『追記2あり・第二回 540°geometric Academy inspired by海ねこさん』

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「終わりの来ない旅ならまぼろしに留まることと同じに
気付けよ星が動けばこれから起こることが分かるだろう」

○『Yellow Magus(Obscure) [2015年]』

作詞 : 荒内佑
作曲 : 荒内佑
歌唱 : cero

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今日は記念すべき『Perfume 6th Tour 2016 ｢COSMIC EXPLORER｣』のツアー初日。しかしオレは杜の都ではなく、東京にいる・・・・　お留守番組という感じか(苦笑)。

さてお忘れかもしれないが、三年前に中田ヤスタカ氏が生み出す音楽と響きを研究する『 "540°" geometric Academy』、通称名 "中田ヤスタカ研究会" を発足させた。ツアー初日に参加できない悔しさを紛らわす(?!・苦笑)というわけでもないのだが、今日は、そのAcademyの第2回公式カンファレンス(?!・笑)を実施してきた。

*今日の試聴ポイントは日陰で風通しが良くて・・・　助かった(笑顔)

今回はレギュラのオーディオ・オフ会ではなく、少数精鋭の「カンファレンス方式」で、参加者の皆さんにじっくりと音源を堪能して頂いてディスカッションする形式を採用している。

主宰はもちろん私なのだが、特任教授としてチョービギナーさんを招聘(笑)。第2回目の研究員として海ねこさんを任命することになった(笑)。

今回のカンファレンスのメンバーは、

○チョービギナーさん　・・・　特任教授
○海ねこさん　・・・　研究員
○オレ　・・・　主宰

今回の研究員の海ねこさんは聡明なお嬢さんで、音楽・音響に対する探究心が高いように感じられる。若い女性には一つのことを掘り下げていくという人は少ないように思えるが、彼女は深く追求しようとするモチベーションが感じられる。

実は彼女はこのオーディオ・オフ会を羨ましく思い、2年も前から参加したいとの希望があったようだ。

しかしその一方で、それには何か彼女の中でハードルをクリアしないといけないとも考えたようだ。それで彼女の中で "ある目標" を立て、「2年後にその目標をクリアできたら、参加したいとの趣旨を打診をする」と決めたそうなのだ。

そして、2年間の弛まぬ努力の結果・・・　今年、めでたく彼女はその目標をクリアして、全く見ず知らずのオレに勇気を振り絞り、その打診してきたというわけだ。そのエピソードと彼女の心意気に感動してしまって・・・・　心を動かされた(笑顔)。

ただし、この時期になると気温が上昇し、"純A級アンプ・改" を投入した現在では、オーディオ・システムのダウン、最悪は故障の可能性がある。ギリギリの判断だったが、彼女の心意気に応えるためにも実施することを決断したわけだ(しかし今日は気温もそれほど上がらず、南風が強めに吹いていたことが助かった)。

音楽・音響が好きな方々と響きを堪能し、ディスカッションする。いゃ・・・・　やっぱり楽しいね。これ。最近はオーディオを手がけるモチベーションはこういうところにあったりする。楽しすぎて、あっという間に時間が過ぎた(笑顔)。

共通必須カリキュラム(?!・笑)は、当然Perfumeのアルバム・『COSMIC EXPLORER』に設定し、それに対する考察から最新の中田サウンドを切り取る。そして最近の音楽のトレンドと中田サウンドを比較考察するといった感じで、ディスカッションを進めていった。

ディスカッション内容の詳細は割愛するが、チョービギナー特任教授の、

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「人々は中田サウンドを簡単にEDMとひと括りにしてしまう。しかしSTUDIO COASTでのイベントに参加したとき、他のEDMのDJと中田氏のプレイでは、同じ要素が入っていても、中田氏のほうが圧倒的な説得力があった。そういう部分に人々はもっと耳を傾けるべきだ。」

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といった趣旨のお話に、オレ自身も同様のことを感じていたことが印象的で、強いシンパシーを抱いた。

それで比較考察としてオレは、中田サウンドと同様の要素で構成されている他のEDMアーティストの音源を流し、やはりその質感の違いと中田サウンドの圧倒的な説得力についてをプレゼンテーションした。このディスカッションは非常に意義があったと思う。

またチョービギナー特任教授が提示した、山下達郎氏のLive音源は完全に "ミントコンディション"　状態で鳥肌が立った。感動したなぁ(笑顔)。FM放送のエアチェック音源であるため、音質はお世辞にも良いものとは言えない。しかしそれを完全に打ち砕くような、圧倒的なグルーヴ感が支配する音響空間。素晴らしすぎる(笑顔)。

人々は "簡単に良い音源" と言うが、こういうものこそ本質的に良い音源なのだ。それぐらい素晴らしかった。

あと最後の締めで、海ねこさんがかけたDaft Punkの「Get Lucky (featuring Pharrell Williams)」は・・・・　いつ聴いてもカッコいい。こういう楽曲・響きを生み出そうとする心意気に感動する。もうたまらない。

ご参考までに、オレが比較考察のプレゼンテーション用に提示した音源をご紹介しておくことにする。

*以上、オーディオシステム・セッティング用リファレンス

参加された皆さん、また今度、公式カンファレンスをやりましょう!!!!!

<○追記>

あっ、そうそう。このカンファレンス参加者はレポートや後日の研究論文の提出が必須ですので、コメント欄に提出してくださいね。もちろん、特任教授であっても免除はされませんので、ご了承ください(笑)。

<○追記2・pm18:50>

ご参考までに、今回のカンファレンス前の準備として交換したものをご紹介しておく。

*左側が新しいバッテリーで右側がこれまで使ってきたバッテリー。両方ともOPTIMAバッテリー『YELLOWTOP-S-4.2L/D1000S』だ

劣化したバッテリーと比較すると、しかし新バッテリーはダンピング特性が改善され、パワフルなながら、スパッと響きが消える小気味よいバスドラの響きだと思う。

要するに、耳に聴こえる低音域はスッキリさせながらも、身体の中心を貫くような凶暴な超低音域が非常に気持ち良く感じる。またあらゆる楽曲のブレーク時にも、スパッとスピーカーの振動板が止まり、響きが消える。そんな傾向だと思う。

*ドア部のウェザーストリップ

クルマは経年と共に、ドア部のウェザーストリップが劣化して気密性が低下する。そこで5月1日に新しいものと交換した。

圧倒的な遮音性によって、微小な響きも聴き取りやすくなったことと、低音域の押し出しが強くなり、迫力が増した。海ねこさんが仰っていた「バスドラの迫力が凄い」と言うのは、ドア部のウェザーストリップ交換の影響も大きいと思う。

しかしここまで響きが変化するとは想像できず、セッティングによって響きを手懐けられず(苦笑)。カンファレンスの2日前に交換するという判断が裏目に出て、荒々しさが残った響きだったことが少し残念だった。もう少し早めに交換して、セッティングに時間をかけるべきだった。反省(笑)。

COSMIC EXPLORER(完全生産限定アナログ盤) [Analog]/Pefume