久しぶりに昨日から
断食をはじめ
なんとなく日常が
隠遁生活風になりつつある状況。
そんなことだから
パートナーからは
「つまんない！」
と呆れられてしまい
「まあたった一週間だから」
となだめざるを得ない
自称「破戒僧」の竜二です。
人生の中で何度も繰り返される失敗や
人間関係上での癖みたいなものが誰にでもある。
子供のころ、よく失敗を繰り返せば
「犬じゃないんだから！ちゃんと考えろ！」とか
「犬ですら同じことを何度も間違えないぞ！」
なんて目上の人から言われたりして
そのたびに深く反省したり
しなかったり、
自己嫌悪に陥ったり
陥らなかったり、
まあ、いろいろと葛藤したものだ。
だから
自分の至らないところがあれば
それを修正していくことで
人というものは
成長していくものなのだろうなぁ
なんて風には
思っていた。
たとえば
自分のことを例に挙げてみると
人前で話すのが苦手で
すぐに緊張してしまうという癖があった。
なぜそうなったのか？
その原因を探ると
NLPや心理学を学ぶ過程で
自分には
「これこれこういったエピソードがあったから、
それが心の傷となって
こういう反応をしてしまう癖として
定着してしまった」
なんて風に
ある出来事を原因にして
何度もそれに向き合うことをやってきた。
そういったことを何度も題材にして
「向き合う」ことによって
それを克服し
なんとか人前で
「普通のレベル」で
話せるようになった。
なんて思っていた。
講師をやっているころは
この〇〇で私は克服することができた
なんて思っていたし
そういう表現もしてきた。
だけど本音のところでは
NLPや各種心理療法や
TFTやEFTや
ヒーリングや
各種儀式や
修行や
瞑想など
いろんなことをやってきたから
何が効果があったか？
なんてことは
いまではわからなくなっているけど。
それらをじっくりと振り返ってみると
どれも効果があり
そして
どれも決定的な効果はなかった
ようにも思える。
その過程で行われていたのは
いろんな角度から
いろんなアプローチで
向き合う経験をしてきたという事実。
どの手法が効果的かなんてことではなく
最も効果的だったのは
向き合うことをつづけることができたということだ。
飽きっぽい性格だから
これが唯一の効果的な方法だ！
なんてことを何度も何度も続けることはできない。
何度もやって効果が感じられなければ
このやり方は、自分には効果がないんじゃないか？
なんて感じてやめてしまい。
あの〇〇療法は、あまり効果がないのか？
または自分には合わないのか？
なんて風に決めつけをして
次の新しい何かを
試していく
なんてことをしていたようにも思える。
そういった経験があるからこそ
その経験を経て持つに至った感覚や
考え方や価値観を正当化しようとしたのか
どうだかはわからないけど
治療の臨床データを基にした研究などを
調べるようになると
なるほど
そういった研究データ※に出会うものだ。
「真実」というものは
真剣に探そうとすれば
必ず見つかる。
ただそうやって得た「真実」は
残念ながら
「順調に」意識が成長して
意識レベルが上がっていけば
やがて真実ではなくなるのが世の常だ。
真実が真実であり続けるのは
実は意識のレベルが変わらず停滞している
という残念な事実には
なかなか気づけないものだ。
真実を持つということは
進歩できていないということ。
でもそんなことに気づいてしまったなら
「根拠のある自信」が
根底から揺るがされてしまうものだから
気づけないでいるということは
それはしかたないことだともいえる。
とはいえ
いままで感じていたことが
研究データとして数値化されているということも事実。
それらの研究からわかることは
効果的なセッション手法が存在するのではなく
セッションを受けたことによって
日常生活における出来事に対する観方に
何れかの影響を及ぼし
その「状態」で日常生活を過ごしていると
自然に変容していく
ということがわかってくるのだ。
あることをきっかけに
出来事に対する観方や
意味づけの仕方が
変わり
その状態で日常を過ごすこと。
結論から言うと
それがもっとも効果を発揮する。
人によって
観方や
意味づけの仕方が変わるきっかけとなる「刺激」は
・新しいマインド（考え）を知ること
であったり
・すでに解放を経験している人と関係をもつ
ことであったり
・ハートを開花させる
ような何かをしたり
意識レベルや五感の優位性や
腸内環境や内臓の具合など
いろんな影響によって
ひとそれぞれ違ってくるけど。
なんとなく
そういうことが
肌感覚で分かってくると
いろんな価値観の違いに対して
とても寛容になっている
自分に気づき
条件付けをしなくなって
とても楽になって
人生を謳歌しはじめるように
なるんじゃないかなぁ～と思う
今日この頃。
今回も長い記事になりましたが
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
今日もさらに可能性が広がる一日を創造しましょう。
文中※印：
心理療法の治療外要因（Lambertの研究1992）
心理療法の治療効果要因調査（バリーLダンカン2010）など
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