医者の生活指導に疑問 | レイノー病を治す(ETS手術)

医者の生活指導に疑問

レイノー病 (原発性レイノー症候群)と
診断された方は医者から生活指導で
こんな事言われなかったですか?

・寒冷に身を置くな
・手足を温めたら良い
・手袋をしたらいい
・夏は痙攣おきない
・セーターを着ろ
・温かい食事をとれば温まる
・風呂に入ったら手足が温まる
・運動したら手足が温まる

以上のような事を言われたと思います。



これを冷静に考えたらわかるんですけど、
現実的に不可能だったり、
あまり意味がない事だとわかりますか?


・寒冷に身を置くな
↑夏でも冷房があるから無理だし、
冬は外に出たらアウトである。

・手足を温めたら良い
↑エアコンで暖房入れたぐらいでは
体は温かくても、手足が冷たい。
手足を24時間ヒーターとかにあたってるわけにもいかないし
ホッカイロを握ってても、仕事でペンを持ったり
パソコンを使用するので、ホッカイロを肌身離さずは無理

・手袋をしたらいい
↑手袋をしたら外の寒気は防げるが
すでに手袋の中で手が痙攣を起こしており冷たい。
手袋が邪魔で仕事をする上で
作業効率が落ちて話にならない。
どうせ痙攣が起きるならば、手袋しないほうがマシである。

・夏は痙攣おきない
↑真夏の暑い気温でも、体は熱くても手足は冷たい。
夏でも手足の痙攣がおきる。
冬よりは緩和されるだけである。

・セーターを着ろ
↑セーターを着たら体は温かいが
手足は冷たく意味がない。

・温かい食事をとれば温まる
↑食べた直後は体や手足も温かくなるが
すぐに手足は冷たくなる。

・風呂に入ったら手足が温まる
↑風呂に入ってる時は、手足が温かいが
すぐに手足が冷たくなる。

・運動したら手足が温まる
↑運動するだけで、手足が痺れて痛くてたまらない。
手足は温まるどころか血の気が引いて冷たくなる。


24時間、風呂に入ったり食事をとるわけにはいかないですよね。
現実的には不可能であり、痙攣を防ぎきれないんですよね。
1回でも痙攣がおきて手足が冷たくなれば
そう簡単には復活しませんよ。
何時間もかかって、やっと手足が温かくなってきたと思ったら
また痙攣がおきて何時間も痺れてというのが続きます。


私は以上の事を総合的に考えて
医者の言うような生活指導などの小細工では意味がなく、
根本的に体質が変わらないと
痙攣を抑える事はできないと判断しました。


普通の常温でも手足の痙攣が起きるので

どうやっても痙攣が止まらないわけです。


気温が常温では痙攣が起きない体質づくりが

できるかどうかが重要になります。

その為に、星状神経節ブロック を300回以上行い、
手足の温度も上がり、かなり体質改善されました。

↑参考 神経ブロックはなぜ効くのか?


神経ブロックというのは血流改善には効果があります。
しかし、私の根本的な痙攣の起きやすさというのは
だいぶ改善されましたが、完治はしませんでした。
局所麻酔が効いてる間は、痙攣を完全に抑えられますが、

麻酔が切れたら、痙攣を抑えきれません。


ですので、調子がいいと手足の温度は30℃以上ありますが
痙攣が起きると、簡単に25℃を下回り、
日によっては20℃を下回る事もありました。
派生させた血管が痙攣によって消し飛んで
元の悪い状態に戻るのを繰り返していました。



もうこれはダメだと思い
胸部交感神経節切除(ETS) を受けました。



医者の言う、夏は痙攣が起きないというのは単なる妄想です。
普通のレイノー病の人はそうかもしれませんが、
私は夏でも容赦なく痙攣が起きていました。
考えたらわかりますけど、
夏でも交感神経が亢進すれば手足は冷たくなりますよ。

教科書にはレイノー病 は夏には出ないと書いてるのを
医者は鵜呑みにして言ってるんでしょうね。

そういう医者に、夏も手足が冷たくなり痺れると説明しても
全く信じてもらえず、苦労したのを覚えています。
投薬治療で改善しなかった時に、医者に疑われ
喫煙した事すらないのに喫煙してるはずと
イチャモンを付けられた事もありますよ。

嘘をついてると医者に疑われたので
「俺が嘘ついて、何か得する事があるのか?」
と私は言いましたけどね(゙ `-´)/



全てのレイノー病をひとくくりにしてはいけないと思います。
多汗症 にもグレードがあるように

レイノー病にもグレードがあるわけですよ。

軽症、中程度、重症のような曖昧な区別ですけどね。

夏に痙攣が全く起きないのならば

軽症のレイノー病だとは思いますが、

夏だろうが冬だろうが24時間オールシーズンで

手足が痙攣を起こしていると、かなり重症だと思います。