カラダをのばすとココロがゆるむ ~ シンガポールで YOGA ヨガをしながら考えた-step support for savasana
  <1. Step Support for Pranayama>






プラーナヤーマというと、


床に座って行うものというイメージが強いかと思います。





実際に、私がはじめに学んだヨガである、クリスナマチャリヤ系のスヴァスタ・ヨガでは、


オーソドックスに、アーサナを学ぶのと平行して、


座って行うプラーナヤーマを、順番に習いました。








今、トレーニング中のアイアンガー・ヨガの考え方だと、


少々アプローチが違ってきます。





まずアーサナの実践を通じて、


身体の基礎ができてから、初めてプラーナヤーマを学ぶことができる、


とされています。





ですから、初心者は、座位から始めるのではなく、


まず、床に横になった形で、


自然呼吸の観察から始めます。





つまり、シャヴァーサナおよび、そのバリエーションですね。





この段階で、身体によけいな力や、緊張が入っていないか、


身体の歪みやバランスは大丈夫か、


自然な鼻呼吸が行えているかどうか・・・・





などを、観察するところから、


スタートするのです。





本格的な呼吸法に入る前に、


身につけるべきことが色々あるというわけですね。








この時、プロップを使わない普通のシャヴァーサナでも、


もちろん、よいのですが、


ブランケット等、プロップを使用することにより、


より良い姿勢で、呼吸が自然に深まるのを感じていくことができます。








さて、上の写真は、


プラーナヤーマのための、Step Support のセットアップの仕方です。





まず、両膝を曲げた形で、マットに腰をおろし、





坐骨はマットにつけたまま、





腰の辺りが、1番下のブランケットにのり、





肩甲骨が、2番目のプランケットに、





そして、頭が3番目のブランケットに支えられる形に、





ブランケットの高さや位置を、自分の身体にあわせて調節します。








上半身が、階段状にサポートされることで、


呼吸がどのように、影響を受けるか感じながら


自然な鼻呼吸で、ゆったりリズミカルに息をしてみます。








わたしもここ数日か、しばらく、これを続けてみます。





ある本によると、座位の呼吸法を始める前に、


3~4ヶ月は、横になったプラーナヤーマをする必要があるとか・・・・。





わたしのプラーナヤーマ実践日記は、はじまったばかり、


まだまだ続きます。