池波正太郎の小説『鬼平犯科帳』をモチーフにした『鬼平
「江戸の町並みとグルメを体験した~い」とばかりに出発したドライブ。
鬼平ファンはもちろん、鬼平を知らなくても時代劇の世界に迷い込んだように楽しめますよ~
お正月、比較的渋滞の少なそうな1月2日午後の東北自動車道。
羽生インターを過ぎ、普段は立ち寄る下り線のパサール羽生をスルーして
『鬼平江戸処』に行くためだけに、群馬県の館林I.Cで高速を降りてのUターン。
高速からしか行けないので、再び高速の入り口へ・・・。
館林I.Cからは5㎞ちょっとの道のりですが、やはり注目スポットらしく入口の500m手前から車の行列ができていました
それでも、行列してから30分かからず、14:10頃、埼玉県羽生市の『鬼平江戸処』に駐車♪
おおおお!すごい~~!
火付盗賊改方、鬼平こと長谷川平蔵が歩いた江戸の町並み、
文化・文政年間(1804~1829年)の頃、大店が並ぶ日本橋大通りを再現してあります。
小説で盗賊に押し入られた酢醤油問屋「野田屋卯兵衛」もある~~!
大店には、盗賊に押し入られた時の刀傷なども再現してあり
鬼平ファンの人なら、見るだけでも楽しめるポイントがいろいろです。
建物の中に入ると、こちらは両国広小路の屋台の連なりをイメージした
赤ちょうちんの並ぶお土産処で、東京の下町のお土産も買えます。
そして、下町の本所深川あたりを再現した食事処。
鬼平ファンにお馴染みのメニューが並ぶフードコートのある通りは、
15分ごとに、空が夕焼け、夜、朝焼けと変化します。
時刻は14:20頃。
ランチ時間は外したつもりだけど、甘かったー。
フードコートで座席をキープするのにウロウロして、
ようやく座席がキープできたら、今度は食券を買うために行列・・・・
一番人気は、やはり軍鶏鍋屋「五鉄」でした。
私も、ここのしゃも鍋の定食が食べたい~~~
と思って長い行列に並んでみたけど、まったく進む気配無し。。。
ふと、キープした座席を見ると 江戸めし「万七」に向かった同行者が
あっさりお目当ての“とろろ飯(500円)”をゲットして着席。
焦って、「五鉄」の人に確認したら、食券買うだけで一時間かかるんですって~
(時間帯によっては、一時間以上かかる事もあるそうです)
というわけで、軍鶏鍋を諦めて、、、
外のエリアにある「両国 鳥幸」で焼鳥盛り合わせを買い~
うなぎの忠八で、うなぎが30分待ちだったので、柳川丼を買い~~
出来立ての柳川丼に、和歌山産のぶどう山椒をミルで挽いてかけて・・・
着席~~~!
同伴者は、ちょうど食べ終わったところでしたが
一緒に焼鳥をつまんでもらいつつ
柳川丼(850円)、いただきま~す。
とろ~り卵が良い感じ。
どぜう(どじょう)の臭みも全くなくて、ぶどう山椒もいい香り~
ここのフードコート、実は何気にすごい!
うなぎ「忠八」は、数店舗の鰻屋を営む卸問屋『鯉平』の提供で店内で炭火焼き。
軍鶏鍋「五鉄」は、モデルと言われる人形町の玉ひでが全面協力、
蕎麦屋は神田まつや、その他、日本橋たいめいけんやなべ家などの監修するお店が並んでいます。
空いている時、また行きたいな~
食後は、屋台連の江戸スイーツをチラ見
羽生産100%の大豆とお米から造られた宝蔵時味噌を使用した「味噌ロールケーキ」と「みそエクレア」は売切れだったので、団子フィナンシェをゲット!
当時の「大江戸風流くらべ」というかわら版で、江戸甘いもの屋番付の横綱を獲得!
いまで云えば、スイーツランキング1位として紹介された
元祖くずもち、老舗の船橋屋「鬼平江戸処」限定品も買わなきゃ~
※船橋屋本店と、小麦澱粉を15か月発酵させて作る、元祖くず餅の紹介記事 ⇒ ★
一本饂飩くず餅(380円)とテイクアウトできるくず餅(380円)は
間違いない、船橋屋の味が楽しめます。
そして、鬼平江戸処のためにる作られた串くず餅(1本280円)も可愛い♪
こしあん、抹茶、あやむらさき(紫芋)の3種類の餡に白蜜がかけられています。
ぷるんぷるんのくず餅に、ちょうど良い甘さの餡なので
ぺろりと2本はいけちゃうよ~
船橋屋ファンの方、ぜひ一度、味わってみてね~^^
最近のサービスエリアやパーキングエリアは充実しているけど
ここまできたらもう、ちょっとしたテーマパークかも!!!
羽生PA「鬼平江戸処」、次回は軍鶏鍋が食べたいよ~~~
※後日、軍鶏鍋、一本うどんを食べた記事にリンク ⇒ ★
鬼平江戸処
埼玉県羽生市弥勒字五軒1686
東北自動車道 羽生PA(上)