ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破-★★★★- | not simple.

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(C) カラー
製作年: 2009年
製作国: 日本
日本公開: 2009年6月27日
(シネマスクエアとうきゅう ほか)
上映時間: 1時間48分
配給: クロックワークス /カラー
カラー
公式サイト
総監督・原作・脚本: 庵野秀明
監督: 摩砂雪 / 鶴巻和哉
キャラクターデザイン: 貞本義行
メカニックデザイン: 山下いくと
キャスト:緒方恵美、林原めぐみ、宮村優子、坂本真綾

汎用ヒト型決戦兵器エヴァンゲリオンに乗ることで、自ら戦うことを選んだ碇シンジ。
大きな運命を託された14歳の少年の物語は、ここから未知の領域へ突入する。
また、綾波レイと人気を二分するヒロイン、アスカがエヴァンゲリオン2号機に乗って参戦。
加えて魅惑の新ヒロインが登場する。そして、謎の生命体 “使徒”とEVAシリーズの戦いは新エヴァンゲリオンの参加で、さらに激しくエスカレートしていく。
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今年の52本目。吉祥寺バウスシアターにて7/5鑑賞。

公開2週目とか3週目に観にいったのでものすっごく混んでましたね~。
そんな状況なのにリピーターも多くてさすがエヴァ!って気持ちになりました。
スタッフ的にはガチなスタッフが固めているので安心感がありますよ。

テレビ版&前の映画版は面白いんだけど、あまりの暗さ、やりきれなさが切なすぎてもう二度と観たくないって気持ちにさせられた覚えがあります。

今回は全体的にみんな明るめ。
なんとなく未来を信じている感じが底辺にある。
ストーリーも非常に整理されています。(これはやはりテレビ版上映から10年以上立っているからが大きいんだろうなぁ~。テレビ版を知らなくても観れるようにコンテ切ったんだろうと思います)

だから綾波はみんなとご飯を食べたいって思うんだし、誰かを好きになることを知ってしまう。
大人たちもある程度大人な体裁(ミサトのテレビ版の加持とのラブホテルシーンとか、相手を好きなんだけど後ろ暗い感じが前面に出てて、自分も相手も傷つけるためにあんなことをしたとしか思えない。なので非常に暗澹とした感じが)で安心して観れました。

碇司令も迷いがあるし、大人でも迷う。
そして後悔も(彼の場合もちょびっとだけど)する。

それだけに。

本当にそれだけに、ラストの破壊力に呆然とします。

Qでは、あれかなー、カヲルとか新キャラとかいよいよ出てきたことの意味がわかるのかなぁ。
QはQuestionのQだったりしてー。
謎の提示だけってことがないように祈っています。
監督のエヴァに対する答えが知りたいな~って思います。


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