小さな泥棒(’88)
![フランス国旗](https://emoji.ameba.jp/img/user/ck/ckenbow/87110.gif)
原案:フランソワ・トリュフォー、クロード・ド・ジヴレー
監督:クロード・ミレール
トリュフォーの遺稿シナリオをクロード・ミレールが受け継いだ
少女版 『大人は判ってくれない』
当時16歳の シャルロット・ゲンズブール めっちゃ可愛いっ。
このころは・・・・(笑)
![Untitled・・・・](https://stat.ameba.jp/user_images/20130702/15/pyscipks/87/d6/j/o0780043912596017648.jpg?caw=800)
1,950年、フランス中部の小さな町。
16歳のジャニーヌ(シャルロット・ゲンズブール)は伯父夫婦と一緒に暮らしている。
市場で商売をしている伯父は優しいが、伯母は働きのない彼女に冷たくあたるばかり。
そんなジャニーヌの唯一の慰めは、5年前に彼女を残して去ってしまった
母親からの手紙を待つことだけだった。
![Untitled・・・・](https://stat.ameba.jp/user_images/20130702/15/pyscipks/96/d0/j/o0640042112596017649.jpg?caw=800)
このころは、あどけなくて可愛らしかったのに
『アンチクライスト』 では、あんなことなってしまって・・・・
なんて思ってしまうのは私だけではないかも(笑)
ただこの作品でも、大人や社会への反発から
モノを見たらすぐ盗んでしまい、盗癖がなかなか収まらない。
学校を辞めて伯父の家も出て、メイドとして働き始めるけど
妻子のある公務員と不倫したり、同世代の男の子にも手を出したり
結構やりよる “小さな泥棒” なんです。
![Untitled・・・・](https://stat.ameba.jp/user_images/20130702/15/pyscipks/59/65/j/o0720038412596017647.jpg?caw=800)
元ネタの 『大人は判ってくれない』 で、ジャン=ピエール・レオが演じた
アントワーヌもそうであったように、家庭環境は最悪で学校もつまらない
現実になかなか向き合えず、行き場のない思いというものを
“映画” の中に逃げ込むんですよね。
暇さえあれば映画館に通い、映画の中に自分を投影する。
映画を観ている時は、何もかも忘れられる。
私もそうですけど、映画マニアにとって
映画の中で映画を観るシーンというのが、たまらなく好きなんですよね。
16歳の少女ジャニーヌの楽しみは、5年前に去った母からの手紙を待つことと、小さな盗みを繰り返すこと。しかし万引きが叔父にバレてしまい、ジャニーヌは家を飛び出す。
小さな泥棒 (HDリマスター版) [DVD]/シャルロット・ゲンズブール,ディディエ・ブザス,シモン・ド・ラ・ブロス
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