1-10 これが青春(鯨)
超税理士物語 目次
1-1 はじまりの言葉 (カズオ魂)
1-2 二人の若手税理士との出会い(鯨)
1-3 前田 (カズオ魂)
1-4 霊感!? (キャプテンだだお)
ありがとうございます。
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正直、日常生活と成績は大学受験どころの話ではなくなっていた。
高校2年のお正月から勉強を始めてみるが、勉強の仕方が思い出せないし、
2年分すっとんでるので、まったく分からないので面白いはずがない。
机に向うことが苦痛でたまらない。机に向かう!まずはそこからだ。
夜中勉強していると、友達が僕の勉強部屋の窓に小石を投げて邪魔しにくる。
一瞬、イラついたが、楽しかった・・・・友に初めて心から「ありがとう」を言えた。
でも、また、今日も勉強が出来なかった。ほんとにおバカな高校生である。
結局、本格的に勉強が出来るようになったのは3年生の秋ごろからである。
みんな、3年間きっちりがんばって希望の大学に通るのだ。
当たり前である。自分が悪い。
医学部に行きたいなんて思っていた自分が恥ずかしい。
後悔した。「後悔先に立たず」ほんとに身に染みた。
「がんばれば、どうにかなる。」
「努力するれば、どうにかなる。」
教師や大人はそう言う。
嘘だと思った。
人間、がんばらなければならない時期がある。
その時期を誤ったことによって、失うものがある。
その失ったものを取り戻すことができないこともあることがわかった。
仮に80年生きたとして、この2年間はたった40分の1にすぎないけど、
一生をかけても取り戻せないものもある。
今でも後悔している。
でも、得たものある。だから、今後の人生にそれを活かして、
後悔を背負い生きるしかない。
18歳そう、心に刻み込んだ。
そして、なんとか、かんとか第三志望の大学に引っかかった。
それでも、うれしかった。
浪人する勇気はなかった。
ほっとした、首の皮一枚繋がった。
この首の皮一枚という経験をその後も何回もするのだが・・・。
この町を出て、人生を変えられる。そう思った。
そんなときある税理士と出会う。 <鯨>
ありがとうございます。
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