◆母から許可という宝物を貰っていた | しなやか自分軸で関係を築ける人になる!

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しなやかな自分軸で大人の対話力を向上します。大人の対話力が子どもに波及し共に育ち合う世の中になりますように。

前回からの記事です。

◆わーい、自由だ^^

◆人に喜ばれる生き方をすると良い人生が送れる?!

◆生き方死に方は自分で決められる意思を持ちたい


◆母から許可という宝物を貰っていた

海


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もう少し好きなことをすれば良かった
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母の余命3ヶ月は8ヶ月に延び自宅で看取った



肺がんなのに息苦しさがなかった
痛みもなく手の痺れだけだった



母とは母の過去の思い出話をいっぱいした
何もないマイナスの状態から
ここまで来るのは大変だったと言っていた



母の母は45歳で胃ガンで亡くなっているので
65歳の自分は充分生きたと言っていた





でも一言

「もう少し好きなことをしてもよかった
 人のことを氣にしすぎた
 みこは私のしたかったことをしている
 あんたはいいな」



どうもこれが氣にかかるのだ。





以前母から「失敗するかもしれないのにどうしてするの?」と尋ねられて「失敗しないと分からないこともある」と言っていた。




その中の一つに看護大学に受験してみたことがある。定時制の分際で受験勉強なんてさほどしていないのに受けたのだ。落ちることは目に見えていたけれど、挑戦せずにそのまま進むと後悔が残ると考えた。自分がそのレベルの勉強はしていないことを自分自身に納得して現状を把握し納得するためだった。



看護学校時代には
母と一緒に旅行した
北海道旅行をプレゼントした

一人で高校から看護学校、
大学も通い始めた
一人で海外旅行にも行った




母が父との学歴の差を氣にしていて父に「頭が良くても。。。。」と色々愚痴っていたのが子ども心にイヤだった。「そんなに言うなら行けばいいのに」と心に思っていて、そのまま自分に当てはめた。





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母から許可という宝物を貰っていた
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母は宗教の教えで、子どもが15歳までは親のさんげ(責任)で16歳からは子ども自身のさんげ(責任)だと私に教えていた。




それはそのまま私への許可となっていた。

=あなたは16歳になれば何でもできるんだよ。
自分で働いたお金は自由に使っていいんだよ=





私は母のお蔭で
人生を切り開く勇気を貰っていたのだ。






親が不甲斐ないから子どもは大変なんだ!などと偉そうなことを思っていた。




違う。。。(^^;





でもこのことは母も父も亡くなってしばらく経って、子育てがしんどい時に自分の過去を五感を使って回想して氣付いた。だから自分の魅力が沢山詰まった過去を掘り下げるワークをそのうち開催したい。





これを親が生きているうちにしていたらと悔やまれた。私は母にも父にも宗教のせいでお金がないことで恨んでいた。きっとそっけない態度をとっていただろうと思うと後悔が残る。
あの時、もっと話しておけば良かった。。。。。



だから身近な人とは対話できるスキルも知っていたほうがいいと思う。



続く