笑うが最善の打開策 | パット上達ブログ

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パットはゴルフ上達のカギ。パットの理論(世界で唯一)からパット数の減らし方、グリーン上のウンチクなど上手くなるヒントを79歳でA.S.達成した終活まっしぐらのGreenKeeperが発信します。

こう(タイトルのように)仰るのは全米プロシニア選手権(2013年)を制した井戸木鴻樹(*1)。

週刊パーゴルフ2015年NO.43から省略して引用させて頂きます。

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パットが全然入らない時がある
 一度引退を決意するまでのこともあった。1mどころか60cmも入らないスランプ。
 手は動いたのでイップスではなかった。ただ入らない。原因不明。
 ストロークに何が起きてるのかさっぱりわからず1999年には本気でゴルフを止めようと思った。

 ある時偶然中尺パターがあって何気なく使ってみたらヘッドがスムーズに動く。
 これを試合に使ったら6位フィニッシュ。何とかなると思い直した。
 
 それから(中尺を)10年以上使い、
 普通の長さの戻したときには、短い距離を訳もなく外すということは無かったが
 今でもまだショートパットには怖さを感じる。

自分にプレッシャーをかけないほうがいい
 カップインの確率を高める研究もしてきたが、シニア入りの時に心境の変化。
 もう悩むのはやめよう、面倒くさいわ。入るときは入るし、入らん時は入らん。

 そしたら不思議、良い感じにボールが転がるようになった。
 1年後にはシニアツアー初優勝。
 
 それから、もう少しバックスイングを小さくしてフォローを大きくしよう
 でも、右肩を前に出さないようにして、ヘッドを出したほうがいいな
 とやってみたらスコンスコン入る。

 なんとパットに自信が持てるほどになった。
 全米プロシニアもパットで勝てたようなもんです。
 残念ながら今はまた入らなくなりました(笑)。

笑顔でいるほうが好結果へとつながる
 パッティングの不調の連鎖から抜け出すためにやることは決まっている。

 突き詰めればフェースを打ち出しラインに合わせ、
 そのラインにボールを乗せて転がすことに集中するしかないわけだから、
 それを如何にシンプルに、リズムよく実践できるかが勝負。

 僕は、パターヘッドに入ってるフェース面に直角の線を打ち出しラインに合わせることに
 意識を集める。
 そしてパターヘッドの線をなるべくラインなりに真直ぐ動かし、
 サッと引いてサッと打つようにする。

 それで外れたらしょうがない。
 外し続ければカッカするがそうなったらもう笑うしかない。

 決してあきらめるわけではない。
 笑うのが最善の打開策なんです。
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パットでミス、それもショートパットを外すと精神的なダメージが大きいですね。
そして短いパットのミスほど悔やまれて後へ引きずられます。
笑うのが最善の打開策とはよく言ったものですね。

青木功の「しゃあんめぇ」と同じです。

また、アヤコさんの「パットは日替わり」
(今日入っても明日は入らない、今日入らなくても明日は入るの意)
と言う言葉と通じるように思います。

ミスはミスですから、如何に切り替えを早くするかと言うことですので
この一言は重いと思います。

*1:→「初のメジャー制覇」

井戸木は振り幅の靴から靴を基準距離にしています。
「靴から靴」

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