『アンナ・カレーニナ』次元の壁の存在を感じませんか? | レ・ミゼラブル貧乏

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アンナ・カレーニナファンの方ごめんなさい。
m(_ _)m


アンナ&アレクシス・ヴロンスキー以外の多くの役の。
大袈裟・派手・コケティッシュ・一部滑稽・芸達者・あるいは強かな押しの強い濃い演技。
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  【 次 元 の 壁 】
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直球・シンプル・シリアス・想定内のさっぱりとした演技。
      
に。
ええっと・・。
異質さというか、
不調和の薫りをかいでしまうのは自分だけでしょうか?そうですか。

・・例えばアンナが出ないシーンの後に、
アンナ&ヴロンスキーさんのシーンがあった場合。
とりあえずすぐには入りこめない・・というか。
違うモノを観ているというか。
お芝居の中で、劇中劇が進行しているような気分に。
(社交界の面々が、二人の新生活を覗く演出などはあまりにもソノママ・・。)

・・例えばアンナのお兄さまが恋の歌を歌う場面。
後ろの店員さんの仰々しい動きと、
アンナの雰囲気はちょっと馴染んでないというか・・。

かと言って、その違いを対立させて表現しよう、
・・という演出でもないでしょうし。

....orz

ま、お二人が『お歌を歌って』しまえば、
とても手っ取り早く『入れる』んですけれども。


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