道北の炭坑廃墟(歴史旅行記第8回) | Prof_Hiroyukiの語学・検定・歴史談義

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<本記事を引用された場合、その旨を御連絡頂けると有り難いです。>

前回http://ameblo.jp/prof-hiroyuki/entry-10564743956.html の続きです。


(6)猿払村(北海道北部)までの無人地帯に大きな町が有った!
豊富温泉で石油体験をし(真っ昼間で気温も高いので早々に出てしまいましたが)、次は日曹廃墟へと向かいました。

prof_hiroyukiの語学・歴史談義-日曹廃墟1

↑本流の三叉路(郵便局局跡)。これからは「無人地帯」を走行する。


日曹の廃墟には日曹炭鉱の本拠地とも云える炭坑が有り、かつては映画館が有った程の賑わいだったそうです。閉山されると街は滅びるとはよくよく耳にしていた事ではありますが、付近は本当に何も無く、碑や看板だけが辛うじて往時を偲ばせているだけでした。「つはもの共が夢の跡」が実感出来た事は貴重でした。

prof_hiroyukiの語学・歴史談義-日曹廃墟2

日曹廃墟記念(?)碑


かつての街区を記した看板を載せておきます(下の画像)。いきなりこの様なものを目にしても、この「変わり様」では現状との比較すら困難です。

prof_hiroyukiの語学・歴史談義-日曹廃墟3

↑一時は映画館まで有った。図中の鉄道は日曹炭鉱鉄道。




その日の訪問はここまで。夜はHさんの「行きつけの店」で深夜までお世話になりました。

(天北・興浜廃線跡編http://ameblo.jp/prof-hiroyuki/entry-10566404470.html へつづく)