第14回 初心者・初級者のために(その1) | 知っておきたい麻雀戦術

知っておきたい麻雀戦術

フリーで麻雀は普通にできるけれども、なかなか勝ちきれない人に、
リアル麻雀で勝ち切るための技術紹介をするブログ…のはずだったのですが、
最高位戦のプロになって、プロ活動の話ばっかりになってます。
2019年からは天鳳(ネット麻雀)の話も多くなる?予定です。

おはようございます。

このブログは中級者以上対象なのですが、
このブログが役に立つレベル=フリーで普通に打てるレベル
には達していなくて、そこを目指している人もいると思います。

そういう人に何もヒントが無いのも不親切なので、
初級者向けに、どんな風に麻雀を覚えていけばいいかを
メモしておきたいと思います。


麻雀ってどんなゲーム?というレベルからの話なので、
いつもの読者にはつまらない内容ですから、
このテーマの時はとばして下さい。

友達に麻雀を教えたいという人はぜひ参考にして下さい。


――― ここから本題 ―――


麻雀は一般的には4人でするゲームで、
大きく分けて半荘戦・東風戦の2種類があります。

3人でする麻雀をサンマと言いますが、
関東以北ではあまり一般的ではなく、
仲間うちでどうしても人数が足らない時とか、
メンバーが1人遅れてくる時の時間つぶしでやるのが普通です。

4人で親を2回ずつ順番にやって、
2周したらゲームセットが半荘戦(東南戦)、
親を1回ずつで1周しかやらないのが東風戦です。


単純計算では半荘戦は東風戦の倍の時間がかかります。
しかし、東風戦の方が勝負が早くつくので、
せっかちな人が好む傾向にあります。
そこで、ルールも早めに決着がつきやすいように
調整されるのが普通です。
だから、実際にかかる時間を計測したら、
半荘戦の半分以下だと思います。

初心者の方が慣れるまでは半荘戦の方がいいと思います。
(教わる相手も、
最初から東風戦を勧めてくる人より、
ゆっくり半荘戦で教えてくれるような人を選ぶのが
おススメです。)


半荘戦を速い人だけでやると20~30分、
普通の人で30~40分、
遅めの人で40~50分くらいかかります。

初心者主体に進めると、
最初は1時間から1時間半くらいかかりますが、
半荘5~10回くらいで
遅めの人くらいのペース(45分位)にはすぐなれますので、
そんなに心配はしなくても大丈夫です。


どうですか?そこそこ時間のかかるゲームですよね。
でも、東風戦ならこの半分以下でできますし、
サンマならもっと早いルールもあります。

その人の時間感覚に合った麻雀店が必ずありますから、
まだの人はぜひ覚えてみて下さい。


Let’s 麻雀 !!


…と、その前にルールを覚えなくてはいけませんね。

でも、麻雀のルールは本やネットを見ても、
何から覚えればいいか、なかなか難しいと思います。

やっぱり最初は誰かに教わるのがいいと思います。


おススメなのは、手牌を全部オープンした状態で、
ゲームをやってみることです。

本当は他の3人が何を持っているのかわからない、
お互いに隠した状態でやるのが面白いのですが、
初心者が最初からそれをやると、
どうしたらいいのかわからないと思います。

上級者でなくても、
ルールが分かっている人に1人協力してもらって、
ゲームの進め方を教えてもらいましょう。

私の経験上、1局では不十分です。
本当は1半荘と言いたいところですが、
東風戦形式で、つまり1周だけでもいいので、
なんとか協力してもらってください。

全部説明しながらやると、1周するだけで1時間かかります。
多分そのくらいが教える方も限界でしょう。

なんたって、自分も麻雀好きで、
普通にやりたくてしょうがないでしょうから。


だから、このパターンは教える人1人-初心者3人か、
2人-2人の時しかできないでしょうね。

てなわけで、もし麻雀を覚えたかったら、
最低もう一人覚えたい人を探してきて、
一緒に覚えるのがいいと思います。


最初にそうしてもらえたら、進め方は普通に分かると思います。
あと2~3半荘は、できれば後ろに誰かついてもらって、
やりながら教えてもらって下さい。


ここまでで、とりあえず麻雀は楽しめるようになります。


その後、家に帰ったら、本かネットで探して、
全ての役を覚えてしまいましょう。

役満は別にして、他の役の半分以上は見たはずですし、
1度でもゲームをしたら、理解度が全然違うはずです。

次回以降は覚えた役をあがれるように頑張ってみて下さい。


そこまで覚えたら、もう初心者ではありません。
立派な麻雀プレイヤーです。

ただ、これだけではフリー麻雀(1人で行ってもいつでも打てる店)に行くのはちょっと早いです。


もうちょっと覚えたほうがいいことが
いくつかあるので、それはまたの機会に。

それではまた。



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