29 16:08:27

2014W杯炎のレビュー「俺よりでかい奴はたくさんいた」 敗者編 part2

テーマ:フットボール
さて、part1 から続きだよ!!
その間に何か余計な記事 があった気がするが、頭が痛くて思い出せないんだ・・・くっ・・・!




■エクアドル

1戦目でスイスに劇的な負け方を食らったのが運のつき。その後も結局勝てないまま、南米唯一のグループリーグ敗退国としてぐったりしながらW杯を終えた。特にスイス戦では完全に引き立て役。後半ロスタイムのラストプレーでベーラミを思いっきりファウルで潰すも、1回転したベーラミが即座に立ち上がってアドバンテージ。そのままの流れで出されたボールから決勝点献上という泣くに泣けない負け方を披露。2戦目ではグループ最弱のホンジュラスに順当に勝ったが、3戦目のフランスはメンバーを落としてきたにもかかわらず、山のような決定機を外して終戦となってしまった。南無南無。カウンターは確かに切れ味があり、特にチームの全得点をたたき出したエネル・バレンシア別人はかなりスピードがあっていい選手だった。ただ、カイセドは馬力と元気以外に注目点がなく、中盤もアントニオ・バレンシア本人が封じられるとインパクトはなく、総じて他の南米国と比べても一段落ちるチームだったのではないかな、と。ただ、戦う姿勢は面白かったので、また次のW杯で会えたら。アディオス!!


・chinkoshobokatta アントニオ・バレンシア
結局、ほとんど決定的な仕事ができなかった。スペースを奪われると何もできないのはマンUと同じで、実況の人は「ドリブル世界最速!ドリブル世界最速!」と連呼していたが、だからどうしたというか、そんなスペースあんまりなかった。最終戦では後半早々に退場してチームを苦境に導いてしまい、キャプテンとしての重責を果たせたとはとても言えなかった。残念、バレンシア。まあファン・ハール政権化ではかなり重用されそうな気がするので、ワールドカップのことは忘れてチームに集中していただきたい。ものごっつい干されるかもしれんので、その場合は元気にファン・ハールと殴り合っていただきたい。香川とかルーニーも仲間になるぞ、きっと。




■ホンジュラス
フランス相手にパラシオスが退場になって以降の姿を見てないので、なんともかんとも。とりあえずすさまじいラフプレーの連発でひいたのと、ポグバとかの超強面によくお前そんなことできんなボコられんぞと思いました。さすが世界荒廃選手権暴力の部1位 。現場からは以上です!


・chinkotokasouiumondaijanai




■ボスニア・ヘルツェゴビナ
開幕前の内紛の懸念ががっつり当たってしまった旧ユーゴのチームは、1勝したものの結局爆発的攻撃力を見せることなく大会を去った。守備やべーじゃんとさすがに監督も思ったのか、アルゼンチン戦ではテクニシャンのメドゥニャニン1ボランチ、サリホビッチのサイドバック、イビシェビッチとジェコの2トップをやってこなかったものの順当に力負け。次こそはと攻撃的に臨むも、ナイジェリアをこじ開けられずにあっさりと終戦。最終戦ではやけっぱちになり、監督の甥っ子と監督の兄がマネジメントするハジッチ、移籍金のキックバックが望めるヴィルシャイヴィッチを先発で使う。普通にイランには勝ったが、チームは最終的にばらばらになった。オシム御大の懸念通りとなってしまい、旧ユーゴの闇の深さを思い知らされた感がある。基本攻撃に連動性はあまりなく、ミシモビッチは往年の切れ味はちっともなく、ピャニッチだけはすさまじいセンスを見せていたが、ジェコはいつも通りジェコだった。それとベシッチは本来センターバックなのに中盤の広大なスペースをカバーするなど、ぐだぐだの守備の防波堤となった。とにもかくにも監督がアレ。スシッチ監督はアイデアに乏しく、チームを私物化して混乱と不安を与えただけだった。散々なチーム状況にオシム御大は、げきおこぷんぷん丸願わくばお命頂戴の介になっている思われるので、スシッチ監督はオシム御大の歴史講義30時間+炭鉱労働70時間で心を入れ替えてほしいものである。


・chinkodekakatta ミラレム・ピャニッチ
動きの少ない中盤の中でそのセンスとテクニックで唯一の希望となった。ベシッチと共に守備でもがんばったが、やはり攻撃は彼のセンスによるところが大きかった。ミシモビッチが若干ポンコツ化していたので、彼のところからしかチャンスはほとんどできない。基本棒立ちが多い前線の中で、細かく動きながらチャンスを作り続けた。ただ、それでもジェコはジェコであり、問答無用のイビシェビッチもいなかったので点に繋がることはなかった。ただ、実力は示した。近いうちにレアルかバルサかシティかパリかモナコかにはいそうである。




■イラン
アジアの意地を見せてくれたアラーの息子たち。ハイライトは2戦目のアルゼンチン戦。圧倒的な戦力差を前にしても粘り強く守備で対応。メッシには常に2枚で見てなんとか封じ、中央によりがちなアルゼンチンを89分までは抑えきった。結局最後にメッシをフリーにしてしまってやられたのは、もうしょうがない。また、ひきこもるだけではなくて時折カウンターでゴールに迫ることも何度かあった。特筆すべきだったのはその時間の潰し方。ちょっと触れればこの世の終わりのように転がる、転がったままピッチを横断、投票の際には牛歩戦術などアジアが誇る時間浪費術を披露。さすが第一人者のイランであり、ジョホールバルのアベドサデ以来の技術の蓄積がこの大会で発揮されたとも言える。終盤にはアルゼンチンの面子がいらいらを通り越して「もう、しょうがねえなあ、こいつら」的な顔になっていたような気がする。最終戦はボスニア・ヘルツェゴヴィナに普通に負けてしまったが、オーストラリアとともに男は見せた。アジア予選で時間使われると死ぬほどいらつくので罵倒する予定だが、また予選で一緒にがんばろーね。


・chinkodekakatta レザ・グーチャンネジャド
上述の時間稼ぎとカウンターの急先鋒となった逸材。とにかく接触ではすべて倒れる上に物理法則を無視した回転を加える必殺技「グーチャンネジャドロール」を炸裂させ、ファウルをもぎ取り続けた。今の最先端は無回転ではなく過回転である。その回転にはあのプルシェンコも興味をいだいたという噂も(未確認)。あまりにもファウルを取られるのでDFがちょっと手を抜くと、途端にスピードを生かして突破するという高度な心理戦も展開。交代するときまでたらたらしているという筋金入りの時間浪費家である。ちょっとした疑問なのだが、こういういわゆる「卑怯な行為」ってイスラム教ではどういう扱いになるんだろうか? 規範とかないのかな? ともかく、日本でいったら「佐村河内」「小保方」「勅使河原」「塩村議員」などの若干香ばしい苗字に当たると思われるグーチャンネジャドという舐めた姓のこの男に、これからも注目せざるを得ない。日本戦でやったら、思いっきり蹴ってやれ。




■ポルトガル

なにもかもうまくいかなかったW杯だった。でもW杯でよかったのなんて、ベスト4にいったドイツくらいだよねってことで通常営業だったのかも。1戦目でペペさんがペペってしまったので、ドイツ相手に大爆死。1人少なくなり、1トップのアウメイダを怪我で失い、なす術がなかった。気を取り直して臨んだアメリカ戦ではまたも1トップのポスティガが壊れ、今大会最もロナウドに舌打ちされたであろうエデルが再登場。終盤の混戦でなんとか引き分けに持ち込むも、ほぼ終戦。最終戦のガーナ相手にはロナウド一発で勝つものの当然のようにジ・エンド。ともかくチームの老朽化が目立った。ドイツ相手にはしょうがないものの、エース・ロナウドにボールを届ける仕組みがほとんどない。そんな状態ではバロンドールも何もできず、元気印のエデルにため息を送るばかりだった。カルバーリョが出てきてからはマシになったけど、中盤が思ったよりも全然機能しなかった模様。というか、みんな年取りすぎだ。あとナニーが想像以上にポンコツな選手になっている。やっぱ試合出ないとだめになるんだなあ、ほんと。ロナウドも次のユーロくらいまでが全盛期の最後だろうか。そこまでになんとかチームをリストアできればいいのだが、カルバーリョ中心の中盤を作れるかどうか。たぶん2年じゃ無理っぽいけど、ロナウドになんか獲らせてやりたいならがんばれ。


・chinkodekakatta ペペ
我々の期待するペペを存分に見せ付けてくれたペペ。何の脈絡も遺恨も見られなかった初戦に、いきなりミュラーに頭突きを敢行。ペペ界では頭突きは軽い挨拶だが、残念ここは人間界だった。当然レッドが出され、試合終了。相方のブルーノ・アウベスはいい迷惑である。ポルトガルを地獄に突き落としたわけだが、たぶん全然反省してない上にむしろあの程度で退場にさせた人間界のルールに首を傾げているに違いない。お前が人間に寄せろ。ペペファンへの朗報としては、スアレスがバルサにくるということ。クラシコでは間違いなくマッチアップするであろうし、夢のドリームマッチに今からワクワクが止まらない。是非バルセロナには大枚をつぎ込んでいただきたい。それはサッカーというエンターテイメントに対する未来への投資なのである。




■ガーナ
敗退組の中では1、2を争う実力者。グループが悪かった。あとムンタリが悪かった。アメリカにはUSAアタックで敗北をしてしまうものの、ドイツ相手にはハイテンションサッカーでまったくの五分。ただ、勝負の第三戦目を前にして、我らがムンタリたんとケビン・プリンス・鞍馬天狗がやってしまう。鞍馬天狗は監督に暴言を吐いてしまい、ムンタリたんはスタッフに鉄拳制裁をかますという、二つ合わせて技あり一本どころか、どっちも単独で完全な一本。というわけで、二人とも永久追放されました。そんな状態で試合に集中できるはずもなく、そんなよくないポルトガルとがんばって戦いながらも、ボイェのファンタスティックオウンゴールとロナウドの決定力にしてやられた。目立ったのはアンドレとジョーダンのアイウエオ兄弟。兄貴のアンドレは超絶テクニックでチャンスを量産、弟のジョーダンも準レギュラーとして活躍するなど大器の片鱗を見せた。しかし、ここで消えるのはもったいないチームだったなあ。間違いなくギリシャより強い。死のグループ怖いというよりも、どう考えてもムンタリとケビン・プリンス・鞍馬天狗が悪いので、ガーナサッカー協会は訴訟の準備を始めるべき。


・chinkoshobokatta ムンタリ
チームの中心となるべき存在ながら、そのハイパー暴力によってチームを完全にぶっ壊した。鞍馬天狗も相当アレだが、ムンタリはもっとひどい。最終戦の直前というタイミング、協会役員という言い訳の効かない人選といい、「ぶっ壊す」「こんな世界完全に滅ぼしてやる」という中二RPGのラスボス感、あるいは三井寿@不良時代的な強い意志を感じ、完全にプロの仕事である。さすがとしか言いようがない。比較的規律があると思われたガーナでさえこの体たらく、やはりドログバ王が君臨するコートジボワールのような人治主義がアフリカには最適なのだろうかと思わざるを得ない。さて、ムンタリもK・P・暴れん坊天狗も今回だけではなく永久追放となる模様。今後は、「アッピアー先生・・・サッカーがしたいです・・・」と言うかどうかに注目が集まるとBBCが伝えている(嘘)。間違いなく1ミリも反省していないことをスアレスよりも強く感じる。ムンタリに幸あれ。




■ロシア
カペッロの指導の下、静かに大会から去っていった。初戦はゴールキーパーのアキンフェフが「ふぇぇ・・・」となってしまって痛恨のキャッチミスで韓国にドロー。2戦目のベルギー戦は互角に戦いながらも、最後の最後でこじ開けられて痛恨の敗戦。勝たなきゃいけない3戦目、どんな布陣で来るかと思ったら、ケルツァコフ入れただけで後は普通。やってるサッカーも特に変わらず。ココリンの先制点まではよかったものの、その後アルジェリアに追いつかれて尻に火がつくかと思いきや、特に放り込みも何もせず、アルジェリアをほとんど脅かすことさえできなかった。淡々と、あまりにも淡々と死を待つその姿勢は若干不気味でさえあった。その後の記者会見でも特に悔しがるわけでもなく、スタッフが携帯いじってたという鬼女版のような宇都宮さんの情報も(このあと、スタッフはプーチンがおいしくいただきました)。お前ら、次の開催国なのにそれでいいのか。シャトフやココリンなどの若手が多いのが唯一の救いか。まあ、開催が迫るにつれてプーチンが圧力を強めてくるだろう。そっから本腰になるのだろうか。理由がよくわからないシベリアへの左遷や行方不明が増えるかもしれないが、それはロシアに生まれたのだからやむをえないと思ってがんばっていただきたい。

???「これから君に起こることはわかっているだろうね?」


・chikodekakatta ファビオ・カペッロ
つまらないつまらないと言われながらもどこ吹く風。相変わらずのカペッロソリッドサッカーを継続し、特に慌てることもなく普通に負けた。試合を見ていると、相変わらずの規律の強さとか前線の動かし方とかけっこう面白いことをやってるのだが、なんというかそれでも眠気を誘われてしまう。なんだろう、この熱のなさは。老人のセックスかよ。次の自国開催までの留任は決定しているので、あんまり結果が冴えずに熱もないと、現世界No.1クビ切りプレーヤーのあのお方に簡単に解任されてしまいそうである。ただ、カペッロはそれでもカペッロをやめるわけがないので、そろそろヘススッスススススススアレスさんとのガチ対談をやっていただき、最終的には老人同士の殴りあいという大島渚VS野坂昭如以来の黄金カードを全世界に生中継希望。サッカー的な希望は特にない。




■韓国
アジア最後の希望だったが、あっさりと沈んでしまった。1戦目は運よく引き分けることができたが、2戦目はこのグループで勝ち星を計算していたであろうアルジェリアにぐうの音も出ないほどの完敗。絶望感に襲われながらグループ最強ベルギーに挑むも一蹴されるという、まるで日本と同じような結果となった。この惨敗を受けて韓国国内では「戦う姿勢が足りない」「気合が足りん」「パク・チュヨンが悪い」という話に一部ではなっているようだ。俺も最後の意見には若干賛成なのだが、そもそも気合でどうにかなる類の話ではなく単純に体力を含めたサッカーの力が弱くて負けてしまったのであり、それを引き起こしたのは、ロクな監督を呼んでくることができず、結局経験の浅いホン・ミョンボ監督を火事場に突っ込むという手段で乗り切ろうとした韓国サッカー協会であることを認識しなければならないだろう。まあ、わが国の協会もあれだし、おたくも大変ですね、ということで。サッカー的にもあんまり印象はなかったかなあ。キ・ソンヨンの守備しなさをハン・グギョンが埋めて回ってる姿は涙を誘った。あと、パク・チュヨンじゃなくてキム・シンウクにしてばこばこ放り込んだほうがよかったかもね。まあ、日本と同じで後の祭りの上に、たいして結果に影響はない。


・chinkodekakatta ホン・ミョンボ監督

敗戦の将は常に責めを負うものであるが、かなりかわいそうなことになっている。チェ・ガンヒ監督の辞任の後、引き受け手が見つからない中、火中の栗を拾う形での就任。たしかにチーム成績的にはよくなかったので、ある程度の批判は受けなければならないだろう。ただ、そういう状況で監督を引き受けてくれただけで、協会はありがたかったはず。ホン・ミョンボの未来を協会の中に残すためにも、彼のことを守らなければならないだろう。ただ、協会を守るために、彼を人身御供に差し出してる感もあり、そこはなんだかなあという感じ。ひどい話だが、十分にあり得るだろう。ミョンボの兄貴、もし韓国に居場所がなくなったら、日本においで。




さあ、次は勝者?敗者?のレビューにそのうち続きまーす
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2014-06-27 19:56:28

2014W杯 敗者たちの戦いは終わらない「真の王者トーナメント」

テーマ:フットボール
ブラジルアマゾン某所



「やあ、君も来たのかい?」
「ああ、こんなエキサイティングなトーナメントがあるなんて聞いちゃ、ね」
「エキサイティングか・・・。ずいぶんと君も物好きだ」
「はは、でもそうじゃないか? W杯の敗者だけをアマゾンの奥地に集めてトーナメントをするだなんて聞いたこともない」
「当たり前さ、こんなことどうやって公表できるんだ」
「そうだな。大会の方式もイカれてる。勝ったチームはここから脱出して、負けたチームは残り続けなきゃならないなんて」
「これはW杯出場国に課せられた義務のようなものさ。第9回のメキシコ大会から開かれている。最後まで残ったチームを我々は『真の王者』と呼んでいる」
「ちなみに前回の真の王者はどこだったんだ?」
「フランスさ。内紛を起こして監督は雲隠れ、選手はボイコットで結局1試合もせずにこのアマゾンに残り続けた」
「なんてひどい・・・」
「彼らはだいぶポーカーがうまくなっていたね」
「トーナメント表を見せてくれよ。大会はどこまで進んでいるんだ?」
「もうベスト4が終わったところだ」
「もうそんなに!!状況はどうなっているんだ!」
「まあじっくり1試合ずつ説明してやるよ」



・A組4位カメルーン対B組3位スペイン
「これは普通にスペインが勝った」
「まあそうだろうな」
「0-3だ。ソングの出場停止が痛かったな」
「スペインの得点は?」
「トーレスが2点、シルバが1点だ。それもトーレスのアシスト」
「さすが、こういうところでは活躍するんだな」
「帰らせるのがもったいない働きだったよ」
「エトーは?」
「怪我だとか言って帰ってしまった」
「大統領令はどうしたんだ」


・C組4位日本対D組3位イタリア
「イタリアが2-4で勝った」
「妥当だな」
「日本もよく攻めたんだがね。地力の差だな」
「しかし2点も決められたのか」
「ピルロとブッフォンが怠慢としか言えないプレーをしていたからね。彼らはイタリアに帰りたくなかったようだね」
「ああ、イタリアには負けたことよりも怒っている女が少なくとも2人いるだろうからね」
「そうだ、キエッリーニの歯型は消えていたよ」
「ちなみにスアレスはこっちだったら出れてたのか?」
「馬鹿言わないでくれ、こっちしか出れないに決まってる」


・E組4位ホンジュラス対F組3位ボスニア・ヘルツェゴビナ
「ボスニアが0-3で勝った。完勝だったな」
「ホンジュラスは弱いな」
「おそらく今大会最弱だっただろう。ただ、それよりもボスニアのスタメンがよかった」
「どういうことだ?」
「売り込む先がないからね。監督の甥っ子や監督に移籍金が入ってくる選手をスタメンで出さなくてすむ」
「なるほど、ベストメンバーが組めたのか」
「監督のスシッチはまだアマゾンに残るようだね。選手たちがあの木に縛りつけていった」
「大きな蚊に何箇所も刺されているようだぞ」
「適切な罰だと思うよ。もう少し様子を見てみようじゃないか」


・G組4位ガーナ対H組3位ロシア
「これはいい試合だった。0-0で延長でも決着がつかず、PKでロシアの勝ちだ。またギャンが外した」
「カペッロもほっとしただろうね」
「年報11億がいていい場所じゃないからな。ガーナは主力の追放が痛かった」
「ムンタリとボアテンクかい?」
「それもそうだが、大会前にアイェウ兄弟も追放になった。アッピアー監督曰く、名前が呼びづらいからだそうだ」
「GKのクワラセイは呼びにくくないのか・・・」
「ほら、文化、違うから」


・B組4位オーストラリア対A組3位クロアチア
「ここは順当にクロアチアが勝った。1-3だ」
「内容はよかったのか?」
「互角だったね。ただ、レフェリーが2本PKをプレゼントしてくれた」
「もしかして、そのレフェリーは・・・?」
「ああ、開幕戦のあのジャパニーズさ」
「彼もこのアマゾンで木に縛りつけられるのは嫌だったんだな」
「オーストラリア人に縛られてるがね」


・D組4位イングランド対C組3位コートジボワール
「これはいい試合だった。イングランドはジェラードのミドルで先制したんだが、でもコートジボワールが2点叩き込んで1-2だった。もちろん、決めたのはドログバだ」
「このカードがこっちで見れたなんて!もっと早く来るべきだった!」
「実際いい試合だったが、監督がよくなかったね、イングランドは。『ドログバ対策は万全』と言っていたようだしね」
「イギリス人の自虐ジョークは本当に理解できないな」
「自分たちでもジョークだか本気だかもうわからなくなってるみたいだ」
「悲しいな、不況が長いせいだろう」


・F組4位イラン対E組3位エクアドル
「退屈なカードだった。0-0でPK。PKでも両者外しまくって結局イランが勝った」
「カウンターチーム同士だからね」
「それにしても限度があるだろう!あのイランのグーチャンなんちゃらはなぜ接触の度にマオ・アサダのように回転するんだ!」
「アサダをリスペクトしてるんじゃないのか?」
「イランにスケートリンクがあるとでもいうのかい、きみは」
「テヘランに去年できたらしいぞ」
「おお、クレイジー」


・H組4位韓国対G組3位ポルトガル
「これは普通にポルトガルが勝った。0-3だった。ロナウドのハットトリックだ」
「バロンドールの面目躍如というところだね」
「実際、彼はほっとしていたようだよ。あのFWのエデルと組まなくてよくなったから」
「彼は出ていなかったのかい?」
「当然だね。間違いに気づくのはいつも終わってからだよ」
「ペペは出ていたのかい?」
「もちろん。彼は韓国人を追いかけ回していたよ。正直、韓国のFWは気の毒だった」
「帰って助かるよ」
「一人だけ残ると言ったんだがね、何するかわからないから飛行機に押し込んだよ」



準々決勝

・A組4位カメルーン対C組4位日本
「1-3で日本が競り勝った」
「カメルーンはなかなか勝てないな」
「ソングが出場停止から戻ってきたんだがね、またこの試合でヨシダにエルボーを決めてしまった」
「ああ・・・」
「まあそれがなくても日本は勝っただろうがね。彼らは3-4-3をやったんだ」
「ザッケローニの十八番だな」
「まあぎこちなかったがね、やっぱり監督のやる気が違った」
「好きなことをやるべきだよな、監督は」


・E組4位ホンジュラス対G組4位ガーナ
「ここはガーナが勝ち切った。0-2だ」
「もう追放者は出てないのかい?」
「ああ、でもギャンは1本PKを外している」
「ホンジュラスはそれでも負けたのか・・・」
「彼らのラフプレーが逆にガーナに火をつけたようだね」
「フランスに同じことをして、ひどい結果になったじゃないか」
「人は中々学べないものだよ」


・B組4位オーストラリア対D組4位イングランド
「ここはサプライズがあった。オーストラリアが1-0で勝ったんだ」
「なんだって!番狂わせじゃないか!」
「いや、でも実際内容でもオーストラリアがよかったよ。彼らは若くてよく走る」
「イングランドも若いんだが・・・」
「ジェラードは年をとっているよ。彼の代わりはいないんだ。彼は人工呼吸器をつけながら走っていた」
「それはさすがにジョークだろう?」
「イングランド流のね。そういえば足を脱臼して『彼のワールドカップが終わった』と言われたフィジコがこの試合から復帰したんだ」
「それもジョークかい?」
「びっくりすることにジョークじゃないんだ。彼は松葉杖をついてこのアマゾンに現れたんだ、1人で・・・」


・E組3位エクアドル対H組4位韓国
「エクアドルの自滅だった。オウンゴールとミスがらみの偶然で1-2で韓国が勝った」
「ついてないな」
「往々にしてトーナメントはそういうことで決まるのさ」
「実力が足りなかったのかい?」
「そうでもない。よく『運を引き寄せるには実力がないと』というが、それは嘘だ。圧倒的な実力差がない限り、不運で負けることは常にありうる」
「確かにね。でも勝っても負けてもたいてい運のせいにはしないだろう?」
「みんな理由を欲しがるんだ。勝者には英雄が、敗者には戦犯が必要だからね」
「じゃあ、あの木に縛りつけられてるのは?」
「ホン・ミョンボ監督だ。グループリーグ敗退からずっと縛り付けられている」
「勝ったのに!それに、彼は火中の栗を拾った英雄じゃないか!」
「そんな過去のことはみんな忘れるんだよ。あとでほどいてきてあげよう」



準決勝

・A組4位カメルーン対E組4位ホンジュラス

「今大会最低の試合だった。両者2人ずつ退場、最終的には9人対9人で試合をやっていた」
「ベースボールの?」
「たちの悪いことにフットボールだ。結局ホンジュラスが勝ったよ。終了間際の得点で0-1だ」
「実力差はあったのかい?」
「9人になって実力もくそもないよ。何がなんだかわからないうちにパラシオスの兄だか弟だかがゴールをねじ込んだのさ」
「カメルーンはこれで決勝か・・・」
「また揉めていたようだね。勝利給ならぬ敗北給がどうとかこうとか」
「乗る飛行機もないのにな」



・D組4位イングランド対E組3位エクアドル
「なんとエクアドルが勝った」
「本当か、スコアは?」
「1-2だ。景気よく攻めるイングランドがパスカットされたところをカウンターで2発だ」
「おお、なんてことだ、イングランドはどうしたんだい?」
「ジェラードが壊れてしまった」
「ああ、ついに・・・誰が代わりを務めてるんだ?」
「ランパードがやっていたんだが、彼もハムストリングをやってしまった。最終的にはミルナーとルーニーが中盤の底に並んでいた」
「どういうことなんだ・・・?」
「わからない。本当にわからないんだ。なぜこうなったのか、我々も、そして彼らにもわからないだろうよ」



決勝

・A組4位カメルーン対D組4位イングランド
「さあ、決勝だ。ここからは一緒に見ようじゃないか」
「ようやく試合を見れる。お、イングランドが入ってきたね」
「すごいメンバーだ。右サイドバックにミルナー、中盤センターにルーニーとウィルシャーがいるぞ!!」
「なんてこった・・・こんな布陣誰にも思いつかないぞ・・・」
「さあ、次はカメルーンが入ってくるぞ・・・おや?」
「どうした?何かおかしなことでも?」
「いや、見慣れない選手がいると思わないか? あの9番だ」
「カメルーンの9番はエトーで離脱したはずじゃなかったかい?」
「そうだ。いないはずなんだ。じゃあ、私が見ているあいつは何者だ?」
「確かに少し色が白いな。ちょっと双眼鏡を貸してくれよ・・・ああ!!」
「どうしたんだ?」
「あれは・・・あれは・・・スアレス!」
「あのウルグアイの噛みつき男か?」
「間違いない!!日に焼けて色黒になっているんですぐにはわからなかったが、歯に血がついてる!!」
「なんてこった!これはどうなるんだ?」
「さすがに止めるだろ・・・いや、国歌斉唱が始まったぞ・・・おい、スアレスも歌ってるけど、彼は一体何を歌ってるんだ? ああ、終わった、次は握手が始まった。でも誰も気づきそうにもない。おいおい、チェルシーでのエトーのチームメイト・ケーヒルとも抱擁してるぞ!君の目は節穴か、ケーヒル!」
「なんてことだ、なんてことだ・・・」
「ピッチに散って行った・・・始まるらしい。笛が鳴ったぞ」
「クレイジーだ、こんなクレイジーなことが・・・」
「はははは!真の王者決定戦にふさわしいじゃないか!!」
「ああ!!!!ルーニーが首元を押さえてうずくまったぞ!!」




to be 絶対に続かない
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2014-06-26 21:03:59

2014W杯炎のレビュー「俺よりでかい奴はたくさんいた」 敗者編 part1

テーマ:フットボール
みんなーW杯楽しんでるかー!!!俺は楽しいぞー!!
さて、W杯も半ばではございますが、早々にレビューをぶち込みます。
え?まだ終わってないのに?
ノンノン、もう終わっちゃった人たちがいるじゃなーーーい?

おお、勝負とは残酷なもので勝者がいれば敗者もいる。
俺のワールドカップレビューなど誰も期待していないだろうが、まずはもう大会を去ることになってしまった人たちを取り上げたい。



■クロアチア

「王者ブラジル食っちゃるけん!」と火の玉で臨んだブラジル戦で日本人主審に疑惑のPKをとられて出鼻を挫かれ、次のカメルーン戦には勝ったものの、最後はメキシコにずたずたに切り裂かれて終戦とあいなった。左サイドでオリッチおじさんが奮闘するも守備では本来右サイドのヴァルサミコ酢が務める左サイドバックとともに穴になってしまった。また、モドリッチ、ラキティッチ、コバチッチの銀河系感溢れるテクニカルな中盤も輝きを見せたとは言い難く、初戦のみで企画倒れ。モドリッチにいたっては髪を切ったのでどこにいるのかよくわからない始末。そのあとは謎のブラジル系サミールを使ってみたりするもののうまくいかなかった。返す返すも初戦に引き分けられたらだいぶ違ってたと思うので、マジすまんす。でも、最終戦でハンド2発見逃されてたからとんとんということでよろしく。攻撃で目立ったのはモドリッチよりも、オリッチとペリシッチ。特にペリシッチは左利きだが右サイドに位置し、スピードはそんなにないものの強烈なシュートとキックで脅威となり、カメルーン戦では2発ぶち込んだ。大会を通してクロアチアのキーマンであった。そして、俺が最も注目したのはラキティッチの生え際であり、その「オフサイドぎりぎり・・・?いや、オフサイド、完全にオフサイド!戻りオフサイドモドリッチオフサイド!」でフラッグをぴんと上げなければならなかった。来季からはバルセロナだそうで、そのプレーと生え際を注視していきたい。ロン毛はあまりよくないらしいぞ。


・chinkodekakatta イビチャ・オリッチ
饅頭キッチン@対グアルディオラ専用爆撃機が1戦目に出られず、ペリシッチとともに攻撃を担ったのはおっさん・オリッチ。止まることのないエネルギッシュな働きで、1点目のマルセロのオウンゴールを誘発。「もしかしたらいけるかも?」とクロアチアを15分くらい思わせることに成功(後に誤解であることが判明)。おっさんなのにスピード勝負、思い切りのいいシュートと、とにかく過剰なプレーが魅力。一番笑ったのはものすごい勢いでゴールキーパーに向かって走っていき、途中で引っかかったかなんかで思いっきりこけて一回転した後、すぐに立ち上がって全速力で走っていったこと。おまえは止まれないのか。




■カメルーン
大会前からやるぞやるぞと思われていたのだが、やっぱりやらかしてしまったカメルーン代表。大会前にはボーナス支払いで揉めて飛行機をボイコットし、ボイコットした挙句に2選手をホテルに忘れかけるという難度Eの荒業を披露。また、初戦のメキシコ戦は普通に地力で負けた感じだったのでいいものの、2戦目はエトーがいなくなってタガが外れたのか、ソングが前を走っている饅頭キッチン@グアルディオラに集中するあまり後ろをとられたの背中に向けて突然打ち下ろしのスマッシュエルボーを炸裂させた。なぜやったのかは周りにも当人にもわからず、はからずも先日命日だった三沢光晴氏が降臨したとしか思えないわけであり、大川隆法先生の戯れという意見も(未確認)。また、その試合ではアス=エコトがなぜかチームメイトと揉めて頭突き合戦をしており、ダイヤー&ボウヤーの試合中の殴り合いを思い起こさせてほんわかした気分になれた。さら3戦目はすべての秩序とモラルが崩壊し、突き飛ばしたネイマールにその直後にシュートをたたきこまれるなどして、吉本新喜劇もびっくりのコミカルなスタイルを体現。ぶっちゃけ、ザンビアあたりが出てくれた方がよっぽど健闘したと思われ、アフリカサッカー協会は予選には成績だけではなく、「モラル」「学業」「服装」「W杯らしさ」という項目を作るべきであり、21世紀枠の導入も視野に入れるべきである。帰るまえに、日本に来て高野連に寄っていけ。


・chinkoshobokatta サミュエル・エトー
結局、崩壊するチームを食い止めることができず、いつもの野生の王国となってしまった。そのために大統領に呼ばれただろうに、敗退が決まってから「ほんとは辞退したかった」などと呟く始末。最初に言え。怪我をしてしまって出場もままならず、ソングも退場してしまったので、アス=エコトとチームメイトの喧嘩は代理戦争だったという見方も。まあエトーに限らず、故国に忠誠心がないのはこのチームの特徴で、「俺すげーチームいるから別にいいし」感がそこはかとなく出ているので、そんな状態じゃやっぱ勝てるわけがないよなあ、と。まずは規律の建て直しから始めていただきたいが、言ってるそばから「たぶんムリ」とリトルタカクが囁いております。



■スペイン
おおおおおおおおお俺たちの無敵艦隊が帰ってきたぞーーーー!!!!俺たちのような中年残骸サッカーファンからすると、近年の最強スペインはおかしかった。スペインと言えば前評判の高さとそれと最大落差の本番でのコケが醍醐味であり、それを揶揄して「無敵艦隊(笑)」と言われていた。それからすると、今回は優勝候補にあげられながらの無残な沈没は、かなり心をくすぐってくれた。ただ、オランダ戦前半はやっぱりスペインつえーなーと思った次第であり、すべてをファン・ハールと空飛ぶファン・ペルシーが砕いてしまったのかもしれない。少しずれるとここまで崩れるか、と改めてサッカーの怖さを思い知った。鬼のボール支配は疲れと相手の対策のせいで鳴りを潜め、奪われた後にすぐ囲むというゲーゲン・プレッシングも鋭さはなかった。また、急遽代表入りしたジエゴ・コスタが全然噛み合ってなかったが、彼にこだわったのも、ボール支配率を下げる一要因となっただろう。そうなると、元々ポゼッション前提で組まれたDFラインは脆く、大敗も必然のものだったのかもしれない。2回のユーロ制覇とW杯制覇は偉業とも言えるが、そろそろ王朝の交代の時期だろう。シャビ、ビジャ、カシージャスなどは代表を去るだろうが、幸いにも優秀な若手は掃いて捨てるほどいる。次の監督になぜかサム・アラーダイスを起用したりしない限りは、復権は近いだろう。


・chinkodekakatta アンドレス・イニエスタ
不調なチームの中にあって、ダヴィド・シルバとともになんとかチームを回していたのは、イニエスタ。相変わらずの超絶技巧でするするとドリブルで抜けていき、決定的なチャンスを何度も作った。何回見ても、なんでドリブルで抜けていくのかよくわからない。ヘスススススススッス・スアレッスッスススさん大喜びである。ただ、彼も30歳。おそらくピークで迎える最後のビッグマッチだったが、結果を残すことはできなかった。まあ、もうトロフィーたくさんとってるし、いっか。でも、これだけタイトルとっても、一度もバロンドールにならなかったというのは、やはり同僚のメッシさんがいたからというわけで、なかなかうまくいきませんな。そういえば、関係ないけど、ヘスッスッスススス・スアレッスッススッスウススさんは同姓のウルグアイ人のことをなんて思ってんだろう?遠い親戚とかだったらすげえ笑える。




■オーストラリア
アジアカップのトレーニングのために臨んだ今大会は、いいトレーニングになったと同時に、思った以上の健闘を見せてくれた。メンバーを見回しても、ウィルキンソン、デイヴィッドソン、ボザニッチ、レッキーだよ!、マッゴーワン、タガートなど「誰なんだお前らは」という面子が並んでいたが、若いので臆せず強豪にも立ち向かっていき、オランダをあわやというところまで追い詰めた。しかし、いかんせん戦闘力が足りずに敗北。ただ、アジアカップを本番だと思っている彼らは、相当手ごわい相手になることは間違いないだろう。「これは核の冬か・・・?」とオジェック後の荒廃した代表をなんとか立て直したポテスゴグルーとかいう謎の監督は優秀である。試合を見てて思ったのは、多少テクニックや経験がなくても体が強いので、けっこうどうとでもなるというところ。これは4年前に3引き分けで大会を去ったニュージーランドにも言える。もちろんそこから先に更にステップアップしていくにはかなり大変なのだけれども、アジアの中で唯一欧州を感じられるのはそこらへんなんだろうな、と思った。


・chinkodekakatta ティム・ケーヒル
やっぱりこの男はでかかった。若いチームにあって前線で脅威となり続けた。劣勢のチリ戦ではなんの脈絡もない状況からヘッドを叩き込み、オランダ戦ではスーパーボレーを披露。あまりのゴラッソに某サッカー好き芸人をして「知っとるけ!?あいつキューウェルっていうんやで!」と名前を間違えさせてしまった。今大会で代表は終わりだが、男ケーヒルここにありというのは示せたのではないだろうか。現在はアメリカにいるようだが、是非Jリーグでも見たい選手。鳥栖で豊田とツインタワーとか蹂躙できる気がする。また、甲府で盛田の同僚になってラーメン道を学び、オーストラリアでラーメンの伝道師となる道もあるだろう。カモン、ケーヒル!




■コートジボワール
意外とへぼかったアフリカ代表。日本戦はドログバが出てくるまではえっちらおっちらサッカーをやり、調子の悪い日本をほとんど崩せなかった。ビルドアップの仕組みもなんだかぎこちなく、日本のプレスがイマイチだったからボールを運べたものの、どうにもあな、という。最終的には特殊兵器ドログバの投入で力技で日本相手には勝ち切ったが、2戦目のコロンビア相手には普通に負け、ギリシャにはサマラスに沈められるという屈辱。目に止まったのはウイングの守備力のなさで、カルーとジェルビーニョは基本的に行ってこいでしかなく、そのあおりを食って、チーム内の最強戦力であるヤヤ・トゥーレが尻拭いをしなければならない場面が多々あり、それはチームとしていいのかという。また、肝心のヤヤ・トゥーレも「誕生日祝ってくれない」「お前らのせいで弟の見舞いに行けなかった」「早く結婚したらどうだ」などブラジルの地からなぜかマンチェスター・シティを遠隔無属性攻撃。プレーに集中しきれていない感もあり、ドログバの兄貴の鉄拳制裁が必要だったのではないだろうか。個人能力は高かったが、それをチームとして生かし切れなかった。チーム一丸となってタスクを遂行したギリシャとは戦力面で雲泥の差があったが、勝敗と敗退はそこらへんの差があったのだろう。


・chinkodekakatta ディディエ・ドログバ
存在感が違うこの男はやはりでかかった。日本戦では途中出場ながらも「ドログバだ・・・」「ドログバが来た!」「ドログバだ逃げろー!」とプチ災厄扱いされるほどの圧倒的存在。プレーでもそこから逆転劇を演出し、違いを見せつけた。Twitterで漫画家の平野耕太氏が、「ツイッターのトレンドワードが「ドログバ」じゃなくて、「ドログバさん」で上位に来てる時点で、日本全土が畏怖してる」とツイートしているが、まさに日本ではドログバさんになっており、もしドログバが日本に来たら、2万人くらいの町だったら即時降伏を選択するところも多いのではないか。ただ、その一方で人口900人の中津江村はカメルーンとの同盟があるので徹底抗戦を選んだという話も。まあとりあえず存在感は見せたのでよいのではないだろうか。ただ、この男が一度も決勝トーナメントに出れなかったってのも全く残酷な話である。




■日本
ややややや、やってしまった!「自分たちのサッカー」という出典不明の標語を掲げて臨んだが、結果は見事な爆死となってしまった。原因としては、まずは主力選手の不調。本田はかなりフィジカルが厳しい状態で、香川は自信喪失、長谷部は怪我上がり、遠藤は衰えという具合でセンターラインが整わず。また、対戦相手もそれなりに研究してきており、本田に入るところを潰す、外は捨てて中締めてればそうそうはやられない、フィジカルが弱いので強く当たる、という対策を打ってきた。そんな状態で俺たちのパスサッカーが炸裂することはなく、「点は取られるけど取り返す」チームから「点は取られるし、点は取れないし、取られ放題」のチームになってしまった。もちろん、個人能力の差は言うまでもない。結局「自分たちのサッカー」には相手がいるということを忘れてしまっていた。サッカーは相対的なもので、相手の力量によっては常に自分たちのサッカーをやれるわけではない。そうなったときにどうするかという手段を用意しておかなかったのは痛恨だった。直前の親善試合の結果やコンフェデでイタリアと殴り合ったことで、監督、選手ともに世界との距離を見誤ってしまったようにも見え、手痛いレッスンを喰らう羽目に陥った。盲目はこの世界では常に罰を受けるのだ。結局一番平静だったのが、ヨーロッパ経験の浅い大久保と実は一番修羅場をくぐっている内田だったというのは興味深い。ただ、普通に相手が対策をしてきて普通に負けたので、ここがスタートラインとも言える。選手たちは頑張った。でも足りなかった。そんな普通の認識が今回のW杯の収穫でもある。いけると思ってただけに失望も大きいだろうが、しばらく休んで次の一歩を踏み出してほしい。おつかれさまでした。


・chinkodekakatta 内田篤人
今回一番自然体で臨めていた我らがうっちー。普段チャンピオンズリーグやドイツで反則ウインガーとやり合ってるせいか、対人でもほとんど遅れをとることはなく、驚異的なカバーリングでピンチを救ってみたりもした。また、攻撃面でも手詰まりになることが多かったので、紅蓮ジョンソンばりの炎のオーバーラップから決定機を演出するなど、獅子奮迅の活躍だった。W杯の感想でも「普通のサッカーだった。11人対11人でボールは一つ。」と強心臓を披露。代表引退なんて話も出てるが、今引退されたら両サイドが酒井地獄と長友のフィジカルマシーンになってしまうので、もうちょっと待ってくれ。次期キャプテンでもいいと思っているんだから、少し休んだらまた頼むぜ。そして、相変わらずとってもかわいかったです(はあと)


・chinkoshobokatta ザッケローニ監督
まず、4年間監督をして、アジアカップ制覇、W杯出場を勝ち取ったのはザックの功績である。また、震災にも関わらず監督を続けてくれたことには感謝の念しかない。ありがとう。ただ、それとW杯での仕事の評価はまた別の話。率直に言って、最高の出来ではなかった。まずは自身の戦術を貫徹できなかったこと。「3-4-3」が代名詞につくように、プレッシングと縦への早いサッカーが得意でありながら、結局は主力選手たちの望む遅攻メインのサッカーとなってしまった。自身の戦術に選手が反発するのなら、その選手を外すという方法もあったはずだが、情の人ザックはそれをできず、妥協した。パスサッカーにザックの引き出しはない。寿司職人にカレー作らせるようなものである。また、うまくいかなかったときのために、長身FWやハードに働けるMFなどの戦術的な幅を用意しておくべきだと思っていたが、その手当てもなかった。結果、調子の悪い本田、香川、長谷部との心中という選択肢しか残されていなかった。そして、彼らのメンタルコントロールも適切な状態だったとは言いがたかった。もちろん、選手の個人能力が足りなかったことは明らかなので、監督がすべて責任を負うものでもない。ただ、絶望的な戦力でもなかったので、戦いようによっては、結果はともかくとしてもうちょっと希望の持てるサッカーができたのではないか、と思わずにいられない。妥協を繰り返してどっちつかずになってしまったのが、ザックにとっても選手にとっても不幸だった。ただ、コンフェデ、東欧遠征で空中分解しかけていたチームをまがりなりにもまとめたのはザックの力。楽しい4年間だった。本当にお疲れ様でした。でも、もっと怒ったり、鉄拳制裁してもよかったと思うよ。(以上の文章は「主力を使え」という協会・スポンサーの圧力がなかったという仮定に基づいてのものになります。圧力があった場合には別の文章になります)




■イタリア
やややややややややややってしまった!!やってしまったのである!名将プランデッリの下、意気揚々と乗り込み、最初のイングランド相手に快勝したはいいが、コスタリカに敗北したのが分岐点。ダブルゲームメーカーの片割れデ・ロッシを失い、最終戦では不可解な判定でイケメンマルキジオが退場になり、最後はスアレスに噛みつかれて終わった。あいつの歯には毒がある。盤石のイングランド戦を見ると、どうしてこうなったという感じなのだが、それが短期決戦の怖いところでもある。けっこう安定感のある面白いサッカーしてたと思うんだけどなあ。デ・ロッシとピルロが交互にボールさばきに出てくるシステムは真綿で相手の首を絞めるみたいでおもしろかった。グループリーグで敗退したチームの中で最も理不尽な感じかもしれない。さて、この敗退を受けてプランデッリ監督は辞任を表明。新時代の幕開けとなる。ピルロ、ブッフォンなどの重鎮はこれで終わりだろうが、幸いにもヴェラッティやインモービレ、ダルミアンなどの若手もいる。バロテッリの再教育も含めて、新しい監督の下で再出発となるだろう。できればもっとピルロのダンスとブッフォンの国歌斉唱を見たかったものだが。あと地味にカッサーノがほとんどよいところがなかったのは悲しかった。って思ってたら、まだピルロもブッフォンもわかんないのね。次のユーロくらいまではやって欲しいなー。


・chinkodekakatta ガブリエル・パレッタ
1戦目に先発して、衝撃の頭髪を披露してくれたパレッタ。彼については強い哀惜の念を持つ。これだけ男性ホルモン強かったら、きっとでかいだろう。というわけで、以下にイタリア語ができる友人にイタリア語のニュースサイト? の文章を訳してもらったものをここに載せておくこととする(訳は後半部分らしい)

「髪を切ってくれ。イタリア人はハゲに対して悪いイメージはもってないから、切ってくれ。むしろ、髪を失うことを受け入れないことが男として最悪なんだ。 難しいことだというのはわかっている。それに、不平等なことだというのもわかってる。ある人はハゲになり、ある人はそうならないなんて。髪の細胞は、30歳を過ぎると、死んでしまうらしい。髪がふさふさのサッカー選手の多くは、髪をぞんざいに扱って、頭上で馬鹿げたことをしでかしている。バロテッリを見てごらん。何キロものジェルと、何リットルもの油を使って、髪をべとべとにしている。それから、下を剃って上を長くするツーブロックにして、トサカを立てるなんていうことも。でも、パレッタよ、君はむしろ頭のてっぺんはゼロで、下が長い。これは、非常に見苦しい光景だ。ヨーロッパリーグからのパルマの排除の背後には、君の髪型があると言うやつはいないかい?ブラジルでFIFAの人たちも、君の髪型について、頑なに拒否する人もいるかもしれない。お願いだから、できる限りのことはしてくれ。ボヌッチかキエッリーニに、いいバリカンを訊いて、剃ってくれ。」




■イングランド
This is ホジソン。以上である。若手を大量に招集して、攻撃サッカーやる気まんまんだったのだが、我らがホジソンソンはうまく使うことができず。「ピルロ対策は万全」と考えうるかぎり最高のフラグを立てたイタリア戦では普通にパスを捌かれていた。そして、イタリアに脅威を与えていたスターリングをなぜか途中からサイドにおいてクロスマシーンに仕立て上げるなど、交代すればするほどぐちゃぐちゃになっていくというホジソンマジックを披露。ルーニーのポジションはいくつかわったのだろうか。そして、当然のように負けた。続いてのウルグアイ戦では、復活してきたスアレスにずたずたにされて終戦。相手も強かったとは言え、2戦で終わってしまったとはサッカー大国としては悲しい話である。おまけに3戦目も勝てなかったので、未勝利。結局、ホジソンに攻撃サッカーなどできるはずもなく、スタリッジ、ルーニー、スターリング、ウェルベックを並べた攻撃陣はあまりにもカオスで、オフェンスのメリットよりも守備面でのデメリットのほうが大きかった。そして、今日テレビで見たのだが、W杯出場監督年俸ランキングというのがあり、1位がカペッロで11億円もらっていたのだが、2位がなんとホジソンソンで5億円ももらっているという。イングランドの人たちは、空港で何かを投げる権利があると思う。ホジソンソンソンは続ける気まんまんなのが、この年俸でよくわかった。ともかく英国サッカー協会がすべきことは、ホジソンを解任して外国人監督でもなんでもいいから有能な監督をつけることである。違約金?まだわからないのか、手遅れになっても知らんぞーーーーーー!!!


・chinkoshobokatta ウェイン・ルーニー
W杯初得点は記録したものの、その本来の力はついぞ見せられなかった。ポジションが何度も変わったこともあるし、連携もうまくいってなかったのだが、そこをなんとかするのがエースの宿命。ただ、今大会キレを見せることはほとんどなく、戦ってはいたがスーパーではなかった。結局、大舞台では輝けないというレッテルも貼られたまま。なんかここ2、3年思ってるのだが、デビューが早かったので、もしかして衰えるのも早かったりするのだろうか? 点はとるものの、スーパールーニーを見ることが少なくなってきている。まあそんなの俺の懸念でしかないのだが、これで枯れていくにはまだ早すぎる。髪の毛はどんどん枯れていってるが増毛で持ち直した。プレーのほうもこの白い薬で増毛を・・・というのはまずいので、ファン・ハールの元で鍛えなおしてもらうとよい。「お前、サイドな」って言われて喧嘩しそうだけど。その場合は拳で決着をつけろ!!野生を取り戻すのだ!!



次もやるよー!part2はこちら!
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