7月の第5回東長援会 講演者決定【岩手県陸前高田市 三井俊介さん】 | 東北を緩やかに長期的に応援する会
お待たせしました。
第5回東長援会で講演していただく方が決定いたしました。

三井俊介さん
Blog: 『生まれゆく光の中で ~「今」を大切に生きる~

茨城県出身の24歳で、大学卒業後すぐに社会起業を志し、
岩手県陸前高田市広田町に移住し活動されている方です。

三井さんにお声掛けしたのには「被災地の今を反映する生の声を聞きたい」という
当会のポリシーはもちろんですが、いくつかの具体的な理由があります。

■今、被災地に活力を吹き込む人材とは??

ご存知の方も多いと思いますが、私は被災地である岩手県釜石市出身です。
ここ最近、東長援会での活動を通じて実感するのは、
被災地出身者が地元で何かやろうとすると、
ものすごい「しがらみ」が障害になるという現実です。

地縁血縁知り合い親戚が複雑に絡み合い、
何をやろうにも「あ っちを立てればこっちが立たない」状態を経験している
方が多いのです。

当たり前のことですが、「外部からきた人」には、
最初に「被災地に受け入れられる」という関門はありますが(笑)、
しがらみはありません。

そしてしがらみがないからこそ、
見えてくる「被災地の現状」「被災地の将来」があるのではないでしょうか。

そのようなわけで、三井さんを始めとした外部からきた人の活動が、
被災地に活力を吹き込み、被災地の未来を創る鍵となるのではないかと考え、
三井さんにお声掛けした次第です。

■「社会起業」という選択肢への関心

日本においては、支援=手弁当での奉仕というイメージが一般的ですが、
欧米を始めとした社会貢献活動が普及している国々では、
支援を仕事で行うスタイルの方が一般的です。

それは手弁当で趣味的にやる活動に比べて、支援の幅・規模が広がりやすい、
長期的に活動を継続できる、優れたアイディアを持った人材が集まる
などの利点があるからではないかと思います。

私たちは、日本ではまだまだ普及していないこのスタイル=社会起業こそが、
復興に向けての大きな力になると考えています。

しかし「社会起業」については、概念はともかくとして、
具体的には知らない部分が多々あります。

そこで社会起業を目指すとは、どのようなことなのかを、
実際に取り組まれているご本人に聞いてみたいと思います。

また、三井さんの様に大学新卒で社会起業をされている方の
お話を聞ける機会は滅多にありませんので
我々社会人の他、三井さんと同世代である
学生さんにもご参加頂けると嬉しいです。

7月8日(日)の19時から、2時間半を
予定しておりますので。

会場は新宿三丁目となります。
ぜひ予定を空けておいて頂ければと思います。

詳細は決定し次第、随時お送りいたします。

======= 【 講演者の自己紹介 】 ==========

三井 俊介 (Shunsuke Mitsui)

1988年12月23日生まれ。新社会人、被災地である
岩手県陸前高田市広田町に移住してのフリーでの活動スタート。
先行きまだまだ不透明です。

学生時代は「国際協力×サッカー」を行う学生団体WorldFutを設立、運営。
国内外でチャリティフットサル大会を計12回、
延べ2500人以上の方々にご参加頂き、その収益金でカンボジアに
グラウンド建設などの支援を行いました。

震災後は復興支援団体SETを設立し、同町にて活動を進めてきました。
「休学のススメ」「ミツメル?若者の東日本大震災支援活動?」という2冊の
電子書籍を企画、執筆、販売を行いました。
まだまだこれからおもろいこと仕掛けていきます!

Blog: 『生まれゆく光の中で ~「今」を大切に生きる~

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