2014W杯炎のレビュー「俺よりでかい奴はたくさんいた」 敗者編 part1 | picture of player

2014W杯炎のレビュー「俺よりでかい奴はたくさんいた」 敗者編 part1

みんなーW杯楽しんでるかー!!!俺は楽しいぞー!!
さて、W杯も半ばではございますが、早々にレビューをぶち込みます。
え?まだ終わってないのに?
ノンノン、もう終わっちゃった人たちがいるじゃなーーーい?

おお、勝負とは残酷なもので勝者がいれば敗者もいる。
俺のワールドカップレビューなど誰も期待していないだろうが、まずはもう大会を去ることになってしまった人たちを取り上げたい。



■クロアチア

「王者ブラジル食っちゃるけん!」と火の玉で臨んだブラジル戦で日本人主審に疑惑のPKをとられて出鼻を挫かれ、次のカメルーン戦には勝ったものの、最後はメキシコにずたずたに切り裂かれて終戦とあいなった。左サイドでオリッチおじさんが奮闘するも守備では本来右サイドのヴァルサミコ酢が務める左サイドバックとともに穴になってしまった。また、モドリッチ、ラキティッチ、コバチッチの銀河系感溢れるテクニカルな中盤も輝きを見せたとは言い難く、初戦のみで企画倒れ。モドリッチにいたっては髪を切ったのでどこにいるのかよくわからない始末。そのあとは謎のブラジル系サミールを使ってみたりするもののうまくいかなかった。返す返すも初戦に引き分けられたらだいぶ違ってたと思うので、マジすまんす。でも、最終戦でハンド2発見逃されてたからとんとんということでよろしく。攻撃で目立ったのはモドリッチよりも、オリッチとペリシッチ。特にペリシッチは左利きだが右サイドに位置し、スピードはそんなにないものの強烈なシュートとキックで脅威となり、カメルーン戦では2発ぶち込んだ。大会を通してクロアチアのキーマンであった。そして、俺が最も注目したのはラキティッチの生え際であり、その「オフサイドぎりぎり・・・?いや、オフサイド、完全にオフサイド!戻りオフサイドモドリッチオフサイド!」でフラッグをぴんと上げなければならなかった。来季からはバルセロナだそうで、そのプレーと生え際を注視していきたい。ロン毛はあまりよくないらしいぞ。


・chinkodekakatta イビチャ・オリッチ
饅頭キッチン@対グアルディオラ専用爆撃機が1戦目に出られず、ペリシッチとともに攻撃を担ったのはおっさん・オリッチ。止まることのないエネルギッシュな働きで、1点目のマルセロのオウンゴールを誘発。「もしかしたらいけるかも?」とクロアチアを15分くらい思わせることに成功(後に誤解であることが判明)。おっさんなのにスピード勝負、思い切りのいいシュートと、とにかく過剰なプレーが魅力。一番笑ったのはものすごい勢いでゴールキーパーに向かって走っていき、途中で引っかかったかなんかで思いっきりこけて一回転した後、すぐに立ち上がって全速力で走っていったこと。おまえは止まれないのか。




■カメルーン
大会前からやるぞやるぞと思われていたのだが、やっぱりやらかしてしまったカメルーン代表。大会前にはボーナス支払いで揉めて飛行機をボイコットし、ボイコットした挙句に2選手をホテルに忘れかけるという難度Eの荒業を披露。また、初戦のメキシコ戦は普通に地力で負けた感じだったのでいいものの、2戦目はエトーがいなくなってタガが外れたのか、ソングが前を走っている饅頭キッチン@グアルディオラに集中するあまり後ろをとられたの背中に向けて突然打ち下ろしのスマッシュエルボーを炸裂させた。なぜやったのかは周りにも当人にもわからず、はからずも先日命日だった三沢光晴氏が降臨したとしか思えないわけであり、大川隆法先生の戯れという意見も(未確認)。また、その試合ではアス=エコトがなぜかチームメイトと揉めて頭突き合戦をしており、ダイヤー&ボウヤーの試合中の殴り合いを思い起こさせてほんわかした気分になれた。さら3戦目はすべての秩序とモラルが崩壊し、突き飛ばしたネイマールにその直後にシュートをたたきこまれるなどして、吉本新喜劇もびっくりのコミカルなスタイルを体現。ぶっちゃけ、ザンビアあたりが出てくれた方がよっぽど健闘したと思われ、アフリカサッカー協会は予選には成績だけではなく、「モラル」「学業」「服装」「W杯らしさ」という項目を作るべきであり、21世紀枠の導入も視野に入れるべきである。帰るまえに、日本に来て高野連に寄っていけ。


・chinkoshobokatta サミュエル・エトー
結局、崩壊するチームを食い止めることができず、いつもの野生の王国となってしまった。そのために大統領に呼ばれただろうに、敗退が決まってから「ほんとは辞退したかった」などと呟く始末。最初に言え。怪我をしてしまって出場もままならず、ソングも退場してしまったので、アス=エコトとチームメイトの喧嘩は代理戦争だったという見方も。まあエトーに限らず、故国に忠誠心がないのはこのチームの特徴で、「俺すげーチームいるから別にいいし」感がそこはかとなく出ているので、そんな状態じゃやっぱ勝てるわけがないよなあ、と。まずは規律の建て直しから始めていただきたいが、言ってるそばから「たぶんムリ」とリトルタカクが囁いております。



■スペイン
おおおおおおおおお俺たちの無敵艦隊が帰ってきたぞーーーー!!!!俺たちのような中年残骸サッカーファンからすると、近年の最強スペインはおかしかった。スペインと言えば前評判の高さとそれと最大落差の本番でのコケが醍醐味であり、それを揶揄して「無敵艦隊(笑)」と言われていた。それからすると、今回は優勝候補にあげられながらの無残な沈没は、かなり心をくすぐってくれた。ただ、オランダ戦前半はやっぱりスペインつえーなーと思った次第であり、すべてをファン・ハールと空飛ぶファン・ペルシーが砕いてしまったのかもしれない。少しずれるとここまで崩れるか、と改めてサッカーの怖さを思い知った。鬼のボール支配は疲れと相手の対策のせいで鳴りを潜め、奪われた後にすぐ囲むというゲーゲン・プレッシングも鋭さはなかった。また、急遽代表入りしたジエゴ・コスタが全然噛み合ってなかったが、彼にこだわったのも、ボール支配率を下げる一要因となっただろう。そうなると、元々ポゼッション前提で組まれたDFラインは脆く、大敗も必然のものだったのかもしれない。2回のユーロ制覇とW杯制覇は偉業とも言えるが、そろそろ王朝の交代の時期だろう。シャビ、ビジャ、カシージャスなどは代表を去るだろうが、幸いにも優秀な若手は掃いて捨てるほどいる。次の監督になぜかサム・アラーダイスを起用したりしない限りは、復権は近いだろう。


・chinkodekakatta アンドレス・イニエスタ
不調なチームの中にあって、ダヴィド・シルバとともになんとかチームを回していたのは、イニエスタ。相変わらずの超絶技巧でするするとドリブルで抜けていき、決定的なチャンスを何度も作った。何回見ても、なんでドリブルで抜けていくのかよくわからない。ヘスススススススッス・スアレッスッスススさん大喜びである。ただ、彼も30歳。おそらくピークで迎える最後のビッグマッチだったが、結果を残すことはできなかった。まあ、もうトロフィーたくさんとってるし、いっか。でも、これだけタイトルとっても、一度もバロンドールにならなかったというのは、やはり同僚のメッシさんがいたからというわけで、なかなかうまくいきませんな。そういえば、関係ないけど、ヘスッスッスススス・スアレッスッススッスウススさんは同姓のウルグアイ人のことをなんて思ってんだろう?遠い親戚とかだったらすげえ笑える。




■オーストラリア
アジアカップのトレーニングのために臨んだ今大会は、いいトレーニングになったと同時に、思った以上の健闘を見せてくれた。メンバーを見回しても、ウィルキンソン、デイヴィッドソン、ボザニッチ、レッキーだよ!、マッゴーワン、タガートなど「誰なんだお前らは」という面子が並んでいたが、若いので臆せず強豪にも立ち向かっていき、オランダをあわやというところまで追い詰めた。しかし、いかんせん戦闘力が足りずに敗北。ただ、アジアカップを本番だと思っている彼らは、相当手ごわい相手になることは間違いないだろう。「これは核の冬か・・・?」とオジェック後の荒廃した代表をなんとか立て直したポテスゴグルーとかいう謎の監督は優秀である。試合を見てて思ったのは、多少テクニックや経験がなくても体が強いので、けっこうどうとでもなるというところ。これは4年前に3引き分けで大会を去ったニュージーランドにも言える。もちろんそこから先に更にステップアップしていくにはかなり大変なのだけれども、アジアの中で唯一欧州を感じられるのはそこらへんなんだろうな、と思った。


・chinkodekakatta ティム・ケーヒル
やっぱりこの男はでかかった。若いチームにあって前線で脅威となり続けた。劣勢のチリ戦ではなんの脈絡もない状況からヘッドを叩き込み、オランダ戦ではスーパーボレーを披露。あまりのゴラッソに某サッカー好き芸人をして「知っとるけ!?あいつキューウェルっていうんやで!」と名前を間違えさせてしまった。今大会で代表は終わりだが、男ケーヒルここにありというのは示せたのではないだろうか。現在はアメリカにいるようだが、是非Jリーグでも見たい選手。鳥栖で豊田とツインタワーとか蹂躙できる気がする。また、甲府で盛田の同僚になってラーメン道を学び、オーストラリアでラーメンの伝道師となる道もあるだろう。カモン、ケーヒル!




■コートジボワール
意外とへぼかったアフリカ代表。日本戦はドログバが出てくるまではえっちらおっちらサッカーをやり、調子の悪い日本をほとんど崩せなかった。ビルドアップの仕組みもなんだかぎこちなく、日本のプレスがイマイチだったからボールを運べたものの、どうにもあな、という。最終的には特殊兵器ドログバの投入で力技で日本相手には勝ち切ったが、2戦目のコロンビア相手には普通に負け、ギリシャにはサマラスに沈められるという屈辱。目に止まったのはウイングの守備力のなさで、カルーとジェルビーニョは基本的に行ってこいでしかなく、そのあおりを食って、チーム内の最強戦力であるヤヤ・トゥーレが尻拭いをしなければならない場面が多々あり、それはチームとしていいのかという。また、肝心のヤヤ・トゥーレも「誕生日祝ってくれない」「お前らのせいで弟の見舞いに行けなかった」「早く結婚したらどうだ」などブラジルの地からなぜかマンチェスター・シティを遠隔無属性攻撃。プレーに集中しきれていない感もあり、ドログバの兄貴の鉄拳制裁が必要だったのではないだろうか。個人能力は高かったが、それをチームとして生かし切れなかった。チーム一丸となってタスクを遂行したギリシャとは戦力面で雲泥の差があったが、勝敗と敗退はそこらへんの差があったのだろう。


・chinkodekakatta ディディエ・ドログバ
存在感が違うこの男はやはりでかかった。日本戦では途中出場ながらも「ドログバだ・・・」「ドログバが来た!」「ドログバだ逃げろー!」とプチ災厄扱いされるほどの圧倒的存在。プレーでもそこから逆転劇を演出し、違いを見せつけた。Twitterで漫画家の平野耕太氏が、「ツイッターのトレンドワードが「ドログバ」じゃなくて、「ドログバさん」で上位に来てる時点で、日本全土が畏怖してる」とツイートしているが、まさに日本ではドログバさんになっており、もしドログバが日本に来たら、2万人くらいの町だったら即時降伏を選択するところも多いのではないか。ただ、その一方で人口900人の中津江村はカメルーンとの同盟があるので徹底抗戦を選んだという話も。まあとりあえず存在感は見せたのでよいのではないだろうか。ただ、この男が一度も決勝トーナメントに出れなかったってのも全く残酷な話である。




■日本
ややややや、やってしまった!「自分たちのサッカー」という出典不明の標語を掲げて臨んだが、結果は見事な爆死となってしまった。原因としては、まずは主力選手の不調。本田はかなりフィジカルが厳しい状態で、香川は自信喪失、長谷部は怪我上がり、遠藤は衰えという具合でセンターラインが整わず。また、対戦相手もそれなりに研究してきており、本田に入るところを潰す、外は捨てて中締めてればそうそうはやられない、フィジカルが弱いので強く当たる、という対策を打ってきた。そんな状態で俺たちのパスサッカーが炸裂することはなく、「点は取られるけど取り返す」チームから「点は取られるし、点は取れないし、取られ放題」のチームになってしまった。もちろん、個人能力の差は言うまでもない。結局「自分たちのサッカー」には相手がいるということを忘れてしまっていた。サッカーは相対的なもので、相手の力量によっては常に自分たちのサッカーをやれるわけではない。そうなったときにどうするかという手段を用意しておかなかったのは痛恨だった。直前の親善試合の結果やコンフェデでイタリアと殴り合ったことで、監督、選手ともに世界との距離を見誤ってしまったようにも見え、手痛いレッスンを喰らう羽目に陥った。盲目はこの世界では常に罰を受けるのだ。結局一番平静だったのが、ヨーロッパ経験の浅い大久保と実は一番修羅場をくぐっている内田だったというのは興味深い。ただ、普通に相手が対策をしてきて普通に負けたので、ここがスタートラインとも言える。選手たちは頑張った。でも足りなかった。そんな普通の認識が今回のW杯の収穫でもある。いけると思ってただけに失望も大きいだろうが、しばらく休んで次の一歩を踏み出してほしい。おつかれさまでした。


・chinkodekakatta 内田篤人
今回一番自然体で臨めていた我らがうっちー。普段チャンピオンズリーグやドイツで反則ウインガーとやり合ってるせいか、対人でもほとんど遅れをとることはなく、驚異的なカバーリングでピンチを救ってみたりもした。また、攻撃面でも手詰まりになることが多かったので、紅蓮ジョンソンばりの炎のオーバーラップから決定機を演出するなど、獅子奮迅の活躍だった。W杯の感想でも「普通のサッカーだった。11人対11人でボールは一つ。」と強心臓を披露。代表引退なんて話も出てるが、今引退されたら両サイドが酒井地獄と長友のフィジカルマシーンになってしまうので、もうちょっと待ってくれ。次期キャプテンでもいいと思っているんだから、少し休んだらまた頼むぜ。そして、相変わらずとってもかわいかったです(はあと)


・chinkoshobokatta ザッケローニ監督
まず、4年間監督をして、アジアカップ制覇、W杯出場を勝ち取ったのはザックの功績である。また、震災にも関わらず監督を続けてくれたことには感謝の念しかない。ありがとう。ただ、それとW杯での仕事の評価はまた別の話。率直に言って、最高の出来ではなかった。まずは自身の戦術を貫徹できなかったこと。「3-4-3」が代名詞につくように、プレッシングと縦への早いサッカーが得意でありながら、結局は主力選手たちの望む遅攻メインのサッカーとなってしまった。自身の戦術に選手が反発するのなら、その選手を外すという方法もあったはずだが、情の人ザックはそれをできず、妥協した。パスサッカーにザックの引き出しはない。寿司職人にカレー作らせるようなものである。また、うまくいかなかったときのために、長身FWやハードに働けるMFなどの戦術的な幅を用意しておくべきだと思っていたが、その手当てもなかった。結果、調子の悪い本田、香川、長谷部との心中という選択肢しか残されていなかった。そして、彼らのメンタルコントロールも適切な状態だったとは言いがたかった。もちろん、選手の個人能力が足りなかったことは明らかなので、監督がすべて責任を負うものでもない。ただ、絶望的な戦力でもなかったので、戦いようによっては、結果はともかくとしてもうちょっと希望の持てるサッカーができたのではないか、と思わずにいられない。妥協を繰り返してどっちつかずになってしまったのが、ザックにとっても選手にとっても不幸だった。ただ、コンフェデ、東欧遠征で空中分解しかけていたチームをまがりなりにもまとめたのはザックの力。楽しい4年間だった。本当にお疲れ様でした。でも、もっと怒ったり、鉄拳制裁してもよかったと思うよ。(以上の文章は「主力を使え」という協会・スポンサーの圧力がなかったという仮定に基づいてのものになります。圧力があった場合には別の文章になります)




■イタリア
やややややややややややってしまった!!やってしまったのである!名将プランデッリの下、意気揚々と乗り込み、最初のイングランド相手に快勝したはいいが、コスタリカに敗北したのが分岐点。ダブルゲームメーカーの片割れデ・ロッシを失い、最終戦では不可解な判定でイケメンマルキジオが退場になり、最後はスアレスに噛みつかれて終わった。あいつの歯には毒がある。盤石のイングランド戦を見ると、どうしてこうなったという感じなのだが、それが短期決戦の怖いところでもある。けっこう安定感のある面白いサッカーしてたと思うんだけどなあ。デ・ロッシとピルロが交互にボールさばきに出てくるシステムは真綿で相手の首を絞めるみたいでおもしろかった。グループリーグで敗退したチームの中で最も理不尽な感じかもしれない。さて、この敗退を受けてプランデッリ監督は辞任を表明。新時代の幕開けとなる。ピルロ、ブッフォンなどの重鎮はこれで終わりだろうが、幸いにもヴェラッティやインモービレ、ダルミアンなどの若手もいる。バロテッリの再教育も含めて、新しい監督の下で再出発となるだろう。できればもっとピルロのダンスとブッフォンの国歌斉唱を見たかったものだが。あと地味にカッサーノがほとんどよいところがなかったのは悲しかった。って思ってたら、まだピルロもブッフォンもわかんないのね。次のユーロくらいまではやって欲しいなー。


・chinkodekakatta ガブリエル・パレッタ
1戦目に先発して、衝撃の頭髪を披露してくれたパレッタ。彼については強い哀惜の念を持つ。これだけ男性ホルモン強かったら、きっとでかいだろう。というわけで、以下にイタリア語ができる友人にイタリア語のニュースサイト? の文章を訳してもらったものをここに載せておくこととする(訳は後半部分らしい)

「髪を切ってくれ。イタリア人はハゲに対して悪いイメージはもってないから、切ってくれ。むしろ、髪を失うことを受け入れないことが男として最悪なんだ。 難しいことだというのはわかっている。それに、不平等なことだというのもわかってる。ある人はハゲになり、ある人はそうならないなんて。髪の細胞は、30歳を過ぎると、死んでしまうらしい。髪がふさふさのサッカー選手の多くは、髪をぞんざいに扱って、頭上で馬鹿げたことをしでかしている。バロテッリを見てごらん。何キロものジェルと、何リットルもの油を使って、髪をべとべとにしている。それから、下を剃って上を長くするツーブロックにして、トサカを立てるなんていうことも。でも、パレッタよ、君はむしろ頭のてっぺんはゼロで、下が長い。これは、非常に見苦しい光景だ。ヨーロッパリーグからのパルマの排除の背後には、君の髪型があると言うやつはいないかい?ブラジルでFIFAの人たちも、君の髪型について、頑なに拒否する人もいるかもしれない。お願いだから、できる限りのことはしてくれ。ボヌッチかキエッリーニに、いいバリカンを訊いて、剃ってくれ。」




■イングランド
This is ホジソン。以上である。若手を大量に招集して、攻撃サッカーやる気まんまんだったのだが、我らがホジソンソンはうまく使うことができず。「ピルロ対策は万全」と考えうるかぎり最高のフラグを立てたイタリア戦では普通にパスを捌かれていた。そして、イタリアに脅威を与えていたスターリングをなぜか途中からサイドにおいてクロスマシーンに仕立て上げるなど、交代すればするほどぐちゃぐちゃになっていくというホジソンマジックを披露。ルーニーのポジションはいくつかわったのだろうか。そして、当然のように負けた。続いてのウルグアイ戦では、復活してきたスアレスにずたずたにされて終戦。相手も強かったとは言え、2戦で終わってしまったとはサッカー大国としては悲しい話である。おまけに3戦目も勝てなかったので、未勝利。結局、ホジソンに攻撃サッカーなどできるはずもなく、スタリッジ、ルーニー、スターリング、ウェルベックを並べた攻撃陣はあまりにもカオスで、オフェンスのメリットよりも守備面でのデメリットのほうが大きかった。そして、今日テレビで見たのだが、W杯出場監督年俸ランキングというのがあり、1位がカペッロで11億円もらっていたのだが、2位がなんとホジソンソンで5億円ももらっているという。イングランドの人たちは、空港で何かを投げる権利があると思う。ホジソンソンソンは続ける気まんまんなのが、この年俸でよくわかった。ともかく英国サッカー協会がすべきことは、ホジソンを解任して外国人監督でもなんでもいいから有能な監督をつけることである。違約金?まだわからないのか、手遅れになっても知らんぞーーーーーー!!!


・chinkoshobokatta ウェイン・ルーニー
W杯初得点は記録したものの、その本来の力はついぞ見せられなかった。ポジションが何度も変わったこともあるし、連携もうまくいってなかったのだが、そこをなんとかするのがエースの宿命。ただ、今大会キレを見せることはほとんどなく、戦ってはいたがスーパーではなかった。結局、大舞台では輝けないというレッテルも貼られたまま。なんかここ2、3年思ってるのだが、デビューが早かったので、もしかして衰えるのも早かったりするのだろうか? 点はとるものの、スーパールーニーを見ることが少なくなってきている。まあそんなの俺の懸念でしかないのだが、これで枯れていくにはまだ早すぎる。髪の毛はどんどん枯れていってるが増毛で持ち直した。プレーのほうもこの白い薬で増毛を・・・というのはまずいので、ファン・ハールの元で鍛えなおしてもらうとよい。「お前、サイドな」って言われて喧嘩しそうだけど。その場合は拳で決着をつけろ!!野生を取り戻すのだ!!



次もやるよー!part2はこちら!