初対面 | ひーちゃんとほにゃのママの徒然日記

ひーちゃんとほにゃのママの徒然日記

元気な4歳のお姉ちゃんのひーちゃんと生まれつきの奇形である口唇裂をもって生まれたほにゃの成長日記。

夕方4時20分にうまれたほにゃ。

手術中、顔を見ることはできなかった。
ひーちゃんは逆子で帝王切開だったけど、生まれてすぐママの隣につれてきてもらい、写真をとってくれた。

それがあたりまえだと思ってた。
だから、無理言ってカメラを持ち込んで生まれた瞬間をとってくださいとお願いしていた。

でもそれは実現できなかった…。

生まれましたよー。と聞いた少し後、泣き声が聞こえて。つれて来てくれるかなーと期待してたんだけど、周りがバタバタし始めた。

サチュレーションが…!

ドラマで聞いたことある。
なにが起きたんだろう?大丈夫かな?
保育器につれていかれてしまった我が子…。

意識が朦朧としていて記憶が曖昧だけど、こんなこともあるんだぁ…。元気に生まれるのがあたりまえじゃないんだと思った。

院長先生が行ってしまった後、呼吸も安定してるからと、看護師さんがほにゃを連れてきてくれた。

初対面。

上唇がなくて鼻の下には唇の一部がくっついた状態で生まれてきた娘。

正直ショックだった…。
どうして??
なんで??
どうしてこうなっちゃったの?
切迫流産になっちゃったから?
無理してうごいちゃったから?
重いものとか平気平気って持っちゃったから?
頭の中はマイナスなことばかりだった。

隣にきたほにゃを見て初めての一言は

小さいねぇ〜。柔らかいね〜。

かわいいね〜とは言うことができなかった。

まだ、そのときは受け入れることなんてできなかったから。